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百怪  作者: アンミン
怪異
259/300

59「吉兆」

・現代怪談話・伝聞


飲食店に勤める三十代の男性から聞いた話。


彼がある同業者のヘルプに入り、遅くなって

しまったのでそのままその店に泊まる事になった。


すると夢かそれとも寝ている間か、頭の中に

かねのような音が響き、目が覚めた。


ただそれだけの事だったのでまた寝入ってしまい、

朝起きてから朝食時にその店の知人にその事を

話してみると、


「そこ、東北なんだけどね。

 猟師やその身内にそれが聞こえると、

 大物を仕留めたり大量に獲物が入るという

 吉兆きっちょうなんだとさ」


案の定、と言おうか―――

その店の知り合いが後日、山で仕留めたという

大きな猪の肉をおろしてくれた。

彼もそのおすそ分けをもらったのだが、


「ただ自分は東京の出身で……

 もちろんその猟師の身内どころか知り合いでも

 無いし」


『何でお前にそれが聞こえたんだろうなあ』


そう、仲間内から不思議がられたという。



( ・ω・)最後まで読んでくださり

ありがとうございます!

『百怪』は日曜日の午前1時更新です。

深夜のお供にどうぞ。


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それが何よりのモチベーションアップとなります。


(;・∀・)カクヨムでも書いています。

こちらもよろしくお願いします。


【ゲーセンダンジョン繁盛記】

https://kakuyomu.jp/works/16817330649291247894

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