澪、パーティの指揮権を得る
だいぶ時間が空いてすみませんでした。
一章 4
《神滅神化》のアルゴートとの戦いも終わって三日経つのか。
「さて準備しますかね」
今日はついにSランク昇格試験だ。
「頼もー」
「おう。来たのか」
「はい」
{今からA、Sランク昇格試験を開始する。参加する冒険者は闘技場にやってこい}
「行ってきますね」
「ああ。頑張ってこい」
ついに始まるのか。
「Aランク昇格試験に参加する冒険者はこっちだ」
「こっちがSランク昇格試験に参加する冒険者だ」
俺はいかついおっさんについて行けばいいんだな
「あれ?」
俺の他にもSランク昇格試験に受けるやついるんだな。むしろ受けられるんだな。
「それじゃあギルドカードを見せてくれ」
「なんでここにBランク冒険者がいるんだ?」
あれ?イレイナから話は聞いてないのか?
「いや、イレイナから推薦されたんだが、、、」
そう言って推薦用紙を出したんだが、、、
「あ、こいつがイレイナ様からもらった推薦用紙を盗んだんだ」
「はぁ?」
「お前だったのか盗みを働いてまでSランク冒険者になろうとする奴は」
「なんのこと「こんなやつやっちゃってください」おい人の話を」ブンっ
「危ねぇな」
「貴様はここで拘束する」
「俺が盗んだことが確定しているみたいだな」
半端な正義をかざしてる奴が1番めんどくせぇ
「当たり前だ。お前はBランクだが奴はAランクこれ以上ないほど信用に足る」
「だったらイレイナを読んで確かめたらどうだ。それとも俺とやるか?」
ゾクッ「なんだこの気迫は。こいつは本当にBランク冒険者なのか?」
「こちとらお前みたいに人の話も聞こうとせずに半端な正義を掲げてる奴は大嫌いなんだよ」
「そこまでにしときなさい澪。今のあなたが本気でやったらそいつが死ぬだけじゃなくてここら一体が消し飛ぶから迷惑なのよ」
「チッ、、、わーたよ」
「それで、そこで腰を抜かしてるゴミには私は推薦用紙はあげてないわよ」
「え?それじゃあ本当に、、、」
「ええ、彼が推薦を受けたのよ」
「す、すみませんでした」
手のひら返しがすごいな
「それと、試験管予定のあなたは首よ」
「え?そんな嘘ですよね?」
「私が嘘をつくわけないじゃない。全く。目障りだから今すぐ消えて」
「わかりました、、、」
「それとそこにいるゴミも一緒に消えて」
「わかりました」
「試験はどうするんだ?」
「そんなの私がやるに決まってるじゃない」
「そうか。クリア条件は?」
「私に勝つことでいいわね」
「ああ、1番手っ取り早いからそれでいいぞ」
ざわざわざわ
「周りがうるさいな」
「奇遇ね、私も思っていたけど被害は出さないように、と言っても無駄だからこのステージには時間操作魔法が使われていて使う前の状態に戻せるから安心してちょうだい」
「それはありがたいな」
「それじゃ行くわよっ」ダッ
ガシッ「こんなもんだったか?」
「あんたがおかしいだけよっと」スタッ
そういえば相手の鑑定とかしてみたいな。
〔鑑定スキルを習得しますか〕
Sランク 消費魔力200000
Aランク 消費魔力150000
Bランク 消費魔力100000
Cランク 消費魔力50000
Dランク 消費魔力10000
Eランク 消費魔力1000
Fランク 消費魔力100
Gランク 消費魔力1
Eランクだな、、、
〔鑑定スキル(Eランク)を習得しました〕
さて、見てみるか。
スキル発動 鑑定
名前 イレイナ・ガーントレット
レベル 93
筋力 5900(A -ランク)
守備 3990(Bランク)
魔力 4600(Bランク)
スキル オーバーブレイク(SS)
剣術 (F)
スキルレベル オーバーブレイク レベル2
剣術 レベル10
「普通はこんなもんなのか」
「何を見てるのかしら?」
「お前のステータス」
「は?」
、、、、、
え?、なんかまずいこと言った?
「勝手に私のステータスを見るな!!!!(怒り)」
「すまん」
「もう怒ったから次で決める」
「俺も対抗させてもらうぜ」
「オーバーストライク」
「ハァァァァァァァアアアア」
スキル発動 一騎当千
剣術・我流
剣術
斬血
斬鉄
体術
ダーーーーーーーーン
「今回も俺の勝ちだな」
「負けたのね。まぁいいわ」
いいのか
「あなたをSランク冒険者として認定するわ。そしてSランクパーティ《明日の夜空》に招待するわ」
「わかりました」
ウオォォォォォォォォォォォオオオオオオオオ!!!!!!!
「うるさっ」
「仕方ないじゃない。Sランク冒険者や私勝ちのパーティは冒険者の憧れなんだから」
「はぁ。そういうもんか」
〜少年少女移動中〜
「ここが私たちのパーティの今の拠点よ」
「おお。なんとも言えん」
「haha」
「ヤッホーみんな」
「おう、イレイナどこ行ってたんだ?」
「彼のSランク昇格試験の試験官してた」
「なんでお前がする必要あるんだ?」
「ちょっと色々あってね」
「そうか」
「それでそこの彼は?」
「ああ。彼は、「星崎澪だ」出そうよ」
「そうか。俺は、バッシュ・アルバートだ。」
「私は、マルク・シュタイレンだよ。よろしく〜」
「俺は、アルク・ボーラットだ」
「よろしくな」
「ああ」
「それじゃあ、澪はどのぐらい強いんだ?」
「それじゃあ、ステータス出してもいいかしら?」
「別にいいぞ」
名前 星崎澪
レベル 402
筋力 8290(Sランク)
守備 7992(A+ランク)
魔力 8750(Sランク)
加護 帝王龍の祝福 《神滅神化》のアルゴートの加護
効果 発動すると、一時的に全ステーテス9割り増し
発動すると、全ステータスを限界突破し、神格化の代償を3割の確率で不発にする
スキル スキル作成(G)
神格化 (さyっg)
一騎当千 (S)
撃滅日輪波(B)
俊殲抜刀 (C)
スキル合成(C)
剣術・我流(F+)
剣術 (F)
魔法耐性 (F)
体術 (F)
斬血 (F)
斬鉄 (G+)
斬撃 (G)
収納系 (G)
薬草採取 (G)
複製 (G−)
スキルレベル 神格化 レベル MAX
一騎当千 レベル 11
撃滅日輪波 レベル 6
俊殲抜刀 レベル 7
スキル合成 レベル 4
剣術・我流 レベル 6
剣術 レベル 4
斬血 レベル 3
斬鉄 レベル 4
体術 レベル 4
「hahaha」
「強すぎないか?」
「凄いね〜」
「私も一対一でやられたわ」
「こんなにレベチだと流石にな」
「ほんとそうよ、、、」
「そういえば、イレイナ。次の依頼はなんだ?」
「そうそう。次は、SSランクダンジョンの攻略よ、、、」
「やめた方がいい」
「そういう理由は?澪?」
「一つは、俺が実際に体験したからだ」
「「「「!!!」」」」
「もう一つは、俺の感だ」
「俺たちじゃあ、弱すぎるということでいいのか?その言い方は」
「ああ」
「こいつっ!!!」
「待ちなさいアルク」
「チッ」
「一応俺も最強のSランクパーティとしているんだがな」
こいつらがか
「正直に言ったら、単純に強さで言えば、イレイナがまともなだけだな」
「なんだと(怒り)」
「そのまともなイレイナでもSSランクダンジョンに挑むとなっても瞬殺されるのがオチだな」
「そうなのね」
「なんでイレイナはそんなに冷静でいられるんだ!!」
「だって私は、実際に澪と戦ったから言えるのだけど彼は正直に言ったら私たちとは、強さの次元が違うもの」
「なんなら、俺闘うか?」
「当たり前だ。お前の言ってることが納得できないからな」
「そうか。なら、俺が勝ったら今後SS、SSSランクダンジョンについては俺が指揮を取り、アルクが勝ったら俺はここを離れよう」
「いいぞ」
よしやったぜ(企みの顔)
「はぁ〜(諦め)」
「それじゃあ俺が合図をする。、、、準備はいいか?」
「いつでもいいぞ」
「ああ」
「初め!!!」
「ファイヤーガントレット」
炎の弾丸か、、、よけなくていっか
ドゴーン
「ふんっ。こんなもんか」
「何よそ見してるんだ?」
「「「!!!!」」」
「な、なぜ無傷なんだ?」
「そりゃあだって俺は魔法耐性あるからな」
「それでもあの魔法を無傷で済むわけない。どういうことだ?」
念のため上のランクの耐性を習得しとくか。
〔魔法耐性を習得しますか?〕
〔ランクを選んでください〕
Sランク 消費魔力200000
Aランク 消費魔力130000
Bランク 消費魔力70000
Cランク 消費魔力20000
Dランク 消費魔力5500
Eランク 消費魔力2000
Fランク 消費魔力100
Gランク 消費魔力10
今回は、
〔魔法耐性(Dランク)を習得しました。〕
これで大丈夫だな。
「なら。ファイヤーテンペスト!!」
「おお」
綺麗だな
「いかに耐性があろうと流石に上級火属性なら」
「その言い方は、フラグだぞ」
「なん、だと、、、」
「そんなに驚くことか?」
「当たり前でしょ。上級火属性魔法が使いこなせるの彼だけよ」
「ふーん。そうなんだ」
「だったら俺の全魔力を注ぎ込んだ、、、ファイヤードラゴン、、イノセント」
「きゃあ。なんなのこの魔力量は」
「これ、、がお、、、れのうみ、だ、、、、した、さいきょ、うの、、魔法、、、だ、、、、、」
「なかなかすごいな」
これは俺の魔法耐性でもまあまあ食らうな
スキル発動 俊殲抜刀
「何?急に魔力が乱れてって、、、え?魔法が消えた?もしかして」
「ああ。俺が消した。地味に熱いからな」
「もうなんでもありね、、、」
「これでSSランクダンジョン攻略の指揮権は取れたな」