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プロローグ

投稿も初めてですが小説を書くのも初めてなのでいろいろへんな文章もあると思いますが勉強も踏まえて書いていくのでで何卒よろしくお願いします


「4番、ピッチャー、木戸翔平」

 ワァーーー!!


ウグイス嬢の言葉に甲子園のアルプススタンドから送られる割れんばかりの声援に球場が包まれる。

そしてその声援はたった一人の球児に送られていた。



 木戸 翔平

身長180㎝81㎏右投げ両打ち


160近く出るストレートと針の穴を通すとも言われるコントロール、そして甲子園の最上段まで届かせる長打力と高校通算打率7割を超えるミート力を武器に無名の公立高校野球部で四番でエース、そして事実上の兼任監督として活躍し4度の甲子園優勝へと導いた男だ。


その活躍とアイドルにもひけをとらない甘いマスクは今や男女問わず全国の野球ファンを虜にしている。

そして声援全てを味方につけた男はその一振りで5回目の優勝をつかみ取る……


――甲子園大会が終わって1週間


「上手く行き過ぎている」


布団の中でふと呟く。

そう思えるくらい俺の人生は順調だった。

物心ついたときからはじめた野球は、あっという間に上達していき夢だったプロ入りも確定的だ。


もちろん野球だけでじゃない、普段の学園生活も沢山の友達に囲まれ理想の学園生活を送れている。

ここまで来るのにはそれなりの努力をしてきた。早朝のランニングから始まり毎日厳しい練習やトレーニングにも励んできた。


クラスの友達やチームメイトとの会話に入るためにいろんな趣味もやって来た。

ただもし他の人が同じ事をしてもここまで上手く行く人はいないだろう。


天才、神童、怪物、イケメン、王子、様々な名前で呼ばれてきた。

すべてが順調、まさにリア充。俺TUEEEEEEE,


「ふへへ」


おっと、そんな言葉を頭で浮かべたら思わずへんな笑い声が出てしまった。

もうすぐ俺が幾度と活躍してきた三度目の世界大会も始まる。


俺は待ち遠しい明日に会いにベッドの中で目を瞑った


次に目覚めたとき、そこは雪山だった…





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