美少女幼馴染がブラジャーを脱ごうとしてるんだが、俺はどーすればいいのだ?
クラスが違うからな。
まさか、俺の好きな女子、ミドリと、
罰ゲーム告白の相手が同室だなんて把握できてないのも致し方ないよな。
さて。
ディープキスを見られた俺は、
完璧に困り果て、
この場から逃げることにした。
幼馴染、林ユーコの右手首を取って。
「ユーコ、ちょっと話がある。
すげー、大事な話」
「な、なに??」
女子部屋、鶴の間から出て、
俺は林ユーコに廊下で真実を告げた。
見回りの先生に見つからないうちに、
要点だけ告げて、とっとと男子部屋に戻ろう。
「ごめんだけど、さっきのは罰ゲーム告白なんだ。
お前に、罰ゲームと、きちんと伝えようと思ったら、キスで俺の口を塞ぎやがってからに、
言えなかったから、今ちゃんと言う」
「はぁ!?罰ゲーム告白ですって?」
「そう罰ゲーム告白」
「だからな、俺はお前のこと、好きとかじゃないんだ」
「ふん。そんなの認めないわよ」
「え」
「好きって言ったんだから、その言葉に責任持ちなさいよ」
ユーコは怒った顔してた。ま、無理もないな。
罰ゲーム告白なんて、失礼だもんな。
「いやしかしな、そうは言っても、
俺には他に好きな人がいてだな...」
「はぁ!?それ、益々、ムカつく!」
今度、俺は、ぎゅむ!と林ユーコにハグされた。
「や、やめろ、やめ、、、」
「嫌よ。やめない」
「何だよ、お前。俺のこと、好きなのか?さっきのディープキスといい、ハグといい、、、」
思い切って尋ねると。
「分からない。
ただ、キスやハグをしたいと思ったからしただけよ!」
こ、困った。
噛み付いたら離れない、スッポンみたいな
美少女幼馴染だった。
そこで、俺は。
とんでもない要求を彼女にしてみた。
そう。
女子がドン引くよーな、とんでもない命令をしてみたんだ。
「俺、ノーパン、ノープラの女がタイプなんだ」
「え」
「下着、付けてない女が好みなんだよ」
「おまえ、俺の好みの女の条件、
満たすことできんのかよ...?」
挑発的に。
そう言ったら、彼女は何と、
モジモジしながら、パジャマの上着のなかにモゾモゾと両手を突っ込んで、
「ブラジャー、外せばいいのね?」
と言ってきた...!
た、大変だ。
目がマジだった。
ま、まさか本気でやるなんて思ってもみてない!
にょ、如実に俺の命令を遂行するなんて、
マジで俺のこと好きなのかよ...?
嬉しさ半分。
焦り半分だった。
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