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わたし  作者: michi
7/49

7

食事を終え、おばあちゃんと片付けをして居間に戻った。


「未千、ケーキ食べようか?

おじいちゃんが買ってきたのとどっちが良い?」


「おじいちゃんが買ってきたの!」


こたつに入り待っているとおばあちゃんがケーキを持ってきた。


"27"のロウソクをさしたチョコレートケーキ。


「はい、未千お誕生日おめでとう。」


おばあちゃんがそう言いながら私の目の前に置いた。


おじいちゃんは拍手をしてた。


胸が熱くなった。


「おじいちゃんおばあちゃんありがとう!」


そう言ってロウソクを吹き消した。


写真を撮った。


何年振りだろう。


中学生になってからかな?


毎年誕生日にはホールのケーキだったけど、母と二人じゃ食べきれないから、バラ売りのケーキを食べたい分だけ買ってもらっていた。


ホールケーキに乗ったチョコプレートには

"未千ちゃんお誕生日おめでとう"

と書いてある。


おばあちゃんが切り分けてくれて、またその上にチョコプレートを置き直してくれた。


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