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民明書房刊 役に立たないネコのコトワザ図鑑   作者: ロータスシード


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ネコもおだてりゃ木に登る

民明書房刊『精神力学と動物使役の真実』より抜粋

【ネコもおだてりゃ木に登る】

挿絵(By みてみん)

現代では「凡人でも褒めれば実力以上の力を発揮する」という意味で、豚を引き合いに出す俗説が広まっている。しかし、その真のルーツは古代中国の暗殺集団「褒恩ほうおん一族」に伝わる、猫を用いた特殊な諜報術にある。


もともと猫は高い木に登る能力を有しているが、野生の状態では生存に必要な高さまでしか登ろうとはしない。しかし、褒恩一族の術者は、猫が標的の居城にある「垂直の絶壁」や「高さ百丈におよぶ巨木」を登り切るよう、特殊な「音声鼓舞おんせいこぶ」、いわゆる「おだて」を駆使した。


術者が猫の耳元で、特定の周波数を伴う「賞賛の言葉」を浴びせ続けると、猫の脳内では「アドレナリン」が異常分泌され、筋肉の収縮率が通常の十倍以上に跳ね上がる。この状態に陥った猫は、重力をも無視して垂直の滑らかな壁を駆け上がり、不可能とされる隠密任務を完遂したのである。


この「本来の能力を、精神への働きかけ(おだて)によって限界突破させる」という極意が、後に「適材適所にある者が、賞賛によって真の天才へと昇華する」という教訓として、指導者層の間で広まった。


なお、現在でも猫が誉められた際に喉を鳴らす「ゴロゴロ」という音は、この時の**「おだてによる筋肉の超高速振動」の名残であり、音響工学の権威であるボヤ・キッチュ博士**(1892〜1956)は「これこそが真のモチベーション・エネルギーの正体である」との論文を提出している。

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