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3/10

美少女幼馴染がブラジャーを脱ごうとしてるんだが、俺はどーすればいいのだ?

クラスが違うからな。

まさか、俺の好きな女子、ミドリと、

罰ゲーム告白の相手が同室だなんて把握できてないのも致し方ないよな。


さて。


ディープキスを見られた俺は、

完璧に困り果て、

この場から逃げることにした。


幼馴染、林ユーコの右手首を取って。


「ユーコ、ちょっと話がある。

すげー、大事な話」


「な、なに??」


女子部屋、鶴の間から出て、

俺は林ユーコに廊下で真実を告げた。


見回りの先生に見つからないうちに、

要点だけ告げて、とっとと男子部屋に戻ろう。


「ごめんだけど、さっきのは罰ゲーム告白なんだ。

お前に、罰ゲームと、きちんと伝えようと思ったら、キスで俺の口を塞ぎやがってからに、

言えなかったから、今ちゃんと言う」


「はぁ!?罰ゲーム告白ですって?」


「そう罰ゲーム告白」


「だからな、俺はお前のこと、好きとかじゃないんだ」


「ふん。そんなの認めないわよ」


「え」


「好きって言ったんだから、その言葉に責任持ちなさいよ」


ユーコは怒った顔してた。ま、無理もないな。

罰ゲーム告白なんて、失礼だもんな。


「いやしかしな、そうは言っても、

俺には他に好きな人がいてだな...」


「はぁ!?それ、益々、ムカつく!」


今度、俺は、ぎゅむ!と林ユーコにハグされた。


「や、やめろ、やめ、、、」


「嫌よ。やめない」


「何だよ、お前。俺のこと、好きなのか?さっきのディープキスといい、ハグといい、、、」


思い切って尋ねると。


「分からない。

ただ、キスやハグをしたいと思ったからしただけよ!」


こ、困った。


噛み付いたら離れない、スッポンみたいな

美少女幼馴染だった。


そこで、俺は。


とんでもない要求を彼女にしてみた。


そう。


女子がドン引くよーな、とんでもない命令をしてみたんだ。


「俺、ノーパン、ノープラの女がタイプなんだ」


「え」


「下着、付けてない女が好みなんだよ」


「おまえ、俺の好みの女の条件、

満たすことできんのかよ...?」


挑発的に。


そう言ったら、彼女は何と、

モジモジしながら、パジャマの上着のなかにモゾモゾと両手を突っ込んで、


「ブラジャー、外せばいいのね?」


と言ってきた...!


た、大変だ。


目がマジだった。


ま、まさか本気でやるなんて思ってもみてない!


にょ、如実に俺の命令を遂行するなんて、

マジで俺のこと好きなのかよ...?


嬉しさ半分。


焦り半分だった。





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