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少林迎撃  作者: 東武瑛
3/5

李英風発見

李は浜辺を馬に乗り疾走していた。

死体があった。斬殺されているのがわかった。

「ひょっとして袁が殺ったのかも」と李は思った。

その時、物影から李を見ていた男達がいた。

「おい李英風だ。見つけたぞ。すぐ将軍に知らせに行け。俺は奴を尾行する」

「わかった」と言って男が去って行った。

李は馬に乗り走り出した。

漁村に着くと漁師に剣士が来たか聞いた。

「エライ傷なので看病している」と漁師は答えた。

漁師に導かれて行くと袁が寝ていた。

李は今晩、ここに泊まる事にした。

「将軍、李を見つけました」部下が言う。

「どこにいるのだ」将軍が聞く。

「浜辺にいました」と部下は答えた。

「よし、浜辺を徹底して探せ。特に漁村を探せ」将軍は言った。

「わかりました」と言い、部下は散って行った。

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