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運命が変えられた瞬間
「ふわあー…」
久しぶりに目覚ましなしで起きれたよ。
「菜美〜‼早くしないと来ちゃうわよー」
母の呼ぶ声で思い出される。
…そうだった。
柊先輩が来るんだった。
急いで制服を着て身だしなみも整える。
「お母さんおはよー」
「おはよ」
「…あれ?何で初姉もいるの?」
「イケメンが見たくてね」
わざわざそのために…。
時間がもったいない。
「菜美、ぼーっとしてるとイケメン来ちゃうわよ」
今頃気付いたけど柊先輩は我が家ではイケメンで通ってるのね…。
テレビを見ながらご飯を食べ終わったとき。
『ピーンポーン…』
と、インターホンが鳴った。
「あ、来た」
「きゃああっ!かなりのイケメン‼」
「本当だ‼」
騒ぐな騒ぐな。
よし、いつも通りにいこう。
おはようございます、って言うくらいの仲なんだから。