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少林迎撃  作者: 東武瑛
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火中の勝利

「王、李英風が見つかったぞ」将軍が言った。

「そうか武館の奴等も探している」王は言った。

「武館の奴等にも知らせてやれ。逃さないようにな」

「わかった」王は答え武館に向かった。

漁村

横になった袁のそばで胡座をかいて目を閉じ瞑想する李。

ロウソクの炎が微かに揺れる。

「ムッ」李は目を開け、傍らに置いた棍を持つ。

男達が襲いかかって来る。

男達は李の棍撃に倒れた。

再び静まり替える。

焦げ臭い。

男達は家に松明を投げている。

炎が燃え盛る。

「李、逃げてくれ」袁が言う。

すると、火の勢いが収まって来た。

漁師達が消火活動にあたったようだ。

火が収まると李は外に出た。

松明を手にした男達が襲いかかって来た。

李は火中で男達と闘い、勝利を納めた。


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