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話の補足もメンドクサイ

今回はかなり短いです。

 え?面倒臭がりになるの早すぎるんじゃないのか、だって?

 そんなことは無い!

 メンドクサイが大事な事なのでもう一度言わせてもらおう。

 そんなことは無い!

 俺を造る過程を話した時、色々な事を覚えさせられたと言ったがあれは言い方が悪かった。(いや、良くしていたというべきうだろうか?)

 あれは強制学習という名の拷問だった。

 人工知能ができた状態で俺の意識ができたばっかり、つまり人間でいう赤ん坊という理解力極限に理解力の低い状態だったのに大量の知識や技術を無理矢理入れたんだ。

 おかげで何度も理解不能エラーになってしまった。そして何度も学び直した。何度も何度も――。

 そりゃ面倒臭がりになってしまうのは当然だ。

 特に幸恵の知識量が一番多かったうえに難しかったことが一番の原因である。

 これが俺が幸恵を恨んでいる理由である。

 

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