表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/10

美女二人に赤と白のパンツをプレゼントされた件


この事件の翌朝。


さらに事件は起きた。


朝6:50分。

これから朝食バイキングに行こうと男子部屋のみんなで制服に着替えて準備してたら、

俺のいる男子部屋のドアをノックする音がした。


ドア近くにいた俺が戸を勢いよく開けると、

俺の想い人、

ミドリが立っていた。


驚きで真っ赤になった。


更に。


「これあげる...」


グーにした右手を差し出され

俺が思わず、


「え、、」


と言って受け取り、視線を落とすと

とんでもないものがあった。


「し、ショーツ...」


「シンジくん、はかない、女が好みなんでしょ?昨日、昨夜、ドアの向こうで耳当てで聞いちゃったよ」


「私も林さんに負けないように頑張るわ」


「な....」




それにしても。


せ、制服のスカート姿で。


そ、その下はいてないとか、

や、ヤバイ!


あたふたしているうちに、


林ユーコまでミドリの陰から現れて、

俺は大慌て、ショーツを背中の背後に隠した。



「シンジ、おっはよう!」


今度は、ユーコが、

「これ、あげる...!」


と俺の前に手を差し出した。


「し、ショーツ!」


さっきは、白色。

今度は真っ赤なショーツだった。


俺は慌てふためいた。


目の前にいる女子ふたりは、

ばちばち火花を散らしていて、

俺は逃げるように、男子部屋へと入ったのだった。


も、勿論、二色のショーツを

落とさないようにして。


こうして俺の取り合いが幕を開けたのだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ