表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

プロローグなので、とても短いです。


※本編は第一話からです。

 空は清々しい快晴だ。窓を開ければ、心地よい風が部屋に入ってくる。

 景色を眺めると、透明感のある羽を持つエルフや逞しい身体をした獣人、もちろん人間も。様々な種族が共に暮らしている様子を見る事ができた。


「はぁー、今日は仕事ありますかねー」


「あるだろ! 絶対ある!」


 ソファーに座る金髪の少女と俺の間でそんな会話が交わされると、丁度良すぎるタイミングで


チリンチリン


と、ベルの音が鳴り、同時にドアが開かれた。

 開いたドアの向こうからは女性が顔を覗かせている。すると女性は部屋にいた俺達に、控えめに尋ねてきた。


「あの……、ここが噂の相談所……ですか?」


 窓辺からドアの方へと歩き、「はい。そうですよ」と、笑顔で答えると女性を室内へ手引きする。断言した通り、今日も仕事が自ら寄ってくるのだ。

……え? 何故分かっていたのか? その理由は、一つに決まっている。

 ここが相談所だから。


「では、そこに座ってください。お悩み、お聞き致しましょう」


 毎日、このセリフから仕事が始まる。



 ここは『異世界お悩み相談所』

 今日も一つ、お悩み解決致します。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ