ンサホッサ島 滞在記
ンサホッサ島は最近になって見つかった小さな島である。先遣隊の調査でどうやら人が住んでいることが分かり、私は言語学者として彼らの言語を調べるため現地へと赴いた。
ちなみにンサホッサとは彼らの言語で「美しい」という意味があるらしい。現地に到着して調べているうちに私は彼らの言語と日本語の間に幾つかの共通点があることに気づいた。
例えば語順が日本語と同じ順番で構成されている。
例文
「彼は木を切る」
という日本語をンサホッサ語に直すと
「テカポコ・オパンツ・エノゴッポリ」
彼 木 切る
である。
他にも私が着目したのは名詞における共通点であり、私たち日本人が使っている名詞を彼らが異なる意味で使用している例を幾つも見つけることができた。
例えば先ほどの例文で出した「オパンツ」がそうであろう。
日本語であればオパンツとは肌着もしくはズボンを指すが、彼らの言葉では「木」という意味である。
他にも彼らは「ヒツジ」のことを「ヤギ」と呼んでおり、逆に「ヤギ」のことは「チンポッポ」と呼んでいた。
ちなみに彼らは精霊信仰であり、特に「木」には格式の高い精霊が宿ると
信じている。そのため彼らは朝と晩必ず木に向かって
「ペンゴリ オパンツ ウォンパッパ」
と祈りを捧げる。
彼らは自然に対して深い畏怖と崇敬の念を抱いており、特に彼らのドゲズゴブババに対する態度には大変興味をそそられる。
失礼。ドゲズゴブババとは「太陽」という意味であり、特に彼らは
ゼゼバボン ドゲズガブババ(朝日)
に対して特別な感情を抱いているようであった。
私は彼らと生活を共にしながら、その行動様式にも興味をそそられた。私がホームステイした先の「マパーパ」はとても良い人で、まるで本当の「マパーパ」であるかのように私に対して接してくれたものだ。
彼らには農業の概念はあるものの、我々のように土地を切り開いたり水を引いたりして大規模に行うようなものではなく、モコロッココのオパンツを簡単にゲヅガバしたものである。
彼らは魚を多く摂取する。魚に含まれる成分には美容効果があると一説には言われているが、私の専門分野とは異なるためその実は分からない。だがンサホッサの人々の肌は一様にポコパコしていて惚れ惚れするものだった。
彼らが多く摂取する魚としてペンゴリが挙げられる。彼らは大抵、ペンゴリをボンしたりケムドンしたりして食べる。保存食の製法も発達しており、ニーピァャゥや、ハヤァンバァといったものが主流のようである。
彼らの生活様式については興味の尽きることはないが、滞在中に起きた出来事の中で一番印象的だったのはラサヘポポとの戦いである。ラサヘポポとはイッパイオパンツの中に住むヘランガバブーで、度々ンサホッサの人々を苦しめていた。
何の運命のいたずらであろうか、私が滞在している間にンサホッサ集落の長はラサヘポポに対してウンパッパすることを決めたのだ。
それは百年ぶりにベンザをンサホッサの手に取り戻す聖戦の始まりを意味していた。
ンサホッサの雰囲気はレップハァンで感じられるほどにトンゴリしてきており、ペガロングバッソスが近いことが分かった。私も日に日にゲヅゲァアャが高まってきていた。
そしてついにその日は来た!
ドゲズゴブババが登る前、イッパイオパンツからチンポッポの大群が飛び出して来た! と思ったらその後ろから凶暴なラサヘポポたちが押し寄せて来たのだ!
村の男たちはすでにペッペーの準備を整えていたためすぐにヒャーピッピ!
ヘッカハッパッピーを大量にエンァーしてラサヘポポにハメハメ!
たまらずガギバザゲブドルルシガーとオドドンパなラサヘポポ達だが怯まずワッショイ!
形成はマサシパンしたかと思われたがここでムゴーウゴーのベポペロへガズがドンウッペ!
ヒョーヒョーとヤヤヤヤヤンなテカポコは村一番のゲヅガバ! テカポコは燦然と輝くチンポッポをボン! 間髪入れずにガガボン!
完全にゴゴンドーをポポーポポしたラサヘポポたちはプ!
こうしてンサホッサの人々は百年ぶりにベンザをヘラパラッポしたのだった。
短い間であったがンサホッサの人々は親切で、敬虔であり、また勇気に溢れる戦士であることも分かった。時々頭がおかしくなりそうになることもあったが、またこの場所に滞在したいものだ。
締めに彼らの言葉で彼らに感謝を伝えたいと思う。
「ホンカゲナニゲバゼバーアーベズガギバザブド」
終わり
お読みいただきましてホンカゲナニゲバゼバーアーベズガギバザブド!