澪、冒険者になる。
今回は、主人公無双します。
第1章
ここはどこだ?
確かさっきばか神に転生してもらったところだったな。
「こんにちわ、勇者様。」
「ん、誰だあんた?」
「失礼しました。私は、イレイナといいあなた様を召喚した聖女でございます。」
結構可愛いな。
「急で申し訳ありませんが、今すぐ王の間に来てくれませんか。」
「ああ、わかった。」
本当に転生したんだな。
体は、、、10代後半ぐらいの体つきだな。
「イレイナです。」
「入れ。」
「このたび、勇者召喚に成功しました。」
「本当か。それで勇者はどこにいるんじゃ。」
偉い人への挨拶はこんなもんかな。
「私でございます。」
「おお。そうか。イレイナよくやったぞ。」
「ありがとうございます陛下。」
「ところで勇者殿其方の名前はなんて言うんじゃ。」
「星崎澪でございます。」
「そうか。わしはこのカルバンディア王国の国王である、アークト・カルバンディアである。それでは、測定のもの頼んだぞ。」
「「は、陛下。」」
ん、なんだ何をするんだ?
「今から勇者様のステータスを確認いたします。」
「そうか。」
「こ、これは、、、」
「どうしたのだ。」
「陛下、これをご覧ください。」
ん、なんだ俺もみてみるか。
名前 星崎澪
レベル 1
筋力 100(Eランク)
耐久 70 (Fランク)
魔力 130(Eランク)
スキル スキル作成(Gランク)
「な、なんだこれは!?」
なんか、低くないか?
「ほんとにこの者が勇者というのか(怒)」
「ほ、本当です陛下。」
「もういい。2人まとめてお城から出せ‼️」
はぁ?なんでこうなったんだ?
「えっと、なんかすまんなイレイナ。」
「本当ですよ、もう。」
「だけどなんで俺が追い出されたんだ?」
「そうでしたね。あなたにはまだ話してなかったわね。」
「ここは、スキルがとても重要視されるのよ。」
「と、いうことは、俺のスキルがGランクだったから追い出されたということか。。。」
「そういうことよ。」
うーん、それは困ったな。どうせなら、スキル三つ貰えばよかったか?
「とりあえず、お金を稼がなくちゃな。」
「それなら、ギルドに行くわよ。」
ギルド?
俺がわかってないと思ったのか説明してくれた。
「いい?ギルドというのは、たくさんの冒険者の集まりみたいなものよ。」
なんか適当だな。
「だけど、そんなギルドの冒険者に新しくなろうとしたら、試験があるんだけど、、、」
「どうしたんだ?」
「正直、スキルGランクが入れた事例はないわ。」
「そうか。。。だったら、俺が初めてのスキルGランク冒険者になってやるよ。」
「はぁ、まぁいいわ、勝手にしなさい。試験は五日後よ。」
「ああ、わかった。」
よし、それじゃ早速スキルを作ってみるか。
まずは剣術スキル。
〔剣術スキル(Fランク)を習得しますか?〕
消費魔力 100
何でもかんでも好きな時に作れないんだな。
まぁいいか
〔剣術スキル(Fランク)を習得しました。〕
よし、次は体術スキルかな
〔体術スキル(Fランク)を習得しますか?〕
消費魔力 100
ぐぬぬ、魔力が足りないか。
これならどうだ?
〔斬撃スキル(Gランク)を習得しますか?〕
消費魔力 10
よし作れるな。
〔斬撃スキル(Gランク)を習得しました。〕
あと20か、、
〔斬鉄スキル(G +ランク)を習得しますか?〕
消費魔力 20
ぴったりだな。これにしよう。
〔斬鉄スキル(G +ランク)を習得しました。〕
う、なんだか眩暈がするな。まぁいいか。イレイナに渡されたお金で宿に行くか。
「泊まりたいんですけどー。」
「ちょっと待っててくれ。」
「どれぐらい泊まるかい。」
「とりあえず4泊で。」
「そうかい。それじゃあ食事付きで120ピルだよ。」
ピル?なんだそれは。よしこうなったら、、、
「すみません、田舎から来たものでお金の単位がわからないのですが、、、」
「そうなのかい。仕方ないから教えてあげるよ。」
宿屋のおばちゃんによるとお金の単位は、
1ゴルド⇨1000ピルト
1ピルト⇨100ピル
のようだ。
今の所持金は、60ピルトだから、2000泊!?
まぁいいか。その前に、
「ありがとうございます。」
「いいってもんよ。」
ここが宿の部屋か。結構綺麗で広いな。
「ふあぁ」
色々あって疲れたからもう寝るか。
翌朝
「ふあぁ。よく寝た。」
「おはようございます。」
「ああ、おはよう。食事は置いてあるから食べな。」
「ありがとうございます。」
〜少年食事中〜
「ふぅ。ごちそうさまでした。」
「それでは、行ってきます。」
「いってらっしゃい。」
それじゃあまずは、武器売ってるところに行くか。
〜少年移動中〜
「ここか。。。」
「失礼します。」
うーんみた感じどれも一緒に見えるな。
「うん?」
なぜだろう。これだけが他のと違って見える。なんて言えばいいのだろうか?
とりあえず、迷ったら買うぞ‼️
「これお願いします。」
「坊主、なんでこれを選んだんだ?」
「なんとなく、これだけは他のとは違う気がしたからです。」
「ははは、よくわかってるじゃねぇか坊主。」
うん?
「気に入った。これを30ピルトで譲ってやろう。」
「いいんですか親方!?それって確か200ピルトはくだらない剣でしたよね!?」
「俺がいいって言ったらいいんだよ。」
「なんか、ありがとうございます。」
「礼なんかいいんだよ。なんか困ったらここにいつでも来い。」
「ありがとうございます。」
あの人、とても優しかったな。
そして、なんだかんだで試験日になった。
「ついに試験当日か、、、」
「まずは、受付からだな。」
「お願いします。」
「わかりました。」
「え、」
「どうかしましたか?」
「い、いえ、ぷぷ。」
あー完全にバカにされてるなこれは。
「気をつけてくださいよ、ぷぷ。」
まぁ、いいか。
「さぁ、待たせたな冒険者になりたいものどもよ。今から冒険者試験を開始する。」
「「「「ウオォォォォォォォ」」」」
う、うるさい。
「第1試験は、1人ずつ試験監督と立ち合いをしてもらう。」
「そこで勝ったものが先に進める。」
試験監督に勝てるのかよ。
「もちろん試験監督は、武器は持たないし、魔法だって撃たない。素手で戦うよ。」
それでも普通は勝てないだろ。
「異議はあるか?」
「よし、それでは受験番号001からリングに上がってこい。」
そして、
「次、受験番号248リングに上がれ。」
「次の受験者は、なんとまさかのスキルランクGです。」
「あははは。」「ここはお前みたいなのが来るところじゃないんだよ。」
「ゴミじゃねえかよ。」「「「「あはははははははははは。」」」」
「怪我しても知りませんよw。」
こいつらはどこまで腐ってるんだ。人をスキルランクでしか見れないゴミどもが。
「初め!」
「ふっ。」
「な、」
遅いなこいつ全然動かねぇじゃねぇか
ガッ
潰れた刃の剣が試験監督の左脇腹に直撃した。
ドゴッォォォン
「は?」
「え、何が起きたんだ?」「え、あいつってスキルランクGのゴミじゃないのか?」
俺ってほんとはこんなに強いのか?
「第1試験合格だ。」
嫌そうな顔で言ってくるな。
「ありがとうございます。」
そして無事に第1試験が終わった。
合格者は、半分にも満たないわずか126人だ
「第2試験はバトルロイヤルだ。」
うーん。バトロイか。大丈夫か?
「ここで生き残った5名だけが冒険者になれる。」
「異議はあるか?」
「それでは初め!」
唐突だな!おい!
「死ねやごらー」
もう襲いかかってきた奴がいるな。
「はっ」
「ぐはっ」
まずは1人。
「はっ」
魔法か?
まずい、魔法への耐性はないぞ。うん?だったら作ればいいんじゃないか。
〔魔法耐性を習得しますか?〕
〔ランクを選んでください〕
Sランク 消費魔力200000
Aランク 消費魔力130000
Bランク 消費魔力70000
Cランク 消費魔力20000
Dランク 消費魔力5500
Eランク 消費魔力2000
Fランク 消費魔力100
Gランク 消費魔力10
消費魔力の差が激しいな。
とりあえずここは、
〔魔法耐性(Fランク)を習得しました。〕
よし、これでいける。
「はああああぁぁぁ」
「なんだこいつ、魔法があまり効かないぞ!?」
結果
よっしゃァァァ勝ったぞぉぉぉ
でも危なかったな。
「お前は本当にスキルランクGか?」
試験監督に聞かれるとはな。
「鑑定板みればわかると思いますよ。」
「もう一度測らせろ。」
「今度は、最新の鑑定板ではかる。」
うーんと、もしかしなくてもまずい状況?とりあえず、
「みてもいいですけど。他の人に言ったりしないでくださいよ。」
「ああ、わかった。」
名前 星崎澪
レベル 1
筋力 300(Dランク)
守備 240(Dランク)
魔力 130 (Eランク)
スキル スキル作成(Gランク)
剣術 (Fランク)
魔法耐性 (Fランク)
斬鉄 (G +ランク)
斬撃 (G ランク)
「な、なぜこんなにスキルが、、、」
「それは教えません。」
それにしても、魔力以外はステータス上がってるなぁ。
「これがお前たちの冒険者カードだ。絶対に無くすなよ。」
「「「「「はい。」」」」」
それじゃあ早速クエストやらを受けるか、、、