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MONSTER HUNTER LON : モンスターハンター ロン  作者: 小悠
第一章:ロン・グレイディ 旅立ち編
6/14

旅立ちの風

「あっ、君がこの飛行船に乗る冒険者君かい?」

そう言って、飛行船の操縦室らしき所から操縦士と思われる初老の男性が階段から降りて来た。その男は紺色のスーツを纏っていて、スーツと同じ配色の飛行帽を被り、その帽子の前立てにはハンターズギルドのものと思われる、金色の紋章が刺繍されたワッペンなどの装飾があしらわれていた。

「……やっぱちっ」


「ねえ、どうなんだい?」


「え、あ、ハイ!」

(あっぶねぇー!聞こえてなかったよなぁ?)

ロンは飛行船に気を取られていたのか反応が遅れてから、慌てた様子で操縦士にすぐさま顔を向け返事をする。

「そうか。申し遅れた、僕がこの飛行船の操縦士を務めている、ベリックと言う者です」

そう言うと、操縦士は胸ポケットから直接名刺を取り出し、こちらに名前を見せてくる。

レベリス・ベリックと明記されており、

「最高のフライトを提供するから、楽しみにしていてね。いやはやこのような飛行船に乗ってくれるなんてありがたき幸せだ。

操縦士は帽子を取り、頭を軽く下げる。

「こ、こちらこそ目的地までの移動、よろしくお願いします」


ロンはそれに応えるように、頭を背ごと深々と下げる。

「僕の事は機長って呼んでね、いや船長でもいいか…

君の好きな呼びでいいよ」


「それじゃあ…機長で」


「てか君、さっきからどこ目線行ってるの?

ん?ああ、飛行船ね。見ての通り、他の機体より目移りするぐらい場違いに小ぶりなんだよコイツ。だから客とか同業の職員とかによく小さいとか言われるんだよなぁ、君もそう思っただろ?」


「いえいえ、滅相も無いですよ(嘘だけど...)」


「そうかい?まあとりあえず狭いけどなるべくリラックスしていってよ。目的地までは相当長い旅になるから、そこら辺はご容赦願うよ」

操縦士は柔らかい表情でそう一言し、操縦室に飛行船の階段を登って戻って行った。


(ふう、危なかった...つっても良いか悪いかなんて乗ってみないと分からない!四の五の言ったって仕方ないしな)

「いざ搭乗ぅ!」


安堵で緊張が解けてから、ロンも同じ階段を登って飛行船に搭乗する。と思いきや、

「あ、いやちょっと待って」


「へ?」


「飛行船を離陸路まで移動させなきゃいけないから」


「あ、そういう事ですか…」


飛行船は離陸路まで、先首側が一対のノーズギアと船底ど真ん中に左右三対ものメインギア



飛行船は至って、ハンター試験会場に向かうために利用した小型船と内装は似ているが、天上を見ようとすると、さすがに大きすぎやしないか?と目を疑う程に球皮が膨大なガスを溜め込みパンパンに膨らんでいた。それは機体よりも遥かに大規模なほど。


「モーター異常無し、エンジン、プロペラ、尾翼、方向舵、その他各箇所の異常も見られなかったし、あと舵輪も……」

操縦士は舵を小刻みに左右に動かす。

「問題なく作動するな。特に異常はないと、あとは……」

操縦室では離陸のための準備がある程度整ったようだ。

しかしまだ確認事項があるらしく、操縦士は

操縦室のサイド窓から上半身だけ出して、辺りを散見する。


「おーい!点検済んだから、もう離陸していいかい!?」

操縦士は前方に体を傾け、肩から腕まで縦に大きく振る。


「あ、はい!ええと…」

操縦士が腕を振る方向には、またギルドの紋様が施された赤色の縦三十センチ程度の書板を手に持つ、

これまたギルド職員と思われる若い女性が書板に

目をやっていた。何かを読み終わったのかロンの乗る飛行船に目を移す。


「ギルドの申請により、ナンバー○一四四リトルブレイブの離陸、現地までの飛行を許可致します!」

遠距離だが、こちらまで行き届く程の大声で操縦士に

飛行の許可を下した。


「分かったぁ!ありがとうねぇ!」

操縦士もそれに反応するように大音声で返答する。

「さてと……今から離陸するから!適当にそこら辺の床に座ってて!」

操縦士がロンに床に座るよう促した。


「ハァイ!」

操縦士の言葉を聴いてから、

ロンはその場の床に尻をついてあぐらをかく。出発時間まで待って深くため息を吐くと、ロンはふとある事に気づく。


「…って言うかここに乗るの俺だけなんだな………」

ロンも薄々気づいていたが、冒険科に所属した新米ハンターで、ウェントマ出身者なのはロンだけなのだ。

そのぐらい冒険科に所属するハンターが少なく、世界全体でも冒険家に所属する割合はおよそ二・四パーセントで大体のハンターが冒険者にならないという事だ。

実のところ、これには明白な理由がある。

それは正直ハンターであるなら言うまでもないが、

単純に危険が伴うのだ。いやハンターなんだから危険は多少伴うだろと疑念を抱くであろうが、冒険科は世界各地に出向き各所の状況を王立古生物書士隊に報告する役職であるため、人が歩み寄らない場所や多くのモンスターが生息するエリアにも足を踏み入れないとならない。ただでさえ、ハンター自体が命の危険性のある職業なのに、わざわざそれ以上に死ぬ可能性がある

役職に就いて何になる?これがごく一般的なハンターたちの意見。それでも、ロンのように世界を知りたいという探求思考を持ってこの職に就く者もわずかであるが必ず一人や二人ぐらいはいるのだ。



「えー、ギルドの承認により飛行船ナンバー、○一四四リトルブレイブ、離陸から現地での発着までの飛行の承諾を得ました。この後機体は上空目掛け急上昇致します。足元が振動する危険性もありますので充分にご注意してくださいっ。それでは離陸致しまぁす」


操縦士は手慣れた口ぶりで操縦室から拡声器でアナウンスを一人しかいない寂しげな船内に告げる。ロンもなんで一人しかいなのにアナウンスするんだろうと不思議に思ったが、これもギルドの決まりで行っているのだろうと腑に落ちる。そして待ちに待った離陸(テイクオフ)が今始まろうとしていた。


ブゥーンン………モーターとプロペラが回転する音をロンはかすかに耳にしていた。機体後方に付いているマフラーが白煙を立たせていると、飛行船は徐々に地上からゆっくりと浮き上がり、ズンズン上空目掛けて昇っていく。何より、態勢を一度もズラさずに上昇している事に心の中で感嘆していた。


「おお、めっちゃ高くなってきた!」

あれだけ飛行船が小さいと愚痴っていたロンも

すっかり機体の事などとうに忘れたのか、純粋無垢な黒い瞳をキラキラと光らせていた。


「うわっ、雲だ!ウオォ!」

分厚い白雲を突き抜け、顔に覆い被さった腕をどかすと雄大な蒼天が目の前に広がり、続いて下に目線をやると、地上の町がまるでジオラマのように小さくなっていた。

プロペラとモーターが回転する音は聞こえるか聞こえないかのかすかな微音から、耳を打ち壊す勢いで轟音を立てていて、エンジンも先ほどより激しく振動している。故に今、飛行(フライト)が真に開始されたという合図である。


「天気は晴れ、フライトは我ながら万事良好といったところか。それにこんな良い天気久しぶりだな。思い通りに事が運ぶ」

操縦士のモチベーションも目覚ましい天気のおかげか

向上しているようで、独り言を呟いていた。

「うおお、高っけぇ!!こんなにも地上が小さく見えるなんて」

ロンもあまりの高さに気分を昂らせ、眼下の景色を

柵越しから体全体で風圧を受けながら眺める。


「あんまり身を乗り出さないで!危ない!」


「はぁぁい」

操縦士が舵をせわしく操縦しながら、柵から身を乗り出すロンを目移りもせずに大声で注意した。操縦士はいつも乗客を相手にする事が日々あるのか、見向きもせずに乗客を戒める事など容易なのである。

ロンは少し気怠そうに答える。


(もっと見たかったのになぁ…)

ロンは気分が冷めてしまったのか不平そうな顔で、柵に肘を付ける。もっともらしい性格の悪い考えである。

(うーん、ちょっと言い過ぎたかな、しょうがない)

操縦士はロンの様子をまた見張っていたようで、ロンの分かりやすい不満の表情に気付き、舵の右側にあるレバーを押し上げる。

「お?おおこんな近くでも見れるのか!」

その時ロンの真横でギラギラと何が輝いていて、ロンは光の見える方向に顔を向ける。目に映るは青空に煌々と眩光を放つ太陽であった。


「どうだ、不満は晴れたかい?ここはね、ギルドが指定した最高上昇空域だよ」

操縦士はロンの不機嫌そうな顔付きを横目で盗み見て、機体をギルドが決めた限界の空域まで飛ばしてくれたようだ。だからこんなに太陽が眩しいのかと

腑に落ちる。


「あ、す、すいません」

だがロンも操縦士の言葉で察したのか、本当に申し訳が立たない態度をしたと思い、深く謝意を示した。

「いいんだよ。最高のフライトを目的地まで提供する、それが僕たち飛行船操縦士の仕事だから。

そうだ、ところで余談なんだけど……ん?

おぉっとこんなの、生まれて初めてだなぁ」


「え?」

操縦士が何か話そうとしたが途中で話を切って正面窓に顔を押し付ける寸前まで前を眉を顰めて見つめる。

操縦士の目の先には何かの大群が翼のようなものをバタつかせ飛んできた。あれは…………


「クアッ!クアッ!クアッ!クアッ!」


「メルノスの群れか…」

群れ一斉に甲高い鳴き声を上げるモノの正体は、

翼竜の一種とされるメルノスだった。しかもよく見ると数百頭の群れを成していて、こちら側に進行方向を向けていた。


「この数はちょっとまずい事になったかも」


このままでは正面衝突して、予想もしたくない大事故を巻き起こすだろう。


「は!?なんだよアレ!」

ロンもメルノスの群れに気づいたのか目をハッと開かせる。翼竜の群れはウェントマでもよく確認できていたが、目の前で飛び交う大きな群れ、こんなのロンは町でも見た事がない。最初こそもっぱら興奮と好奇心で胸がいっぱいになっていたが、今がどういう状況下なのかを理解し、顔色がすぐに血の気が消えたような蒼白としたものへと変わった。

「アレ、俺たちの方向に向かってきてますよ!

どうするんですか!?」


ロンは焦燥感に駆られ、メルノスの群れをつつくように人差し指を伸ばす。

「大丈夫、これでも僕は三十四年目だ。翼竜共の相手ぐらい若い頃からしている。容易に切り抜けてみせる」


「切り抜けるって?どうやってですか?」

ここから、三十四年もの年月、操縦士勤務を成した熟練機長の男性と血迷うメルノスたちの短時間の戦闘がスタートした。

「メルノスたちは乱雑に飛んでいるようにも見えるがいずれもひとまとまり。…あの方法なら…」


「もう目の前ですよ!」

メルノスたちが既に数十メートルもの距離まで接近してくる。

「少し傾くからしっかり柵につかまってて!」

操縦士がロンに急ぎ目に助言を返す。

「ハイ!」

ロンは手を柵にへばり付かせ、絶対離れないようガッシリと決死の思いで握り込む。

「いざ勝負だ、メルノス共!」


「クアッ!!クアッ!!」

操縦士も舵を指骨を潰し折る強さで引っ掴み、

「取り舵、いッッぱぁぁい!!!」


「ウウウウワァァァッ!!!」

操縦士が飄々(ひょうひょう)とした出立ちからは考えられない程の声を思いっきり張り上げ、舵を持ち前の筋力で左に高速スピンさせる。そして機体は70度も左に倒れるように流れ傾き、モーターとエンジンが更に唸りを上げて、モーターは損壊する勢いかで回転し、マフラーからは煙どころか熱波まで放出している。ロンは空から落ちないように必死に柵を強く握る。足元には足場がなく、二つの意味で浮き足立っているのか、果てしない程の絶叫をかました。

体勢を数十秒キープしていると、機体の横をメルノスたちが続々と通過していく。


「フゥ、なんとか避けれた。冒険者君、息はしてるかい?」


「はあ、はあ、してるに決まってぇ、ますよ…」

二人は共に息を弾ませた。

操縦士は驚くべき事に、さっき宣言した言葉通りメルノスの大群を退けたのだ。

「はぁ、はぁ…すごい…本当にすごい!すごすぎる!」

ロンは驚嘆したのか、同じ言葉を繰り返すように喋りながら操縦士に立ち上がって歩み寄る。

「どうって事ないよ。いやーしかし、もし衝突したらと思うと鳥肌立っちゃうよ」


操縦士は操縦室後方の窓から顔を覗かせて、ニカッと笑いかけながらそんな事を言った。

「さて、一段落着いたし、一旦休憩するか」


「休憩?」


「これをこーすれば」


倒れかけている飛行船の体勢を通常通りに立て直し、

舵の左手前にあるレバーを九十度回す。すると飛行船は一揺れもせず静止するように、その場にとどまった。

それでもプロペラの回転音が鳴り響いている。これは要するにホバリングだ。ロンは認識していなかったが、実は飛行時、飛行船の船底にもう一輪プロペラが展開される仕組みが施されているのだ。ロンはその事を自ら悟り、だから真上に態勢も崩さずプロペラと揚力だけで上昇が可能なのか、と思案する。


「その場にとどまる事もできるんですか。ほんと何もかもが素晴らしいぃ!」


「ふふっ、君みたいに何度も褒めてくれる子は中々見た事ないよ」


「そりゃあ、あんなプロの(わざ)を見せつけられたら一回や二回ぐらいなんならそれ以上に、はやしたてたくもなりますよ!」

ロンはしつこいぐらいに操縦士を誉め讃える。そうすると操縦士は操縦室から抜けて、ロンの前に歩み寄ってから飛行船に乗ってから見せていなかった、柔らかな笑顔でこんな事を言った。


「翼竜の群れを切り抜けられたのは僕の技術力だけじゃなくて、()()が僕に味方してくれたからだよ」


「勇気が力をくれた……って?」

操縦士の言葉にロンは不思議に思い、問い返した。


「そうだ。さっき言いそびれたけど、君、この飛行船の名前は分かるね?」


「ああえっと確か、リトルブレイブでしたっけ?」


「そのリトルブレイブって名付けられた理由は

知ってる?」


「いえ、全く……」


「この機体がそう名付けられた理由……それは

小さな勇気でも、それはいつか誰かの勇気になる。

という意味が込められているんだ。だからこの

小さな勇気を意味する、"リトルブレイブ"という名がコイツには付けられている。話をちょっと聞いただけじゃ訳わかんないと思うから端的に言えばコイツは……多くの人たちの思いと努力が込められた、言わば勇気の象徴なんだよ…コイツは田舎の小工場で数少ない資金と材料で造り出されたと言われている。どうやら災害に見舞われた村の()()のために、奇跡的に残存した工場で身を挺してまで製造したらしい。今でこそ補装されててエンジンやら尾翼やら取り付けられてるけど、補装前はモーターとプロペラだけで稼働したんだって。今の若者が耳にしたら驚くよなぁきっと、僕がペーペーの頃はそういう構造の飛行船の方が圧倒的に多かったんだけどね。微量の資金に材料、それだけで飛行船を創ろうとしたその勇気と挑戦心、そして長年稼働する機体、コイツとコイツを造った人を讃えたいよ……後その飛行船を空中でとどまらさせてるけどぶっちゃけ何して位置を維持できてるのから自分でも不明だね」


「え?飛行船操縦士なのに?」


「うん、ただそれができるから利用してるだけであって」


「……」

操縦士は長年愛機として接した機体の名前の由来を長々と、語ってくれた。だがどうやってホバリングを行なっているのかは分からず仕舞いに終わった。

「へ、へえぇそうなんですね。って、え?機長がこの飛行船の操縦士として勤めたのって」

ロンは今さっき思い付いた事を口に出した。

「2年前かな」


「結構最近なんですね」


「まあね。ちなみに自慢になるかもしれないけど、僕はこれでも若い頃は大型飛行船の操縦士だったからね」


「え!」(この人、案外凄い人だったのかぁ)

ロンは操縦士の発言で、顔に驚きの表情をまざまざと浮かべていた。


「つっても今の大型飛行船とは訳が違う。今の飛行船は大型、小型関係なく構造やら操縦の仕方やら一昔前よりも複雑すぎて参っちゃうよ。まあそんな話は置いといて、コイツとコイツを作った人たちを見習ってハンターとしてより一層努力していってね。 それじゃあごゆっくり…」



操縦士は機体の壁をトントンと叩きながら、ロンにそう言い聞かせる。そして操縦を再開しようとした矢先、

「あの」

ロンは操縦士を急に引き止める。

「ん?なんか用かい?」


「改めて、目的地までよろしくお願いします」

ロンはそう言い、操縦士と目を合わせる。

「……オウッ!」

操縦士はその言動に満開の笑顔と気迫のある大音声で対応し、もう一度目的地に向けての移動を再開した。


気づかないうちに夕暮れ時差し掛かったのか、橙色に燃ゆる太陽が沈むように浮かんでいた。ロンはえも言えぬ空に体と顔を同時に向き直して、心で密かに呟く。

(俺も冒険者として……ハンターとしてもっと、努力

しなきゃぁいけないな…)


ロンは空を見上げてギラリと睨みつけた。

そして真っ向から身が揺れるぐらいの強風を頬に浴びる。だがその風はどこか少し違うような気がした。

それはまるで旅立つロンを見送るかのように、

そしてハンターとなるロンに叱咤激励するかのように、ビュッンとロンの体を貫くように、冷たい風は流れるままにどこかへそよ風と共に流されていくのだった。



ちなみに、なぜ飛行船の操縦する最高責任者である機長。一昔前は船長という存在として、飛行船の舵を切っていましたが、なぜ今は機長と呼ぶのか?それは

年を重ねる事に飛行船が進化していく一方で、前身となる船舶などから飛行船が、機械構造などが技術が向上する度にだいぶ"船"という機械とはかけ離れていっていたのです。それに伴っての事なのか、今まで飛行船の操縦士である、"船長"が"機長"となり、"船員"が"乗組員"へと呼び名が自然と変化していったのです。

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