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美少女幼馴染「手ブラしてあげよっか?」

「ま、ま、まさか、ぶ、ブラを外す気なのか!?」


「あったり前でしょ!なんのために、

パジャマのボタンを全部外したと思ってんのよ!!」


「や、やめろ....早まるな」


「何言ってんの!あんたがノープラが好きだって言ったんでしょ!俺好みの女になって欲しいんでしょ!?」


「オッケー!手ブラ上等よ!」


「あああ....」


俺が慌てふためいていると、思わぬ、邪魔、いや、救世主が現れた。

救世主でもあり、現れちゃいけない人物でもあった。



鬼の山田。


俺のクラス担任だった。


滅茶苦茶がたいのいい男の先生。

50代後半の柔道部顧問。


俺は一気に首根っこを掴まれ、

林ユーコの目の前から2メートルほども遠ざかった。


「消灯時間だぞ、何やってる!」


と怒鳴られた。


「あ、えーっと...」


「林!お前もだ!はやく部屋に戻りなさい!パジャマ?の前を開けて

何やってる!ハレンチ極まりないぞ!」


「はーい」


テヘペロのユーコ。くるりと向きを変えて

女子部屋のドアノブにおとなしく手をかけてた。


鬼の山田は女子には甘い。


その逆で。


男には超絶厳しい。



ゴチン...!!


「....ってえ!!」


最早、体罰じゃね?って位、

俺は怒りの鉄拳(げんこつ)を頭に喰らった。



手ブラで理性崩壊の危機は過ぎ去ったが、

俺の頭は激痛で崩壊寸前だった。






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「何も持たずに手ぶらできたの?」

「うん、何も付けずに手ブラできたわ」

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