表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

3話 めっちゃ早い賢者

男の娘勇者ラメ君と3人のおっさん達。

今日も唾を飛ばし合うおっさんたちをラメくんがドードーと抑えて順調に旅が進んでいました。

しかしここで大変だことが起こったのです。


ラメ

「あれはー、メッチャツヨーイドラゴン」


ラメ達の前にとても強く恐ろしい、メッチャツヨーイドラゴンが現れたのです。

ドラゴンはラメ君めがけて急降下。

いきなり大ピンチです。


マスキュラー

「ら、らめぇー!!」


名前を呼んでるのか駄目だと言っているのか、分からないですね。

マスキュラーの必死の「庇う」によってなんとかラメ君は助かりました。


しかしメッチャツヨーイドラゴンは再び襲いかかってきます。

マスキュラーはもう死んでいます。

まずい…。

ラメ君はメッチャツヨーイドラゴンの攻撃を受けて死んでしまいました。


メッチャツヨーイドラゴンは勇者が死んだのを確認すると空へ飛び立っていきました。

 

死んだラメ君の体に迫り来る黒い影。

今なら「らめらめうるさい」マスキュラーもいません。


賢者のおっさんは、杖をラメ君に当てて


めっちゃ早い賢者ホイ

「…蘇生」


ラメ君を蘇生させました。

あらあら、ホイさんも紳士だったんですね。えらいえらい。よしよし。


実は蘇生呪文ってめちゃくちゃ詠唱長いらしいんですけど、ホイさん早口だから。

なんかすぐ唱えれるんですって。


めっちゃ早い賢者

「…蘇生」の…の所で大体200文字くらい喋ってるそうです。早すぎて聞こえないですね。


ラメ

「ありがとうホイさん」


ホイ

「…///」


気持ちを素直に伝えることが苦手なホイでしたが、その顔は幸せそうなのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ