表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷撃のカイ・フィリード  作者: 狼花
2章 【青き嶮山 イーヴァン】
64/202

◆黒翼王と吟遊詩人(11)

 屋根伝いに駆けたカイとヒューティアが王城前に到着するには、ものの二分ほどしかかからなかった。屋根から下りて路地を走りながら、カイの鋭敏な各器官は刃鳴りの音と血の匂い、戦いの雰囲気を感じ取っている。間違いなく、この先で何かが起こっている。


 イーヴァン政府の中枢たる王城は、市街地から少し外れた小高い場所に建てられていた。ちょうど王城からオストの街並みを一望できる形だ。

 市街の路地を抜けると一気に視界が開け、目の前には王城のみが見えるようになった。城へ至る道を一直線に駆けていると、道端にぽつぽつとヒトが倒れているのが目につく。鉄の鎧兜を装備した者たち――城の兵士だ。

 一見しただけで絶命しているのは見て取れたため、カイは死体を無視して先に進んだ。だが進めば進むほど死体の数が多くなり――一体何者に襲われたのかと気味が悪くなってくる。


 銃痕ではない。しかし斬撃痕でもなかった。鋭いものでえぐられたかのような傷、突き刺されたような傷、食いちぎられたような傷。この傷はよく知っている。爪や牙――おそらく、敵は化身族。それも複数だ。


 イーヴァンは険しい山々に守られた国。特に王都周辺は山に囲まれているため敵の襲撃を受けにくく、街は城塞都市としての役目を持たない。それは王都オストも同様で、城を守る城壁の装甲も薄ければ水濠もなく、城へ至る道は一直線。王都に侵入してしまえば、実に攻略しやすい造りだ。イーヴァンでは王都に侵入を許した時点で負けとなる。今回はその弱点を突かれた。

 その王城の城門付近に、遠目ながら複数の影が見える。そのシルエットは人間の姿をしていない。四つ足の獣が三頭に、鳥が一羽。どこからどう見ても化身族で、王城に侵入しようとする輩だ。


 城門は開け放たれている。それでも侵入者たちが城門前でたたらを踏んでいるのはなぜか――その答えはすぐに見えた。城門に仁王立ちし、侵入を防いでいる者がいる。アスールとチェリンだ。


 アスールの間合いは、長い剣身を含めて前後左右に数メートルはある。基本的に密着状態から爪や牙で攻撃するしかない化身族だ。迂闊に飛び込めばそれはアスールの間合いであり、確実に斬られる。例えアスールの剣を躱したところで、横からはチェリンが飛び掛かってくるだろう。ふたりは城門を守るため動けないが、その存在は牽制として非常に効果的だった。

 四人も化身族が揃っていれば総攻撃をかけて突破しそうなものだが、そうしないのは既に痛い目を見たからだろう。アスールの剣についた鮮血と、敵の負った傷を見れば一目瞭然だ。並外れたアスールの剣技に、慎重にならざるを得ないのだ。


「遅いぞ、カイ」


 カイの姿を見つけたアスールが呼びかけてきた。その言葉にぎょっとしたのは侵入者たちだ。目の前にいるアスールとチェリンふたりに手こずっていたというのに、もたもたしている間にカイとヒューティアに背後を断たれてしまった。絶体絶命の挟撃である。

 これでも全速力で駆けてきたんだけどなあと内心でぼやいていると、横でヒューティアが唸る。こうしていると非常に頼もしいのだが、彼女の素顔を知ってしまった後だとなんとも微妙だ。


 トライブ・【キャット()】、【ボア()】、【タイガー()】、【イーグル()】。よくもまあ色々揃えたものだ。――つまりここにこれだけの戦力がいるということは、やはりファルシェのほうは囮だったか。


「豪華な面々だ。一度は見たことのある、賞金額三桁の二級手配者ばかりだよ」


 アスールは悠々と剣を提げたまま口を開く。


「しかしおかしいな。彼らはみなとうの昔にハンターに狩られ、リーゼロッテ神国の協会の下に身柄があると思っていたのだが」

「……」

「神国軍に組み込まれた化身族が、群れを成してイーヴァンの王都を襲撃した。これにはどういう意味があるのだろうな?」


 デュエルに敗れ、ハンターに狩られた化身族は――ハンターの所属国の所有化に置かれる。大体の場合、化身族はその戦闘能力を買われて国の正規軍に組み込まれるのだ。最初からそれを狙って化身族を狩る国も多いだろう。

 言葉を交わせないのがもどかしく、敵の目の前でカイは化身を解いた。もはや敵の姿は眼中にない。ただ、対面上に立つアスールを見つめる。


「神国の指示だってこと?」

「さて。まあ、ともかく彼らは彼らの意志でここを襲っているわけではなさそうだ」

「……何か恨まれるような真似をしたの、あの王様は?」


 先程アスールが「カイ」と呼びかけたことで、おそらく相手は【氷撃】という名を思い浮かべているだろう。隣にいるのが【光虎ヒューティア】であるのも、すぐに分かる。どちらも大誤算といったところか。それぞれ背中を預けあって、前のアスールと後ろのカイに備えている。


「大陸の覇権を握りたいリーゼロッテにしてみれば、昔から自由奔放で恐れ知らずのイーヴァンは厄介な存在だ。特にファルシェが即位してからというもの、輪をかけてその傾向は強くなった。着々と国力を高めるイーヴァンの実情は、厄介どころではなく脅威ですらあるだろう」


 アスールは手の中で剣の柄を握り直した。


「目的はファルシェの抹殺。もしファルシェ本人を殺せなくとも、兵を減らし、政治中枢たる王城を破壊する。これはそれを狙った暴挙だ……違うかね?」


 質問を投げかけた先に、先程から沈黙している敵の猫がいる。猫の返答は簡単だった。身を低くしてアスールに飛び掛かったのだ。

 決死の一撃だろう猫のひっかき攻撃を、アスールは難なく剣の腹で受け止めて振り払った。


「図星と見たぞ」


 飛び掛かってきた虎を避けながら、カイは素早く化身した。空ぶった虎の肢に食らいつき、動きを封じようと試みる。が、さすが虎。カイを振り払って間合いを取ることに成功した。けれども噛みついた前足からは血がとめどなく流れている。

 突進した猪を前脚で張り飛ばしたヒューティアに、鷲が上空から襲い掛かる。カイがフォローに回ろうとした瞬間、鷲の翼を巨大な矢が撃ち抜いた。地面に縫い付けられた鷲が悲痛な悲鳴を上げてのたうつ。


 その強弓は空から放たれていた。見てみれば、黒く太い矢はばちばちと電気を発している。夜の闇とほぼ同化しているが、闇よりもいっそう黒々としたものが上空にある。トライブ・【クロウ()】、【黒翼王ニキータ】。

 その【黒翼王】必中の奥義、“黒羽の矢(ヴォルト・アロー)”だ。雷属性の魔術で単調な攻撃の軌道ではあるが、空から矢が降り注ぐとなれば話は別。驚異的な視力を持つニキータは、地上の敵の隙を見逃さない。


 早々にカイが鷲を仕留める。――そんなつもりはなかったのだが、無意識に手加減をしてしまった。鷲は完全に地面に墜ち、ヒトの姿に戻ってしまう。


 残るは三匹。そのうち、猫の相手をしていたのはアスールだ。カイとヒューティアの到着によって一気に守勢を捨て攻勢に出たアスールは、剣一本で巨大な猫相手に優位に立ちまわっていた。

 剣の流派などカイはまったく知らないが、おそらくアスールのそれは正統派剣技とは対極に位置するものだと思う。アスールの動きは変幻自在で、先が読めない。右から攻撃が来ると思って構えれば、いつの間にかアスールの剣は左手にある。斬撃が来ると思えば、蹴りと殴打が飛んでくる。荒っぽい我流もいいところで、およそ王族の使う剣技ではない。


 ヒューティアから標的をチェリンに変えた猪は、凄まじい突進を繰り出した。けれども直線的な動きを見切るのは容易い。少々経験不足でも、チェリンは立派なフィリードの民。戦いの訓練は嫌というほどさせられたはずだ。

 チェリンが躱す。猪は急に止まれない種族だ。それを狙って、チェリンが側面から飛び掛かって後ろ足で蹴り飛ばした。猪は吹き飛んだが、それでもかすり傷程度だ。


 速さではチェリンが圧倒的に上回っている。それでも、チェリンは火力が弱いのだ。敵は賞金首、魔術を使えるのは当然。そしてチェリンに、魔術は使えない。

 猪が放ったのは水泡だった。水属性の魔術だ。猪の習性ごとく一直線に飛来したそれだが、量が多く速い。さすがのチェリンもすべての水泡を避けるのは不可能――見かねたカイが、すぐさま”氷結(フリージング)”を発動させた。

 水泡は一瞬で氷の礫と化した。ばらばらと地面に落ちた礫だったが、僅かな間を置いて再びそれは浮遊する。そして今度は、猪に向けて豪速で投げつけられた。カイが敵の術を乗っ取ったのだ。


 猪が驚いて回避行動をとった隙を突いて、チェリンが飛び掛かった。彼女の後ろ肢はまともに猪の顎下を捉え、見事に叩きのめした。


 その間に、残っている虎はヒューティアに瞬殺されていた。同じ虎という種族でありながら、その力量差は明らかだったのだ。それでも、半殺し程度に収めていたのはファルシェの意志を汲んでだろうか。



 こうして、襲撃者はものの数分で全員戦闘不能になった。上空にいたニキータが化身を解いて降りてきて、他の面々もヒトの姿を取った。手際よくアスールが敵を一所に集め、五人で取り囲んで逃げられないようにする。獣の姿を維持できなくなった敵たちも、それぞれ化身を解いていた。だれひとり目を合わせようとしないのは当然か。

 ニキータがやれやれと肩をもみほぐしながら、世間話でもするのかという気楽さで問いかけた。


「そんじゃまあ、坊やたち。お前らはどこの誰に命じられてここに来たんだ?」

「……」

「だんまりか。俺たちも鬼じゃねぇ、洗いざらいぶちまけてくれれば悪いようにはせん。……多分な」


 多分ってなんだ。いい加減なニキータに、カイは溜息をつく。

 するとひとりの男――先程までの猫――がニキータを見上げた。


「……そういう契約なんだ! 何も喋らないからな」

「へえ?」


 ニキータは男の隣にしゃがみこみ、気安げにその肩に腕を回した。ぎょっとしている男たちをよそに、ニキータは囁きかけた。


「人間との契約がなんだ? お前たちが負けたのは化身族であって、人間じゃない。契約具を奪われたくらいで、なに従順に従っているんだ。人間に飼われる前の誇りが残っているのなら、自分の意志で行動してみたらどうだ?」

「お、掟に逆らえと……? 契約具を持つ者に従うという絶対の掟を……」

「別に逆らったって、罰が与えられるわけじゃねぇ」


 そのやり取りはばっちりカイの耳にも入っていた。隣に立つチェリンが、ぽつりと呟く。


「……むちゃくちゃ言ってるわね」

「まったくだね」


 だが、しかし――契約の掟は、生まれる以前から化身族の血に刷り込まれてきた宿命的なものだ。契約主の意思に反した行動をとればどうなるのか。カイは無意識にそれを恐れ、イリーネの感情通りに動いている。幸いにも彼女は非道なことを命じないけれども――たとえば、何かの拍子で契約具がイリーネから別の人間に移ったら? その人間が、カイに「イリーネを殺せ」と命じたら? ――以前は淡々と言葉にできたはずのそれが、今では考えることさえ恐ろしい。

 もしそんなことになっても、俺は絶対イリーネを傷つけない。……そう断言したいのに、経験がないから断言できない自分がいる。けれどニキータは、その恐れを木端微塵に粉砕した。この豪傑のことだから、契約主に逆らったことも一度や二度ではないだろう。それでピンピンしているのだから――。


 案外、大丈夫なのかも。


「ほ、本当に……全部話したら、助けてくれるか?」

「ああ。いや、勿論この騒動を起こしたけじめはつけてもらうぞ? そこらはファルシェが考えるだろうが、あいつも頭の良いやつだ、妥当なものを何か用意してくれるさ。心配するな」

「そ、それじゃあ……!」


 すっかりニキータを信頼したらしく、男たちはぱっと表情を明るくした。根は良い奴らなんだろうなあ、と思いながら、カイたちは男たちの言葉を待つ。


 異変が起こったのは、その時だった。



「どうした?」


 ニキータが男の顔を覗き込む。四人の男たちは急に血の気を失い、沈黙してしまったのだ。アスールも眉をしかめてしゃがみこむ。

 猫の男は頭を抱えて震えはじめた。


「わ、分からない……急に、苦しく……うッ!?」

「お、おい!」


 ニキータの焦る声など、滅多に聞けないレアものだ。いやそんなことを言っている場合ではない。四人の男たちが、揃って悶絶し始めたのだ。痛いのか、苦しいのか、気持ち悪いのか――それすら分からない錯乱状態だった。勝手に化身しそうになる男を力づくで押さえつけ、落ちつかせようと声をかける。

 けれども――ぱたりと彼らの動きは停止した。アスールが脈を取り、そして首を振る。ヒューティアが口を押えて後ずさりし、チェリンもまた渋い顔だ。


 息絶えた四人を地面に並べて寝かせる。……外傷もない。毒でも盛られたのか。だがいつの間に? 毒だとしても、四人同時などあり得るのか。

 するとニキータが腕を組んだ。


「これは……あれだな。契約具を砕かれたんだろう」

「契約具を砕く……?」


 いまいちピンと来ないのはアスールだけでなく、カイもチェリンもヒューティアもだった。ニキータは掌を握って開いてを繰り返す。


「契約具を契約主が砕くことで、化身族は苦痛を味わう。下手をすれば今回のように命を落とすんだ」

「!? そんな話、俺は一度も……」


 カイが驚いて声を上げたが、ニキータはあっさりと頷いた。


「聞いたことはないだろう。が、俺たちは知っているはずだ。契約具(・・・)()失ってはいけない(・・・・・・・・)契約主に(・・・・)逆らってはいけない(・・・・・・・・・)、とな。それはこの結末を避けるための本能なのさ」

「まさか……」

「……こいつらには悪いことしたな。多分、これは……」


 何か言いかけたところで、ニキータがふと顔を上げた。彼の視線の先には市街へ向かう道――その道をこちらに駆けてくる四つの人影と、空を舞う鷹。


「カイ! みんな……!」


 イリーネだ。カイの姿を見てほっとしたようで足を緩める。カイは自然と四人の死体を隠すように前に進み出て、意図をくみ取ったチェリンとアスールも同じようにする。

 ファルシェとクレイザもそれぞれの怪我の有無を確かめ――しかし、そこかしこに散らばる兵士の死体や襲撃者の死体を見ると、手放しには喜べない。ファルシェは渋い顔で沈黙しており、見かねたアスールが口を開く。


「私が駆けつけたとき、ここはもうこの有様でな。応援として街に向かう兵士たちには、城門を迂回して別の道を探せと指示しておいた。おそらく裏門などを使って市街へ向かっているだろう……大丈夫だ、イーヴァン軍は壊滅などしておらぬ」

「そうか……ありがとう、アスール。それに、みんなも。みんなのおかげで、王城は落とされずに済んだ。……イーヴァンの恩人だ」


 頭を下げたファルシェに、ニキータはひらひらと手を振った。


「んなことはどうでもいい。それよりちょっと話したいことがあるんだが」

「構わないが、俺は被害状況の確認をせねばならない。少し待ってもらうがそれでもいいか?」

「おう。だったら城の一部屋でも貸してもらえば……」

「じゃあ僕たちも手伝いますよ。ねえ?」


 まったく邪気のないクレイザの笑みを向けられ、うっとニキータが言葉に詰まる。一仕事終えて休む気満々だったらしいが、そう上手くいかないものだ。ニキータもしぶしぶ承知していた。

 にしても、王さま自ら街頭で指揮を執るとは――つくづく、型破りなヒトだ。そんなものは配下の者にやらせて、王は報告だけ受け取るものかと思っていたのだが。


 その時、傍にいたイリーネの身体がふらりと揺れた。肩を支えてやると、イリーネははっと我に返ったように顔をあげる。どうやらふらふらしている自覚がないらしい。


「大丈夫?」

「は、はい……」

「無理しないで、休んだほうがいいわよ。あんた、顔真っ白じゃない……」


 チェリンも心配そうにイリーネの顔を覗き込む。ここに来るまで、多くの血や死体を見てきたのだ。血の気が引いてもおかしくない。

 チェリンの言葉で緊張の糸が切れたのか、ふっとイリーネは力を抜いた。地面に倒れ込みそうになるのを引き止め、カイはしゃがみこむ。そっと前髪を払ってやると、イリーネはすっかり気を失っていた。


 それを見たファルシェが僅かに笑みを浮かべた。


「……ずっと街で負傷者の手当てをしてくれていたんだ。あれだけの治癒術を使えば疲れも出るだろう……【氷撃】、お前は彼女と一緒にいてやってくれ。城の部屋を用意させるから、イリーネを休ませてあげてほしい」

「いいの? ……この子が誰だか、分かってるんだよね?」

「勿論。お前たちは恩人で俺の客だ。誰にも手出しさせない」


 確かに、宿に戻るよりもこのまま城の部屋を借りたほうが安全だろう。もう敵もいなさそうなことだし、そうしたほうがいいかもしれない。


「それじゃ、お言葉に甘えて」


 イリーネを抱いて立ち上がると、ヒューティアが「こっち」と案内役を買って出てくれた。ちらりとアスールに視線を送ると、アスールはようやく剣を鞘に収めながら言った。


「私とチェリン姫も、すぐに行く。先に待っていてくれ」

「分かった」


 頷いて、カイは王城の中へと入っていく。――まさか自分が一国の城に入ることになるとは、つい数時間前までは思いもしなかったものである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ