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01 我は舞い降りた

「とどめだ魔王エルギ!! この世から消えてなくなれ!!」

 その輝きは凄まじいものだった。

硬質であるクリスタル、その美しい面取りを凹まし粉砕する事によって溢れ出した光。

魔王を守っていた闇の盾、人々を惑わす宝石の輝きは勇者の放った刃の前で脆くも崩れ破砕していった。

破砕するそれが星空に変わる勢いで。

「……私が……この私が滅びるだとぉぉぉぉぉ!!」

 人を超越した力で、世に悪意ある詠智を授けた魔王は叫ぶ。

光を凍らせるほどの力をもっていた身が、光の化身として生誕した勇者によって焼かれていく。

剣から発する熱い力はただ一人の勇者のものではなかった、魔王を倒すという決意を胸に何十年の戦いを乗り越えた民衆の血潮だ。

石造りの壁に荒縄を巻いたような不気味な装飾の柱は照らされる光に磨かれ白石へと姿を変える。もはや魔王の力は魔界を維持する事が出来なくなっている証に、戦士達の声は高く鳴り響き勝利へと力を束ねていく。

 勇者が発した七色の余波を世界に押し広げ、暗闇の世界が完全に終わろうとしていた。

終焉を演出するに十分な輝きは、魔王の根城である剣のような山を包み戦い続けた戦士たちの目を細め、同じく戦っていた魔獣たちの目を曇らせ輝きのなかに消滅させていった。

万雷は怒りや恐怖ではなく、拍手と喜びの声へと変わり、火花を散らした夜の終わりを告げる花びらの舞が戦いを支えた人々の上に降り注いだ。

 世界は変わった。

暗黒だった魔王の治世は終わり、青空広がる人の時代へと。



「また負けた……」

 漆黒の石造り、灯す篝火は血の滴るような赤。

禍々しいインテリアはドクロに牙にむき出しのパイプ。

古くも新しくもを混在させた魔の宮殿の中に、その声は地を這う魔物たちを飛び上がらせるように低く太く響いていた。

「なぜだ、なぜ負ける……」

 宮殿の奥の間、高い壁を持つそこに座る人物は巨大だった。

中庭につながる道を埋める魔導神官たちを子犬と見まごうほどに巨大な影は真っ赤な目を光らせて怒っていた。

「答えろ!! 魔導大神官ナイム!! この200年お前と門下の魔王エルギが労した策に合わせ我が軍は動いてきた。なのになぜ負け続けている!! 魔天軍の勢力図はどうなっている!!」

 空間を揺らし空気の地震を起こす、そう言って過言でない揺れ。

立っている事もおぼつかず、石畳が跳ね上がる振動の中で神官たちは焦ったように結果を並べ出した。

大広間に置かれた漆黒の鏡、黒水を満たした水鏡に今日までの戦いとその戦果が浮かび上がる。

「ユーミラン星系裏天、ロイデニオス星フラリリア大陸制圧作戦は魔王エルギの敗北をもって終了しました。聖魔界の勢力図が更新されます……これにて北部方面領域における聖天空間世界は68%となりました」

 赤黒く星を濁らせていた色が消されていく、塗りつぶされていた星が金色に変わる。

治世の形態が魔から聖へと変わった事を、並ぶな魔導師たちは回らぬ重い舌で報告しそれを眺めていた大きな影は呆れた顔を見せていた。

「我が北部方面魔軍は18連敗だ。お前は俺に恥をかかせるために策を具申したのか!!」

 大きな影は腕を伸ばしていた、赤銅色の腕、金の飾りの黒の蛇。

「言い訳するか、それとも死ぬか? えらべ」

迫る手を前に大神官ナイムは高い声をあげていた。

「このたびの、この作戦の失敗は、すべてあなた様……アンラ・マンユ様に足らぬものがあるがゆえの、欠落が原因にございますぅぅ!!」

 そして魔界は凍った。

いや燃えていた、背筋を凍らせた数多の神官たち。

身動き一つ取れない寒気の中を魔神王アンラ・マンユの怒りが炎として発露し、石畳をバターを溶かすように焼き尽くしていた。

「貴様、失策は我のせいだと、我に欠陥だと……」

「……はい、そうであります!!」

 他の神官たちはナイムを殺したいという感情で目を血走らせていた。

もとより赤く輝く魔族の目が不似合いな涙目になりながら、この無礼を働く仲間をどうしてくれようと剣を抜く者に、魔弾を指先に込める者すべてが身構えていた。

「大神官ナイム!! これ以上の雑言聞くに及ばず!!」

 もはや己が身の保身だった。

これ以上魔神王を怒らせれば、宮殿のすべてとここに集う魔族の全てが灰になる。

それほどに世界は揺れていた、空気を歪ませ魔鏡という魔鏡を砕き、薪割りをするように巨大な柱を真ん中から破壊する。

上から下まで魔族のすべてが心の悲鳴をあげて震え上がる中で、アンラ・マンユは手を挙げて言った。

「述べよ!! 我の何が欠落かを!! 聞いてやろうではないか!!」

 御座を炎で飾った魔神王、漆黒の鎧にはだけた赤銅の上半身、端正な顔に不似合いな牙、立ち上がり揺れ動く髪が怒りの度合いをよく示している。

その姿はもはや漆黒の炎、チリも残さぬ勢いだ。

分厚い神官のフードの下、第三の目を見開いたナイムは怖じる事なく前へ出た。

「貴方様は偉大なり、巨大なり、強靭なり、凶悪なり、しかし貴方様にはないものが……」

 時まで凍る。

集まった北部方面魔軍のすべてが最後の時を覚悟していた。

ゆっくりと動く魔神王の時間で、末期のろうそくのように揺れているのみ。

「述べよ……」

 水盤は波を溢れさせ、周りを水浸しにするが魔神王の発する熱に次々と蒸発していく。

壁は炎に舐められ屋根が落ちるのも時間の問題である。

「遠慮は無用、述べよ!!」

 地鳴り響く宮殿、ナイムはさらに一歩を踏み込んで叫んだ。


「貴方様には愛がない!!」


「たわけぇ!!!」

 魔宮は割れた。

雷鳴の怒声にすべての魔物がひれ伏し、泣き叫び哀願していた。

これほどに魔神王を怒らせた中、ナイムは怯まず前に進んでいた。

「いいえ貴方様は愛されるという事を知らない!! ゆえに我らは勝てぬのでございます!!」

「愛されぬだと!! 我は魔神王、愛など星の数ほど知っておるわ!!」

「いいえ知りません!! 貴方の知る愛は、魔神の力を恐れにひれ伏す恐怖による愛の擬態。心底深く愛し惹かれあうそれとは違います」

 毅然とした態度だった。

それゆえに魔神王は怒りを急停止する事が出来ていた。

周りが半壊の魔宮のにあってナイムとアンラ・マンユだけが真剣な会話の中に入っていた。

「この我が惹かれあうのを知らぬと……」

「そうです、貴方の偉大な力に惹かれる者は数多おれども、貴方の愛情に惹かれる者はおらぬという事です」

 すごい発言だった。

聖天界を破壊する魔天界の中で、尖兵として派遣される魔王たちに神と崇められる魔神王。

その方面軍の一角である大魔神に「愛を知らぬ」など。

ましてや「心を惹かれぬ」など言っていい言葉ではない、まさに己の忠誠を揺るがすような発言だった。

 周りが震え上がり仲裁も繕いも言い出せない周辺を置き去りにナイムは語り続けていた。

「正直に申します……」

 もう何が正直であっても破滅は免れない、物陰に隠れようが地下にもぐろうが魔神王の怒りは止められないだろうという危惧が張り詰めた糸のように場の中で揺れる、怒りの根源になっているアンラ・マンユ魔神王の発言を待った。

「ナイム、告げよ……」


「魔神王アンラ・マンユ様、貴方様は……」

「言え!!」


「貴方様は……絶望的にモテないのです!!」


 静まり返った。

誰も声を出せなかった、息もできなかった。

「我がモテない……だと……」

「はい、徹底的にモテないのです」

「絶望的にして、徹底的に……だと……」

 場に集うすべての者の心は絶対零度の中に落ちていた。

誰も口出しできないディープな雰囲気が二人の間に流れている。

アンラ・マンユの顔は引きつってさえいる。魔軍の頂点から数えた方が早い格別の力を持つ魔神王が絶望的にして徹底的にモテないなど、自分が一番信じたくないというものだ。

「何を称して我がモテぬと……」

「貴方様は魔獣・魔王・下位魔族のすべてのメスにモテないのです。これは贄として捧げられる愛しか知らぬからでありましょうや!!」

「いや待て!! 我の周りには常に数多の魔族種メスは侍っておるわ!!」

 思わず飛び出した反撃、アンラ・マンユは煙を吐き出す口を尖らせナイムと顔を突き合わせていた。

「それは貴方様のご威光に伏しているだけ、愛ではありません!! 恐怖です!!」

「いや待て!! 恐怖で何が悪いそれこそが魔神の本懐というもの!! そもそも魔神に愛など必要なかろう!!」

 ナイムをつまみ上げ、比率の違いすぎる顔が息がかかるほどに近い

「それが間違いなのですぅぅぅ!! 魔神王ともあろうお方が愛を側面でしか知らない。それゆえにモテず、魔軍のすべてを掌握しているには程遠い。これが我らが敗北を重ねる原因!!」

「いや待て!! わけがわからんぞ!! 愛など人間をまやかす手管に過ぎぬ」

 会話は断ち切られた、魔神王の言い分を切りナイムは嘆き頭を抱えて言い返していた。

「愛に対してその程度の認識なのですか!! 魔神王アンラ・マンユ様!! なんと嘆かわしい、貴方様は悪の極点に座りし御方、なのに愛の表を知らない。だからとことんモテていない事に気がつく事もせず、人間が紡ぐ愛の力を知らぬがゆえに敗北を重ねている事を知りもしない」

「だから待てと……」

「いいえ待ちませぬ!! 貴方様がもっとモテていたら我らの貴重な魔軍尖兵を失わずに済んだのに!!」

「我のせいなのか……」


「貴方様のせいです!!」


「納得いかん!!」

 毅然とした沈黙の後に起こったのは地面を揺らす地震だった。

なんとも言い難い言い合いの中で間のつまったナイムとアンラ・マンユ。

二人の不協和音で魔宮の屋根は崩れ落ち、いまや墓場の卒塔婆のように柱が並ぶのみ。

「ナイム、俺がとことんモテないというのも、愛を知らぬというのも、由々しき戯言!!」

「なれば魔神王よ、愛とはなんですか?」

「愛とは人間が持つ惰弱の極み!!」

「いいえ違います!! 愛とは……ぬるぬると絡めあう情です!!」

「それこそ人を陥れるエロスではないか!!」

「あああ、即座にそこに落ちてしまうからダメなのです!! 絡み合うほどの愛おしさはないのですか!!」

「……愛おしさだと……」

「そうです愛するもののすべてをなめ尽くしたいという美しい欲望!!」

「それこそ堕落を促す手管!!」

「あああ、あああ」

 つままれたままのナイムは身悶えして見せると、手を開きまるで違うと大きく口を開き絶叫した。

「相手の隅々までを知ろうという慈しみを、堕落の手管などと!! だから貴方様はダメなのです!!」

 ダメ、魔神王を前にその格を疑うような発言。

喉までつまった怒りで顔を真っ赤にしたアンラ・マンユの前でナイムは駄目押しを忘れなかった。

「求め慈しむ愛の果てに人間は子孫を作り、短き生の中に絆を作る!! 愛を持って娶らぬ魔神王よ、それがすべての失策の原因でござりまするぅぅぅ!!」

 魔宮のすべてが崩れ去っていた。

怒りと何かに打ち震えるアンラ・マンユ大魔神王の怒りは止まっていた。

「愛を知れと……」

 遮蔽物をなくした広間で巨大なる魔神と、大神官ナイム。

「はい、聖天軍は実践しておりました。深く怠惰につながる手管の愛の果てにも聖がある事を。なれば貴方様にもできるはず、熱き正義に始まる愛の果てに魔を見つける事」

 三つの目から血の涙、跪き祈る手で。

「貴方様が魔界一モテる魔神となる事を望んでおりまする!!!」


「よかろう!! ナイム貴様の諫言を聞き入れ我は今より愛を求む。求め結びつく相手を見つけようぞ!!」


 ゲートは言葉とともに何もなかった漆黒の空に大きな穴を開けていた。

魔神方陣を88も飾ったその空間の先に見える青い星。

「幸いにして中途半端な進化ゆえに制圧が後回しにされている星があります、そこにてご修行を」

 開かれた道の向こうへ魔神は歩を進め、姿を烈火の炎へと変えて走る。

稲妻のごとく、全てが崩壊した魔宮の床にまっすぐの亀裂を、刃物を刺した軌跡を残し姿を消していた。


「……大神官ナイム……」

 崩壊した魔宮は石礫と焼け落ちた装飾、ガラクタの山という無残な形になっていた。

姿を隠していた多数の魔族と、神官たちは消えるゲートを見つめながら汗をぬぐっていた。

止まらない震えを抱えたままやっとで立ち上がった神官たちは、遠く消えていく方陣に祈り続けるナイムに近寄っていた。

「魔神王なくして我らはどうすればよいと……」

 方面軍を指揮す最高責任者の不在。

魔軍の士気に関わる事態を前に、ナイムは極めて冷静だった。

「慌てるでないわ、神官たちよ!! 体制を立て直す時間ができた……この時を待っていました」

 膝まずたままで周りを囲むものたちを指揮した。

「魔神王様が帰るまでに、我らは魔軍新体制を作る!! これ以上の失策なき新しき体制を!!」

 強く踏み出した一歩は、消えていく方陣に目を細め、そしてかすかな笑みを浮かべていた。





 平井サラは目の前で起こった惨事に反応できていなかった。

「わっ私の晩御飯が……」

 かろうじて出た最初の言葉の先、床一面に飛び散ったモヤシ、と小さく刻んだ油揚。

姿見にまでかかる味噌汁。

大切な夕食を踏みつぶしたごつい足と、視線を上げた先にある、男性器に正気を失いそうになって尻餅ついて震えていた。

「今日の嫌がらせは手が込んでる……」

 思考が別の事を考える方向で意識を懸命に保っていた。

「明日は体育の授業があるから、スタミナは欲しいけど生きていく事がまず大事だから、ご馳走にしたのよね。そうだからそれが気に入らなくて九條さんから、こんな変態が送られて……変態に貴重なご飯が踏み潰されたのかな?」

 もはや支離滅裂だった。文句を言いたいのか自問自答を繰り返したいのか、だがそれを叱るなどだれにもできない光景は目の前に広がっていた。

突然の来訪者にして素っ裸の男、驚かない方に無理がある。

「へっへっへっ……変態……」

 ワンルーム。

洋室7帖は玄関直通、小さなキッチンの隣にユニットバス。

天井に隕石でも落ちたような激しい打撃音と衝撃はあったが、穴もなければ破損もない、ただ突然ちゃぶ台に用意された夕飯に向かって稲妻が落ちた。

落ちたその後に、裸の男が立っていた。

これ以上にない非常識にサラの表情は崩壊の一歩手前にいた。

笑っていいのか怒っていいのか、不可思議すぎる事態に感情は周回遅れになっている。

かけていた丸メガネはずり落ち、湯上りのパジャマを作りたてのモヤシスープで汚したまま見つめるしかない。

大事なところを隠しもしない裸の顔を見て。

 小動物のように後ずさりを続けるそサラをアンラ・マンユはようやく見つけていた。

「ここは地球か?」

 何にも臆する事のないはっきりとした声は、顎を上げた王者スタイルで答えないサラにもう一度聞いた。

「答えろ小物、ここは地球かとこの俺様が聞いている!」

 逆巻く黒髪、浅黒い肌の顔は端正にして甘いマスク、筋骨たくましい体はゴリラのようなマッチョと違い程よい肉感、まるでギリシャの彫刻のような滑らかささえ見せている。

だが少女にとって裸の男がパンツも履かずに立っている事に芸術など感じていられる余裕はなかった。

怒鳴られた事で取り戻した砂糖小さじ一杯の正気で言い返す。メガネを元に、戸口に向かってしびれた足を引きずり逃げながら。

「変態!! 変態!! 出て行って!! 警察呼ぶわよ!!」

「何、どこに変態がいるのだ?」

 尖った真紅の瞳が上から部屋を見回す、狭苦しい部屋のなか、変態と呼ばれる物体を確認できなかったアンラ・マンユは首をかしげ聞き直す。

「おい、どこに変態がいるのだ?」

「あんた!! あんたよぉ!!」

 刺された指先の自分、アンラ・マンユは人型レベルに形成し直した自らを見る。

そして怒鳴った。

「貴様、この美しい俺様に向かって変態だと!! 見よこの肉体美!! 余す事なく美しい体を!!」

 ナイスポーズ!! 

 そういう合いの手が幻聴で聞こえた。

少なくともサラには聞こえていた、ボディービルダーが満面の笑みで見せる筋肉祭りの図。

ただパンツを履いていてくれたら……少しは状況が……変わるわけもなく。

15歳の少女には刺激的すぎる裸体の下、仁王立ちの股間に揺れる獲物に卒倒していた。

「汚い……汚いものしまって……」

 遠のく意識の下、平井サラはドアにもたれかかるように気絶していた。

これは悪夢だと、自分を苛む悪い夢だとなんども言い聞かせなから。

しかし目覚めた朝にそれが夢でない事を知り、またも気絶する事になる。

 サラが今冬の闇に落ちた後、アンラ・マンユは部屋に置かれた姿見で朝までの時間自らの体を見つめ続けていた。


「この美しさ、絶頂ではないか。さあ、嫁探しでもするか」


 自信に満ちた笑みで、ナイスポーズを取り続けていた。

3回OVL大賞応募作

参加する事に意義ありをモットーに年甲斐もなく参加。

楽しい作品になるといいなあと考うてます、筆者既存の作品とは違い締め切りもありますから集中して書いていきたいと思っています。

感想お待ちしてます、よろしくお願いします!!

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