表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
わたし  作者: michi
1/49

1

冬の日、私は産まれた。


お母さんは涙を流して「ありがとう」と喜んだ。


お父さんもちょっと泣いていた。


おじいちゃんとおばあちゃんもすぐに駆けつけて、鼻を赤くして微笑んでいた。


そんなこと産まれたばかりの私は知らないけれど、あとからその話を聞いた時、愛されていたんだなぁって嬉しくなった。


"未千"(みち)


まだ知らない世界を、千の数ほど豊かで実りの多い人生を歩んでいってほしいと願いが込められた名前。


その名前のようにかは分からないけれど、いや、多分きっと両親の思いとは違うと思うけれど、


私はしたいことを沢山経験させてもらった。


そして私は、夢を見失い、自分が何をしたいのかどう生きたいのか分からなくなった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ