表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/10

ノーパン、ノープラで布団の中で待機してるからね!と二人の女に言われてもな


朝食バイキングは、三学年全員で会場入りし、

各自、好きなものを好きなだけ食べられるのだが、俺は落ち着かなかった。

俺の淫らな発言のせいで、女子二人をノーパンにしてしまっていた。

一応、制服のスカートでパンツ履いてないことは、皆にバレていないが、俺だけが知っていると言う事実に、赤面していた。

もう、朝ごはんとか、ハッキリ言って、

女の子二人のノーパンが気になって喉を通らない。


友達が心配してくれていた。


「どした?お前、食欲ないのか?

全然、プレートに食い物のせてないじゃないか!!」


「ああ...それがな」

「物が喉を通らないんだよ」


「どーしたんだよ!それならスープくらい飲めよ...!全然食べないんじゃ、班行動の最中に倒れても知らねーぞ!」


俺がテーブルの前で、一応持ってきた、サラダとか卵焼きとかの食べ物を前にしてグッタリしてると、一人目のノーパン女、林ユーコがやって来た。


「シンジ、どしたの!?

食べないの!?私が、ほら、口開けて、あーん!とかしてあげよーか??」


「や、やめろ...」


俺が学年一の美少女にして、

幼馴染を前にして困っていたら。

続けて、二人目のノーパン女まで、

やって来ちまうから、もうタチが悪い。


「シンジくん!私が、あーん?って

してあげれば、喉通るかな??」


とガチな心配顔されたから、俺は

無理矢理、自分の手で食べ物を押し込んだ。

そして言ったんだ。



「大丈夫!ほっといてくれていいよ...!」



「ちぇ、つまんないの...!

じゃあさ、シンジ、今夜、宿に戻ったら、

夜這いに来てよ...」


かなり小声だが、二人目のノーパン女で、

俺の好きなミドリにもこの台詞は聞こえてた。


「ちょっと待ってよ。今夜は

私を襲ってくれていいんだけど?」




ミドリまで、その台詞、復唱してくれたもんだから、

俺は、うれしくなったが、いかんせん、二人は同室。


俺は何方を選べばいいのか...



「な....!」



このあと。

林ユーコは尚も平気な顔して攻めてきた。

まるで、戦車のよーに。


「ノーパン、ノープラで布団のなかで待ってるねん」


「ううわ...」


ミドリも負けてなかった。

やや、どもっていたが、臨戦態勢だった。


「わ、私も、の、ノーパン、の、ノープラで、

ま、待ってるっ...」と顔真っ赤なミドリ。



林ユーコが更に畳み掛けた。


「産まれたままの姿で布団被って待っててもいいよ」


ミドリは流石にビビっちゃって、

何も言わずに、逃げるように俺の前からいなくなったのでした。


こ、今宵、俺はどーすればいいんだ?


二人のいる女子部屋へ行かなきゃならんのか、

それとも、逃げていいのか?


逃げなかったとして、二人のうち、

何方を選べばいいんだ?


だ、誰か教えてくれ...!




iPhoneから送信

星が欲しー(さむー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ