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きよじ  作者: 東 清二
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第九十話 ダイヤモンドカッター

創価へ送られて来て2日目、創価小学校のサッカー部の寮の世話人に、俺のことを見極められ 難問を出され、試されます。果たして、解けるのか?

俺の名は、ひがし 清二きよじ。親もいなく家族もいない、その上 金も無ければ家もない。じゃあ、どうやって生まれてきたかというと、太陽の堕とし子としか説明のしようがない。ちょっと前までの俺は、東京サレジオ学園という 忌まわれし呪われた児童養護施設で、小4になろうとしていたけど 全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだの判断で、創価小学校と そのサッカー部の寮へと送られた。そこでの俺は、小5の春で、創価へ来て2日目に 創価小学校のサッカー部の練習を終えたところだ。


創価のサッカー部の寮には、十数人はいっぺんに入れる 大きめの風呂があり、サッカー部の練習を終えたら 当然 風呂に入る。風呂はいいけど、残す方を間違えた創価小学校の小6の2人、クソ大和田おおわだの息子に、松崎まつざきと書いてハゲチャビンと読む エイズの先輩が居て、俺が創価に来て初日に、小5の鈴木すずき 史郎しろうと一緒に、糞先輩をぶっ飛ばした。そして先輩が風呂を上がるまで、後輩は風呂を待たないといけないというルールが、少なくても 俺と史郎しろうの中では、なくなった。なので、罵声を飛ばす 小6のクソ大和田おおわだの息子に、「また、ぶっ飛ばされたいのか?やんなら、やるぞ こら!」と俺は伝え、風呂へ入る。史郎しろう史郎しろうで、松崎ハゲチャビンに「エイズは、黙ってろ!」と伝え、風呂へ入る。


風呂を出て 夕食を食べた後、俺は皿洗いを手伝い、皿洗いが終わったら 新入りはみんな試されるという、場が設けられる。小部屋に4つ椅子があり、俺とこの創価のサッカー部の寮の世話人をしている、史郎しろうの母親がトイ面に座っている。

「創価の小学生は、お小遣いが月 一万円だけよ。それで、やり繰りしなさい」と言われる。

「俺が創価に来る前に居た 東京サレジオ学園は、地獄みたいなところでお小遣いも、月千円ちょっとだった。創価での小遣いは、ほぼ10倍!」と俺。

「ふふっ笑。洗濯以外は、創価の子は 自分で汚した物は、自分でキレイにする。大丈夫?」

「大丈夫。トイレットペーパーは、必要 最大限に使う。大丈夫?」と俺。

「大丈夫よ。問題なさそうね。最後に、誰に聞いても正解が分からない 問題を出すわよ。大丈夫?」

「大丈夫」と俺。

「この世で、一番硬い物は?」

「ダイヤモンドと、俺の覚悟」

「ふふっ笑。ダイヤモンドの方は、正解。じゃあ この世で一番硬い物、ダイヤモンドを削るには、どうすればいいでしょう?」

「うん、50点なら取れる。地球上で 一番硬度の高いダイヤモンドを成形するには、ダイヤモンドで削るしかない。思い通りに削れるかは分からないけど、既に指輪をみてのとうり技術として存在している」と俺。

「その削る技術に、使う道具の名前は?」

「知らない」と俺。

「正解は、ダイヤモンドカッターよ」

「覚えとく」と俺。


小部屋のドアが開き、史郎しろうが入って来た。

「母ちゃん、清二きよじはどんな奴だった?」と史郎しろう

「さすがとしか、言いようがない。ダイヤモンドカッターにたどり着いた、唯一の子よ」と史郎しろうの母親。

「ダイヤモンドカッターにたどり着いたのか?」と史郎しろう

「カッターの名前までは、分からなかったけどな」と俺。

「母ちゃん、それと清二きよじごうちゃんのことを知ってる」

ごうちゃんを知ってるの!?合気道の達人で 創始者の渋川剛気しぶかわごうきよ!」と史郎しろうの母親。

「ああ。よく知ってるよ。俺の宝物の用心棒で、俺が雇い主だよ。俺の分かっている範囲だと、ごうちゃんは、天国の異次元に居るよ。今だと、天国行きの条件も厳しいのに、更に異次元だと ごうちゃんの許可を得ないと立ち入ることが出来ない場所だよ」と俺。

「待って、それだと襟を正さないと。まずは、皇太子殿下を試すような事をして、申し訳ありませんでした」と史郎しろうの母親。

「ああ、別に大丈夫。試されるのには、慣れてるからな」と俺。


「試されることに、慣れてる…。私は、合気道の達人で創始者の渋川剛気しぶかわごうきの妻なのですが、信じられますか?」と史郎しろうの母親。

「ああ。信じられるよ、ごうちゃんが、それでいいならだけどね」と俺。

「良かった!ごうちゃんに、女がいるかどうかは分かりますか?」と史郎しろうの母親。

銭屋ぜにやレディースといって、ごうちゃん から合気道を学ぼう、本当の本物の強さを身に付けようとする 女子とか女性とかは、一緒には居るだろうけど ごうちゃんに限って、浮気はしないよ。強くなり過ぎて、位が上がって子供は出来ないしね」と俺。

「母ちゃん、清二きよじも 子供が出来ないらしい」と史郎しろう

「出来ないのですか?」と史郎しろうの母親。

「ああ、ずっと以前から。それが俺が皇太子になっても、天皇にはならない一番大きな理由だ。他にも、偽皇室に糞野郎や糞女がうじゃうじゃ居るのも、理由の一つだけどね。も一つは、全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだが、俺が俺が住む為に創った 東宮御所を乗っ取ろうとしたからだ」と俺。

「それで、創価へ 送られたのですか?」と史郎しろうの母親。

「ああ。あちこちに、送られてる。創価が、最後から二番目で 次に送られたら、やっと 何処へも送られずに済む。創価の会長が、俺のことを諸刃の剣と言っていたから、日本刀のように創価学会にとって利益をもたらす 片刃だと証明しないといけないけど」と俺。


清二きよじ、送られるのを断ることは、出来ないのか?」と史郎しろう

「うーん、相手が全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだなんだよ。ごうちゃんにとっても、長年の宿敵のね。クソ大和田おおわだを殺すことは出来ても、消すことは出来ない。ウジバエが集って、身体が修復される 不死身の糞野郎が、大和田おおわだなんだよ。創価のサッカー部の小6の2人は、クソ大和田おおわだの息子と大和田おおわだの側の人間だ。糞みたいな野郎を省略して、糞野郎だろう?」と俺。

「ああ。創価のサッカー部の小6の2人は、両方とも糞野郎だ。清二きよじが創価に来たおかげで、やっとぶっ飛ばせた」と史郎しろう

「まぁ 今が俺たちは小5の春だから、創価のサッカー部としては、あと半年我慢すれば 小6の糞野郎2人は、居なくなるしね。何か、俺が送られる先々に クソ大和田おおわだの側の人間たちが、配置されてるんだよな。だいたい それを取り除いて、その場が幸福になったら 不幸の王様 クソ大和田おおわだが現れ、幸福を摘み取りやがる。ここ数百年、ずっとその繰り返しだ」と俺。

「ここ数百年…。じゃあ 皇太子殿下も、いずれは創価を去るのですか?」と史郎しろうの母親。

「ああ。もう一箇所だけ、送られる先の選択肢が残ってる。それを終えれば、何処にも送られなくて済む。昔は、顔も名前も身体も 人生が始まるたびに、生まれ変わるたびに 違う自分で、意味もあったのだけどね。今はただ 闇雲に、全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだが、時間稼ぎをしている状態だ」と俺。

「姿形が変わることで、意味はあるのですか?」と史郎しろうの母親。

「うん、自分の過去たちを具現化 出来る。俺の過去たちは、みんな天国で独立して存在している。勿論、それは俺だけじゃなく 史郎しろうの過去たちもだよ。史郎しろうがウボーギンをしていた頃は、俺はクロロ・ルシルフル。史郎しろうがフランキーをしていた頃は、俺は赤髪のシャンクスだったりね」と俺。

「そうか、オレの過去たちも 天国に存在するのか!」と史郎しろう

「うん、確かに存在する。この話の続きも、ごうちゃんの話も 明日以降にしよう。今日はもう、時間が遅い。多分だけど…」と俺が言い、小部屋のドアを開けると、創価学会の会長と奥さん そして小5のみんなが集まり、聞き耳を立てていた。

「こんな感じだと、思ったよ。盗み聞きか?」と俺。

「いえ、呼びに来たのですが、皇太子殿下のお話に夢中になり…。」と創価学会の会長。


「今日の創価学会の会長の、為になる話はなしか?」と俺。

「無しです。子供は、もう眠る時間です」と創価学会の会長。

「了解。とっとと眠ろう」と俺。

創価へ送られて来て、2日目が終わった。


《創価か。本物の創価学会の会長は、まだ生存しているのかな。2017/07/12今現在の俺では、確認のしようがないな。しかし、人生 上手くいかないものだなぁ。最後の最後の人生は、最低最悪の人生と覚悟はしてたけど、こんなに しんどいとは…。そんな俺の状態に呼応するように、日本中どころか世界中が不幸になり、めちゃくちゃに 糞まみれになってるけど、俺のせいじゃないしね。そもそもの元凶は、クソ大和田おおわだのせいで、クソ大和田おおわだを全宇宙の支配者にする為に、詐欺をはたらき続けたクソ高倉健たかくらけんも、原因だ。この糞詐欺師は、自分が詐欺師であると自覚すらないので、厄介な存在だった。そんなクソ高倉健たかくらけんも、やっと確実に死に やっとクソ大和田おおわだの側の人間になったとさ。寿命まで、俺に残された時間は、長くても あと15年。それまで 粛々と耐えるか?俺の念能力が、復活するか。念能力さえあれば、諸悪の元凶の不死身の全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだを、完全に消せる。今の俺にできることは、ただ待つことだけか…。》


こうして俺が創価へ送られて来て、2日目が終わった。もともと何で 俺が送られる先々に、クソ大和田おおわだの側の人間たちが配置されてるかというと、これまた大和田おおわだの側の人間 クソ水沼武みずぬまたけしという、俺と同学年の糞野郎のせいだ。この水沼武みずぬまたけしという糞野郎は、クソ大和田おおわだが、俺用に作ったハニートラップに、引っかかりまくった男だ。正体は、太った醜いデブだったりする。このクソ水沼武みずぬまたけしが、後々 俺の人生へ、災厄をもたらすこととなる。次回の話は、創価へ送られて来て3日目、俺が創価小学校や そのサッカー部、サッカー部の寮などへ馴染んでいきます。さて、どうなることやら。以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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