表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Re:Different  作者: ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ
第一章  イレギュラー・ワールド
6/7

006  イレギュラー・ワールドⅥ

 二本の刀を手にしており、右手には白い刀、左手には黒い刀を持っていた。


 ――どういう事? 白と黒って……。


 ――まるで、悪魔と神が融合した存在そのものじゃない‼


 ――でも、ただの人間がどうして……。


 少女は、後ろを振り向いて唖然としていた。


 ――やはり、あの御守りはただの御守りではなかったという事なの?


 ――どうして、今頃になってそんなことが?


「さて、白桜、黒桜……」


 海斗は、ゆっくりと呼吸を整え——


「行くぞ……」


 悪魔と神々の世界以外で生きる人種『人間』。

 その者達が決して手にしてはならない力。

 その力を手にしたとき、世界は大いに変わるであろう。

 その昔、ある者が言った。



 ――聖杯を手にするモノ、それは世界を制するモノ、時が満ちた時、それは少しずつ崩壊へと動き出す余波である——



 海斗は、少女と前方と後方の攻守を切り替え、旧悪魔に真正面から突っ込む。

 右手の白桜で攻撃を受け止め、左手の黒桜で右腕を斬り落とす。


「二刀流、一の型『乱の舞』」


 海斗はそう唱えると、旧悪魔を八つ裂きにし、消滅させた。



 何も持たざる者、人間。

 三つの世界では、弱気存在。

 しかし、今、ここに新たなる人間が誕生する。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ