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第一話:グラン、初登校


「つまりここは俺が死んでから少なくとも数百年が経った世界、ってことで間違いないのか?」


 グランがアリサの使い魔になった翌日、二人は街中の大通りを歩いていた。


「えぇ。その認識で間違ってはいないと思うわ。詳しいことはまだ分からないけど、図書館とかで調べたらもっとちゃんと分かるかも」


「図書館? 因みにだが、俺たちはこんな朝っぱらからどこに向かってるんだ?」


「あなた、何も知らないでついて来ていたの?」


「お前が飯食ったら早々に家を出たからじゃねえか! 行先も言わずに!」


「そ、そうだったかしら」


 気まずそうに視線を逸らしたアリサだったが、そこでふと立ち止まる。


「私たちは今、フェルマ国立学園に向かってるの!」


「フェ、フェル……何だって?」


「フェルマ国立学園よ! 創立200年以上の由緒正しい学園なんだから!」


 そんな胸を張って誇らしげに言われたところで、グランにはいまいちぴんと来ない。

 しかしふと視線を上げた先で、やけに大きな建物があることに気付いた。


「もしかして、あれがそのフェルマ国立学園ってやつか?」


「えぇ、そうよ。6歳から12歳までの初等部。13歳から15歳までの中等部。そして私のいる16歳から18歳までの高等部があるわ。因みに私は16歳だけど誕生日がまだ先だから高等部の2年ね」


 聞いてもいないことまでペラペラと、しかも自慢げに話すアリサ。


 思わずグランもげんなりしたような顔を一瞬だけ浮かべるが、すぐに「そうなのかぁ」と相槌を打つ。

 情報収集している身からすれば、いずれ必要になって来る情報かもしれないと思いなおしたのだ。


 もちろん、実際にそんな時が来るかどうかは甚だ疑問ではあったが……。


 ただ、アリサの説明の中でも頷ける点はいくつかあった。


 例えば創立されてから200年以上も続いている由緒正しき学園というのは、校門をくぐる学生たちを見ていれば、あながち間違いではないのだろう。

 もちろん生徒の質が伴っているかどうかの判断は今の段階ではすることは出来ないが、校舎や生徒数を見れば、かなりの規模のものであるというのは確かなようだ。


「もしかしてこの学園には貴族だけじゃなくて平民も通っているのか?」


「当然じゃない。学園の運営は主に貴族たちの寄付金で成り立っているけれど、身分に限らず優秀な者を重用するのがフェルマ国の方針なの」


 そこで初めてグランが感心したような表情を見せる。


 もしかしたら昔はそうじゃなかったのだろうか、とアリサは内心そう思ったが、今それ以上聞くのは何となく憚られた。


「……ん? どうやらここの生徒たちは制服を着ているらしいが、俺はこの服のままで大丈夫なのか?」


 そう言うグランの服装は昨日と何一つとして変わっていない。

 何か特殊な魔法でもかかっているのか、なぜか汚れも一つとして見当たらない。

 よく見ればそれなりに良い材質なのか、艶のある黒が何とも特徴的な服装だ。


「使い魔を連れている人もたまに見かけるし、私の使い魔って説明すれば大丈夫じゃないかしら。それに何か問題があったら、その時に考えればいいのよ」


「それはまた随分適当な考え方だな、おい」


 しかし情報収集も兼ねて、学園の中には是非とも入りたい。

 ここはアリサの考え方に従うべきだろう。


 グランはそう判断すると、再び歩き出したアリサの後を追って校門の方へと向かった。




「……なぁ、なんかやけに見られてないか?」


 長い廊下を歩いていたグランがふと呟く。

 校舎に入って来てからというもの、やけに視線を感じるのだ。

 それも、あまりよろしくない類の視線を。


「あんたがそんな真っ黒い服なんか着てるせいでしょ。せめてもう少しまともな服なら良かったのに……」


「そんなこと言われてもなぁ。この服は俺の唯一の私物みたいなもので愛着もあるし」


「まあ無理に着替えろとかは言うつもりはないけど。そこらの視線は気にしないことね」


「りょーかい」


 アリサのアドバイスに素直に頷いたグランだったが、内心では違和感を感じていた。


 アリサは視線を向けられているのはグランだと言う。


 ……果たして本当にそうだろうか。

 少なくともグランはそうは思わなかった。


 今感じる視線は確かにグランに対するものも少なからず含まれてはいるだろうが、どうにもそれがメインではないらしい。

 それこそ悪意に近い視線を向けられているのは、グランではなくアリサの方だ。


 ただ現段階において、どうしてアリサがそんな視線を向けられるのかというところまでは知る由がない。

 とはいえいくら傲岸不遜なグランと言えど、いきなり「お前ってもしかして皆から嫌われてたりするのか?」なんて尋ねたりするのは憚られた。


「おや、落ちこぼれがまた性懲りもなく学園に来たのかい?」


 グランがどうするかと頭を悩ませていた、ちょうどその時。

 突然、どこか棘のある言葉が聞こえてきた。


 見れば二人の行く手を阻むように、金髪の少年が立っていた。


 その少年は端的に言えば「偉そう」の一言に尽きる。


 後ろには取り巻きなのか数人の生徒を連れており、自分の権力をアピールしまくっていた。

 その嫌味たっぷりのニヤけ顔はどことなくグランのそれを想起させるが、実際には似ても似つかない。

 

「……セミール=イヴォ=アンドリヒ。貴族の長男よ」


 グランの「誰だこいつ?」という視線に、アリサがそっと耳打ちする。

 何かの因縁でもあるのか、その表情はこれまでに見たことがないくらいのしかめっ面だ。


「アシュレイ家唯一の汚点であるアリサくんが、堂々と学園なんかに来ていていいのかい? さては家から抜け出してきたんだろ?」


「……気安く名前を呼ばないでくれないかしら。吐き気がするわ」


 一触即発の雰囲気に周りからも次第に周りの視線も集まって来る。

 セミールとやらもそのことに気付いたのか、ふっと息を吐いて肩を竦める。


「まあせいぜい君は落ちこぼれらしく、劣等生クラスで頑張るといいよ」


「っ……!」


 その言葉に何か反論をしかけたアリサだったが、どういうわけか強く睨むだけにとどまる。

 これまでのアリサを見る限りではてっきり魔法を仕掛けてもおかしくないと思っていただけにグランは拍子抜けすると同時に、少し意外だった。


 それに会話の中で気になることも幾つか出てきた。


 アリサが落ちこぼれ。

 そして劣等生クラス。


 また、色々と情報を集めていかなければいけないようだ。

 まあ今のところ情報源らしい情報源と言えば、アリサくらいのものなのだが。


「ん、君は……」


 ふとそこで、セミールがアリサの隣に立つグランに視線を向ける。

 反応からして、もしかしたら今までその存在にすら気付いていなかったのかもしれない。

 視野が狭いことだ、とグランは呆れる。

 もちろんそんなことはお首にも出さず、今はアリサのことも考えて適当に愛想笑いを浮かべているが。


「俺はこい――――ご主人様の使い魔だ」


 こいつ、と言いそうになったのを寸でのところで言い直す。

 アリサがジト目を向けてきているが無視だ。


 グランの言葉を聞いたセミールは驚いたような表情を見せるが、すぐに先ほどまでの嫌味な笑みを浮かべなおす。


「生身の人間を使い魔にするなんて、さすがとでも言うべきなのかな?」


 皮肉たっぷりの言葉にアリサの顔が不機嫌に染まるが、先ほどと同じように特に突っかかったりはしない。


「あなたには関係のないことよ。ほら、行くわよ」


「ん? あぁ」


 しかしこれ以上話すのはさすがに御免だったのか、それだけ言い残すとセミールの横を通り過ぎる。

 道を塞ぐように立っていたセミールの取り巻きたちも、アリサの不機嫌オーラには敵わなかったのか大人しく道を譲る。


 とはいえセミールならまだ何か言ってきそうだと警戒していたのだが、意外にもそれ以上絡んでくる気はないらしく、そのまま取り巻きたちを連れてどこかへ行ってしまった。


「…………」


 廊下を歩く二人を気まずい沈黙が支配する。

 まあ実際に気まずさを感じているのはアリサだけで、グランはいつものように飄々としているだけなのだが……。


 グランには聞きたいことが幾つかある。

 もちろん先ほどまでの会話に出てきた話題についてだ。


 だが、その話題がアリサからしたら触れてほしくない、もしくは聞いてほしくない話題だというのは容易に想像がつく。

 いずれ知る機会があるにせよ、少なくとも今の不機嫌オーラを充満させている状況で聞くことでもないだろう、とグランは判断したのだ。


 しかし、そんなグランの思惑に反して――。


「今の世の中には『適正職業』っていうのがあるの」


 歩みを止めなければ、振り返りもしない。

 それでもアリサは静かに語りだした。


「人にはそれぞれ適正――――向いている職業があって、それは現段階での能力や才能から導き出すことが出来るの」


「そ、それは便利だな」


 にわかには信じがたいことだが、アリサが冗談を言っているようには思えない。

 自分が眠っている間に随分と技術が進歩したのだな、とグランは感心する。


「基本的には高等部二年になったタイミングで、自分の適正職業を検査するんだけど……」


 そこまで言って、アリサの表情に僅かに影が差す。


「適正職業には”騎士”とか”魔法使い”とかの表舞台で活躍する花形のものもあれば、そうじゃないものもあるの。例えば、”ネクロマンサー”とか」


「……なるほど。それで落ちこぼれって言われてたのか」


 そこでグランはようやく合点がいったように頷く。


「じゃあもしかして劣等生クラスっていうのは、そういう花形の職業じゃない奴らが集められたクラスっていうことでいいのか?」


「えぇ、その認識で間違ってないと思うわ。実際、他の生徒たちからは白い目で見られることは多いし。それに花形の適正職業じゃないっていうだけで、ほとんど将来の道が閉ざされたようなものだから」


 そう言いながら、これまでで一番大きな溜息を零すアリサ。


「自分の向いている職業が分かるっていうのは便利だと思ったが、そうなると意外に考えものだな」


 そんなアリサらしからぬ弱気な表情に、少なからず申し訳なさを感じたグランが頬を掻きながら気まずげに苦笑いを浮かべる。

 因みにこれでも一応本人は慰めているつもりだ。


「ま、だからと言って諦めたわけじゃないけど」


 しかしアリサはそれまでの表情から一変して、いつもの勝気な表情へと戻る。


「たとえネクロマンサーが落ちこぼれ職業だったとしても、私は絶対に成り上がってみせる! そのためにネクロマンサーとして優秀な使い魔を集めるのが当面の目標ね!」


「当面の目標ね、ってもしかして俺も手伝わされる感じだったりするのか……?」


「当たり前でしょ? 一応あなたは私の使い魔ってことになってるんだから、それくらいは手伝いなさいよ」


「……あんまり気乗りしないんだがなぁ」


 グランがうんざりしたように呟くと同時に、アリサの歩みが止まる。


「着いたわよ。ここが私のクラス」


「お、噂の劣等生クラスか」


「……間違ってもそれ、クラスの中では言わないでよ。気にしてる子だって少なくないんだから」


 不用意な発言をしたグランをギロッと睨んだアリサは、仏頂面のままで教室の中へと入っていく。

 果たしてそんな顔をしていて他の生徒たちが引くのではないか、などと老婆心ながらに心配しつつ、グランもその後を追う。


 すると既に教室にいた二人の女子生徒が、アリサの姿を見つけ駆け寄って来た。


「アリサ、おはよ」


「アリサちゃん、おはようございます! 今日もお元気そうで何より……です。あの、そちらの方は……?」


 挨拶の途中で、グランの存在に気付いたのだろう。

 どこか不安そうにアリアに聞いてくる。


「あー、こいつは私がネクロマンサーとして蘇生させた使い魔第一号よ」


 第一号って何だ、と突っ込みたくなるのを何とか耐えて「グランだ。よろしく」と簡単な自己紹介を済ませる。

 すると使い魔と聞いた少女の一人が驚きに目を見開く。


「アリサちゃんの使い魔っていうことは、もしかしてゾンビさんなんですか……!?」


「なわけあるかっ。よく見ろっ! 腐ってないだろ!」


「きゃっ!? す、すみません……っ」


 思わずグランが抗議すると、その少女は涙目になって縮こまる。


「……ちょっとグラン、私の友達を怖がらせないでくれる?」


「ゾンビ呼ばわりされて傷ついた俺の心はスルーか」


 などと言うグランを無視して、アリサは少女の頭をよしよし撫でる。

 そんなアリサの仕草は何というか慣れており、普段から二人がこういう関係なのだろうと想像するのは難しくない。


 それからしばらくアリサに撫でてもらっていた少女だったが、ようやく落ち着いたのかおずおずとグランの前までやって来る。


「あ、あの、さっきはすみません……。わ、私はミラ=アズール=セルフォート、です……」


 ミラと名乗った少女は綺麗な空色の長髪がとても印象的だ。

 ただ、アリサのような我の強い性格とは違い、どうやらミラはかなり内気な性格の持ち主らしく、今も一刻も早くグランの前から去りたいという気持ちがひしひし伝わってくる。


「わたしはリリィ。よろしく」


 そんなミラに合わせて、もう一人も自己紹介を済ませる。


 リリィと名乗った少女は、黄緑色の髪が印象的だ。

 ただそれ以上に、その表情の方が気になる。


 何というか、リリィは最初からずっと無表情なのだ。

 自己紹介もあっさりとしていたし、もしかしたら感情の起伏が少ないタイプなのかもしれない、とグランはそう判断する。


 だが、他の二人と違う点をもう一つあげるとすれば、リリィは家名とかは教えてくれないのだろうか。


 グランが疑問に思っていると、今度はアリサが何やら耳打ちしてきた。


「ミラは男が極端に苦手なの。そしてリリィは貴族じゃないから」


「……あぁ、なるほど」


 事情を把握したグランが頷く。


 そういえば先ほど、この学園には貴族だけじゃなく平民も通っているということを聞いたばかりだった。

 アリサとミラが貴族だったからてっきりミラも貴族なのかと思っていたが、どうやら早とちりだったらしい。


「あ、そういえばもうすぐ授業が始まるけど、グランはどうする? 授業を聞く気なら先生に私の使い魔っていうことを事前に説明してくるけど」


「んー……、授業はいいかな。代わりと言っちゃなんだけど、図書館の場所とか教えてくれると助かる」


 僅かな逡巡の末、グランはアリサの提案を断る。

 確かに情報収集を目的とするなら授業を聞くのは効率的にもいいのかもしれないが、今はそれ以上にこの世界の一般的な知識の方が知りたかった。

 授業を聞くのはその後でも構わないだろう。


 それからグランは、アリサに大体の図書館の場所を聞いて教室を出た。





「……ふぅ。さすがに一気に読むと存外疲れる」


 今、グランの目の前には既に読み切った分厚い本が何冊も重ねられていた。

 そしてちょうど今読み終えたばかりの本がまた一冊、そこに追加される。


 普通の人であれば、恐らく一日に一冊読めるかどうか。

 本をよく読む人であったとしても、数冊が限界だろう。


 そんな本を既に十冊以上も読み終えているグランだったが、その早さには理由があった。


 グランは一冊の本の中でも、自分が求めている情報かどうかを見極めながら、不必要な部分は飛ばして読んでいたのである。


 とはいえ、今までグランが呼んでいたのは主に歴史書ばかり。

 自分が眠ってからこれまでの間に一体どんなことがあったのか、それを調べていたのである。


 その結果、ある程度は今の世の中のことについて知ることが出来た。


「……それにしても平民が学園に通えるなんて随分と平和な世の中になったかと思えば、意外にそうでもないらしいな」


 積み重ねた本を見ながら、ぽつりと呟く。


「朝聞いた話だと今いるのが『フェルマ国』だったが、大陸の中では弱小国家として有名って……。しかも大国二つに板挟みにされていて、いつ戦争が始まってもおかしくない状態って、ほんとに大丈夫かよ」


 何とか現状を維持できているのは、二つの大国がお互いに牽制し合っているかららしい。

 しかしそんなものがいつまで持つのか、甚だ疑問である。


「……ま、俺には関係ない話だがな」


 グランはかぶりを振ると、席を立つ。

 そして読んだ本を元々の場所へ返していく。


「今日のところはこれくらいでいいか。そろそろ腹も減ってきたし、アリサにたかりに行こう」


 そう言いながら悪そうな笑みを浮かべ、図書館の出口へと向かう。


 壁にかけてあった時計を見ると、ちょうどお昼時だ。

 さすがにそろそろアリサたちの授業も終わっている頃だろう。




 そんなグランの予想通り、教室に戻ると既に授業は終わっており、中の生徒たちはそれぞれで昼食をとっていた。


「……ん? あいつらはどこだ?」


 しかし誤算だったのは、教室にアリサの姿が見えないということだ。

 居場所を聞こうにも、今朝方に自己紹介したばかりのリリィとミラの姿も同じく見えない。


 もしかしたら三人で購買か食堂にでも向かったのだろうか。


 前者ならまだいい。

 しかし後者となると困る。


 グランは今日初めて学園に来たばかりで、食堂がどこにあるかなんて知らない。


 最悪そこら辺の生徒に聞くしかないが、制服ではないグランはどうやら悪目立ちしてしまっているらしく、簡単に声を掛けられそうな雰囲気ではない。


「……困った」


 腹が減っては戦はできぬ、と言うくらいだ。

 決して我慢できない程度のものではないが、かと言って昼飯抜きにするつもりは全くない。


 やはり覚悟を決めて、誰かに食堂か購買の場所を聞くしかないか……。


 ちょうどグランがそう思い立った時――。




「あなたにはそんなこと関係ないでしょッ!」




 やけに聞き覚えのある叫び声が、遠くから聞こえてきた。

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