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わたし  作者: michi
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3

朝食は母が焼いておいたウインナーとスクランブルエッグを焼いた食パンにのせて二つ折りにして食べることが多い。


一人テレビを観ながら黙々と食べた。


休みの日は友達とも合わないし、そもそも友達も皆地元から出ていってそんなにいない。


一人でだらだらすることが多い。


趣味もなく、つまらないな、なんてよく思うことだ。


朝食を終えて、おばあちゃんの家に電話した。


「はい、もしもし?」


「もしもし~未千だよ、おはよう!」


「あ~!未千おはよう!今日誕生日ですね、おめでとう」


「毎年覚えてくれててありがとう」


「そりゃあ覚えてるでしょう~、いつもおばあちゃんから掛けるのに、今年は出遅れたね」


毎年誕生日にはおばあちゃんから電話がくる。


私もおばあちゃんとおじいちゃんの誕生日には電話をかける。


「それで、朝からどうしたの?」


「うん、今日仕事休みなの

だから、おばあちゃん家に遊びに行こうかな~って思って」


「あら、そう!おいでおいで!お母さんは?」


「お母さんは仕事だから私一人で行くよ」


「そう、おじいちゃんもいるから三人でお昼食べよう!

あ、でも何もないよ~、外に食べに行こうか」


「あはは、何もいらないから大丈夫だよ

12時に行くね」


「はーい、気をつけておいでよ~」


そう話して電話を切った。


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