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原始人な男

作者: 進藤奈都子

拙作「もやしのひげ」を読んでいただいた方が話がつながります。

原始人な男


とにかく、男は仕事、女は家庭、と口うるさく言っていた前夫&前夫の父親ですが、ことあるごとに出てきた言葉がこれ。


「男はそもそも、狩をする生き物。外に出て狩をして、獲物を家族に持って帰るという営みを、古代から繰り返してきた。対して女性は、料理や育児と家の中のことをやるのが、昔からの習わし。

そうやって生きるのが自然なんだよ。自然界というのはそういうふうにできている。女性は危険だから狩をしないでしょう?今もそれは同じだよ。自然に従って生きるのが一番の幸せだから、君もそれに反してはいけない。」


でもさー、ライオンとか、鳥もそうだけど、メスもエサをとりにいくよね?

と即座に思った私は、そのことを口にしてみた。


で、キレられた。


へりくつを言うなだの、動物と人間は違うだの、女のくせにでしゃばるなだの。


なんでそんな三秒で崩壊するような、隙だらけの理論?を持ち出してくるのか全く理解できない。

しかも、筋が通らない点を指摘されたら、説明どころか逆ギレって。


いい大人なのに、幼稚だなー。

と思った。


だいたい、狩をする狩をするって、いったいいつの時代の話?あんたは原始人かよ!とツッコミたい。

そもそも狩猟時代に男だけが狩をしてきたという証拠なんて、どこにもない。写真とか記録とか、正確なものが残っているわけじゃないから、あくまで後世の人の推論でしかない。

それを、自然界の習わしだとか言っちゃうなんて、へんなの。


そんなことを言う人の意見を、我慢して受け入れちゃだめですよ!ストレスたまって、いつか爆発するよ!


読んでくださってありがとうございました

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