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誰かに響く

もしも僕が……。

作者: 宮原叶映

 もしもの話。


 僕がなにかしらで、この世を去ったとする。


 悲しんでくれる人はいるのか。


 僕の持っていたものは、どうなるのか。


 最近そんなことを考える。



 なんでだろうか。


 最近生活が乱れているせいなのか?


 なぜか、したいことがよく分からなくなる。


 辛くなる。


 情緒不安定になる。


 僕を何かが支配しているのか?


 分からないことだらけ。


 僕が遺したものは、誰かの何かに引っかかるのだろうか。


 こんなやついたな。


 って、いう存在感でいい。



 僕は、何度もいってると思う。


 僕の青春は、いや僕の高校までの学生時代は、地獄。


 相手は、ストレスの発散に使ってるだけかも知れない。


 何かちょっとしたことでも、しつこいくしてくる。


 相手は、何の罰も受けずにのうのうと生きる。


 暴力をする友達?が二人いた。


 首を閉めてくる人もいた。


 犯罪だ。


 もしかしたら、殺人か殺人未遂で逮捕されていたかもしれない。


 その行為の原因は、僕にも非があると思う。


 僕は、そのときは信頼出来る友達だと想っていた。


 大人たちには、言っていない。


 しかし、周りに人がいた。


 誰も、止めなかった。


 ただ、僕を眺めているだけ。



 殴り蹴る人もいた。


 周りも知っているし、見ている。


 誰も止めない。


 暴力はしないが一緒に、僕の心を傷付ける。


 その表情は、笑顔だった。


 その表情は、嫌なものを見る目だった。


 僕は、その人たちを友達とは呼ばない。



 頭のいいある人は、対等な立場だと何かの書類に書いている人がいた。


 僕はそれを見て、絶望した。


 どこが対等な立場なのか。


 それは、僕以外に対してだ。


 最近になって、ある人から会えるか連絡が来た。


 ある人は、用件だけ言った。


 中身は、ペラペラだ。


 僕はそのペラペラの中身を聞いた。


 気を悪くしたのならごめんという返信が来た。


 そうじゃない。


 向こうは、僕に約束を取り付ける立場だ。


 中身がペラペラだったら、こっちはなにもできない。


 マナーがなっていない。


 僕の考えすぎかもしれない。



 そこは、認める。



 結局、向こうの都合で会わなくなった。


 僕は、嬉しいようで辛い。


 ある人のことも友達とは、言えない。



 何かのグループ分けをするなら、僕が言った人達は友達ではない他人でもない何かだ。


 辛いこともあったが、楽しいこともあったからだ。



 もしも、僕がそれを苦に自らこの世を去ったとする。


 遺書に、その事を事細かく書いてやる。


 実名も書いてやる。


 もし、それが何かのメディアに取り上げられたとする。


 僕の実名だけ公表されるのは、おかしい。


 その人らの今の人生がめちゃくちゃになるだろうか?


 僕にしたことの過ちを強制的に苦しめられるだろうか?



 僕は、自らこの世を去ろうと何度も想った。


 結果、僕は生きている。


 僕には、好きなことがあった。


 だから、それをやり続けるしかない。




 もしも僕が何かで有名になったとする。


 僕は、堂々といじめがあった実話を話す。


 批判や同情されるかもしれない。


 だからって、過去は変わらない。




 僕の書いた小説は、生と死がテーマだ。


 もうひとつのテーマがある。


 それは、いじめについてだ。



 いじめにより苦しむ登場人物。


 それに気づいても何も出来ない登場人物。


 それを隠された登場人物。


 というのを書いている。



 僕の経験に近いものも多数ある。



 いじめにより心が悲鳴をあげる気持ち。


 いじめをして欲しくない。


 いじめを黙っては、いけない。


 そういう想いから書いている。




 もしも、今の僕が地獄にいる僕に会えたとする。



 法的な処置を取ること。


 未来は、楽しいこと。


 偉かったね。


 よく頑張った。


 と言っておもいっきり抱きしめる。



 誰にも辛いことがある。


 だからって、人を傷つけていい理由にならない。


 もしも、今の自分が過去の自分に会ったら、


 抱きしめてあげられる人になって欲しい。


 友達だから、自分の立場かと想わずに、


 一歩踏み出して欲しい。


 もしも、僕が……。


 もしも、自分が……。


 と、考えれば悲しむ人は少なくなる。


 僕は、そう想う。


 後悔することもある。


 それが人生。

昔は友達と呼べたが、今そう呼べない人っているもんです。


 対等な立場と言ったある人は、今でもそれが間違いだと気付いていない。


考えすぎというのもあるし、自分の非も認める。


でも、相手は自分が偉いと勘違いして生きる。


何も傷がつかずに、生きるのは許せないですね。


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