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第二話 怪しい人物2人目(?)

さらに続けて投稿です。【隼】です。調子に乗って3話続けて書きました。

では、どうぞ

「犯人はお前だ!」

 右手人差し指を前に出し、腰に手を当てて、マコトは叫んだ。

「なんだい、急に…ついに頭が逝かれたのですか!?」

 マコトの叫びに答えたのは、マコトの親友である、《山田・カトリーヌ・花男》である。口にはバラをくわえ、とげにより出血している。

 彼は、フランスからの留学生であり、小さい頃に日本に来て、今では日本語ぺらぺらである。

 中肉中背の髪は金髪なナルシストだ。そして、バカだ。故に、バラのとげで口から出血している。

「お前が俺のファンタGグレートを飲んだな!!」

 と、相変わらずマコトは叫び続けている。

 一応ここは、学校付近の歩道なのだが…。周りの人は見て見ぬふりをしているようだ。

 実はマコトは、母親に電話した後、親友のこいつが飲んだのではないかと思いついたのであった。だから、こいつがよく、ナンパしているであろう場所に急いで駆け付けたのだった。

「ハァ? キミは何を言っているのだぃ? 可憐な僕が、そんな泥棒のようなことをするわけ無いだろぅ?」

 マコトは山田・カトリーヌ・花男の話し方に、若干のいらつきを覚えたが、殴りかかる前に、踏みとどまった。

「それでは、レディ達が待っているので―――――」

 言いかけたところで、マコトの怒りの沸点を超え、山田・カトリーヌ・花男の腹に思いっきり、パンチをぶち込んだ。

「バイバイキーン。」

 そう言って空の星になった山田・カトリーヌ・花男は所詮、出落ちキャラである。

 もう二度と、出番はないであろう。さようなら、山田・カトリーヌ・花男、キミの事は後三秒くらい、忘れないであろう。


                       ▲▼▲▼▲▼▲


 さて、気を取り直して…。

「あいつじゃないとなると……あれ? あいつって誰だっけ? ま、いっか。」

 しばらくの間、マコトは歩道のど真ん中で、試行錯誤を繰り返していた。

「あ、あれは…」

 マコトは何かを見つけたようである。

「お~い…」

「お茶。」

 言うと同時に振り返った彼こそが、本当の親友の《風斬かざきりセカイ》である。

「いや、別にそう言うふりじゃなくて………。」

「え? 何のことだぃ?」

 セカイは自分でボケたことに気づいていないようだ、つまりは…バカである。

 何か、バカが多い気がする。名前は格好いいのにね…残念だわぁ…by作者×3

「単刀直入に聞く。」

 そう言うと、マコトは真剣な顔になり、こう言った。

「山田・カトリ…なんちゃらって知ってる?」

「え? 知らない。誰ソレ、怖い……。」

 セカイは全く知らないようだ。かく言う私達(作者)も、知らないのだが…

「その話は取り合えず、置いておき…だ。」

 マコトの真剣な表情に、唾を飲むセカイ。

「俺の…………ファンタG知らないか?」

「(ズコッ!!)」

 セカイは拍子抜けた、その言葉に、ズッコケタ。

「なんで、そんなこと聞くんだ?」

 セカイが質問すると、マコトは

「大切にとっておいた、最後の一本が無くなっちまったんだ。」

「それなら、新しく買えば良いじゃないか。」

 とセカイが正論を述べると、マコトは急に号泣し、こう言った。

「俺はアレを大切にとっていたんだ!!」

 マコトの本気の言葉に、セカイは溜め息をつき呆れていた。やはり、マコトはバカだった。

「それなら、俺は知らないよ。」

 と、セカイが言うとマコトは

「そうか、それなら、良いんだ。」

 と、簡単に返事をした。これなら、簡単な詐欺にも引っ掛かりそうだ。


 こうして、怪しい人物の二人目(?)は無実に終わったのであった。

                                   続く…

さて、新しい登場人物です。親友が2人(?)出てきましたね。

今回はしっかりと名前を考え……はい、嘘です。だから、冷たい目で見ないでください。調子に乗ったのはわかってます。すいません。

ここからは恒例の(?)作者からのコメントで~す。


西「実は、山田・カトリ…なんチャラは、僕のクラスの佐藤君がモデル何です。実は、僕の作品の『二次元野郎と…』も、そうなんです。」


田「山田・カトリ…なんチャラは、ナルシストで本当にバカなんです。」


隼「はいどーもしゅんです。今回はなんと、勿論西村さんに書いてもらいました。………実は、私の言ったことをうつしたものなんですが。

と、まあとてもgdgdな3話でした。1話も2話もgdgdですが…

とりあいず、よろしく」


それでは皆さんこれからもよろしくっ!!

あ、そうそうこの作品は3人で集まって書いているので不定期更新&亀更新です☆

                                 by隼

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