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きよじ  作者: 東 清二
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第百八十七話 ムネリンと道具

福岡県にある 館岡たておかという組織名の極道たちのところに、居ざるを得ない 俺、ひがし 清二きよじ 小5に戻された は、同じく 小5の小久保裕紀こくぼひろきが、キャプテンを務める 少年野球チームに入り、同じく 小5の川崎宗則かわさきむねのりが、元気よく 加入します。ユニフォームを用意したのに、小久保こくぼキャプテンは、ムネリンの野球用スパイクが、小さ過ぎる事に気付けず…。今の俺の年齢、寿命、思い、日本に大災害が 降りかかった理由、俺の死に方、俺にとっては本当の自分の存在、念能力が手に入り次第のプランも、描かれています。では!

時代は、東宮御所を建て、住んでいた際、一学年 飛び級をしているが、昭和56年9月6日生まれの俺 ひがし 清二きよじが、小5の春を過ぎた辺りだ。でっ、住んでいるのが、館岡たておかという組織名の極道たちの呪われた忌まわれた屋敷だ。ジャイアンと結婚した、クソ澤野さわの ジャイ子が、住んでいるしね。この頃は、全宇宙の支配者で、糞野郎中の糞野郎 クソ大和田おおわだの婚約者だという理由で、生き残りやがった 小和田おわだ 雅子ブタコと、勘違い女 クソ八木ずから 祥子しょうこ 俺と同学年が、東宮御所に住み着きやがり、偽者の天皇の代わりに、大災害を防ぐために 俺が、訳も分からないまま、神道の儀式を取り行っていくのも、クソ大和田おおわだが、うろついているのも 嫌気がさし、東宮御所は 糞・偽者たちに乗っ取られた。そんで 俺は、クソ大和田おおわだが 時間稼ぎの為に、いくつも作った、俺が 小学生のまま あちこちに送り込まれる選択肢の最後の1つ、福岡の極道編を送り、リトルリーグで 野球を始めたところだ。


館岡たておかの極道たちの中で、1番年嵩の貸金業をしている 中途半端な 男に、この呪われた忌まわれた屋敷から、なるべく早く 撤収できるように、住居を兼ねた 自分の事務所が持ちたいと、伝えてあった。ミスター中途半端は、「すぐに、用意します」と言い、約束をしていたが、クソ澤野さわの ジャイアンに「どうしても」と言われたらしく、俺が 俺の事務所を構える話が、立ち消えになり、その間、月火水木金と過ぎ、俺は、傷心で 土曜日を迎えた。そして、前世でも 大失敗をしている 糞ジャイ子が、ごちゃごちゃ言っている中、俺は 迎えに来た 小久保こくぼ親子と、球場へ向かう。唯一 救われたのが、「おはようございます!今日から、よろしくお願いします!」と、元気に挨拶をしてきた 川崎宗則かわさきむねのり君の存在だった。


「おはよう、ムネリン。朝から、元気だね。小久保こくぼ 親子が、ちゃんと ムネリン用のユニフォームを、用意してあるから、着替えといで。小久保裕紀こくぼひろき キャプテンの方は、ムネリンの道具で、1つ 気付かないと いけない事が、あるからね」と俺。

「はい!」と、ムネリンも 小久保こくぼキャプテン、返事をして 着替えに行った。

小久保こくぼ 親分の方、息子の貯金、どのくらいだい?」と俺。

「300万円を少し超えたぐらいです。俺が いつ死んでもいいように、多額の生命保険も かけてあります」と、親分衆の小久保こくぼ

「うん、裏稼業の者が、自分が 殺された時ように、多額の生命保険をかけている事は、正しい。なかなか 小学生で、300万円以上の資産がある 子も、いないしね。ただし、それとは別に、野球に掛かる費用と飯代も、息子に支給してやってくれ。もう カツアゲされてる 訳じゃないしね。俺の資産も、現状 1億円はあるけど、持ち越せるか?が、解らないんだよな。敵の名は、クソ大和田おおわだといって、糞野郎中の糞野郎だけじゃなく、無限以上の借金が、無限個 以上あるからね。あとは、澤野さわの ジャイアン ジャイ子 夫妻の鑑別と、小久保こくぼの子分の極道 未満を、とっとと極道から 外せ」と俺。

「はい…。澤野さわのの鑑別は、皇太子殿下に任せます。俺の子分にしてしまった 極道未満は、転職先が決まり次第、外します」と、親分衆の小久保こくぼ

「そんな悠長なことを、言ってる場合でもないけどな。あの極道未満に、転職先が 見つかるとも、思えないしな」と俺。


すると、小久保裕紀こくぼひろきに 、新しいユニフォーム姿になった 川崎宗則かわさきむねのりの2人が、ご機嫌な様子で やって来たが、この様子だと、小久保こくぼキャプテンは、ムネリンの野球用のスパイクが、小1の時に購入して以来、変わっていなく 小5になった今は、スパイクが 小さ過ぎる事に、気づけていないようだ。俺としては、小久保裕紀こくぼひろきが、ちゃんと チームのキャプテンとして、その事に気づけるように、促すことにした。


守備練習、打撃練習と行い、川崎宗則かわさきむねのりは、守備は軽快にこなすが、打撃は 打った後に、なかなか 二歩目が重い。優しい監督は、すぐに ムネリンのスパイクが、小さ過ぎる事に気付いた。

「優しい監督、よく気付いたね。どちらにしろ、ムネリンは、スパイクを買い替えるけど、それは小久保こくぼキャプテンの仕事だ。貯金が、300万円以上 あるからね。監督は、明日 川崎宗則かわさきむねのりが、在籍していたチームと、練習試合を組めたら、組んでくれ。それと、監督も ムネリンも、練習が終わったら、小久保こくぼ 父の奢りで、ラーメン 炒飯 餃子、祭りだからね」と俺。


結局、この日 小久保裕紀こくぼひろきは、ムネリンのスパイクが、小さ過ぎる事に気づけず、俺からは「気づけよ、バーカ」と伝えておいた。それでも、小久保こくぼ 父の10億円を超える残高の通帳を見て、監督も ムネリンも、ラーメン 炒飯 餃子と、たらふく食べたので、それだけは 良しと、俺は 思った。 続


《野球用のスパイクか。福岡の極道編で、俺の人生は 破綻して、敵の手の内の地獄の児童養護施設 東京サレジオ学園で、歴史は繰り返すか?俺も、スパイクを買い換えて もらえなかったんだよなぁ。そんで、2019/04/26今現在、37歳と ちょっと になった俺は、あと12年間と4ヶ月を切っている 俺の寿命が、早く尽きる事を願いながら、社会の最底辺で 燻り中だ。まあ それでも、不幸の王様 クソ大和田おおわだ大和田おおわだの息子たち 大和田おおわだがわの人間たちを、俺の人生から 引き剥がすのは、難儀だったが、なんとか 敵の手の内からは出れて、最期を迎えられる場所に俺は居る。しかも、俺の周りには、おおよそ 一千年振りに、糞野郎も 糞女も、存在していない。あとは、最悪 寿命が尽きるまで、深海にて待つ。両方なんて、贅沢は言わないから、俺の宝物で、浮気相手の座も ゲットした、ピノコ・ナディア・哀姫かなひめに、巡り逢わせてくれ。もう、手放さないから。それと、持ってて当たり前の 俺の念能力が、とっとと使えるようになる事だ。俺の念能力を、俺のキーにしてしまった事で、俺は 使いものにならず、俺が 皇太子として、神道の儀式を取り行っていたのは、12歳までなので、皇室が 偽者たちに占拠されており、何インパクトか?は知らないが、不幸の王様 クソ大和田おおわだの望み通り、日本は 災害大国だ。数えても、キリがないぐらいのね。でも、俺が 東京23区に住んでいるから、起こる起こる と言われている、関東大震災だけは、かろうじて防げているけど。さあ 念能力者に成って、不死身のクソ大和田おおわだも、やっと完全に消せる 死神の鎌【改】を、手に入れよう。現状、日本全国に存在する 糞野郎と糞女から 成る、クソ大和田おおわだがわの人間たちを、手始めに消そう。法皇として 俺は死に、待ち焦がれた 本当の自分、大天使長 ドン・リュシフェルに成る。哀姫かなひめとも、俺の過去たち とも、俺のがわの人間達とも、合流する。そして、クソ大和田おおわだが 勝手に始めた、お互いの存在を完全に消すか?消されるか?の戦いも、俺の勝利で 終える。それまで、それまで 耐え凌ごう》


こうして、その後 プロ野球選手になる 2人、小久保裕紀こくぼひろき川崎宗則かわさきむねのりが、早くも 同じ チームになった。不幸の王様 クソ大和田おおわだが、福岡県に来なければ、俺が プロ野球選手になる道も、絶たれずに済んだんだけどね。次回の話は、小久保こくぼ キャプテン、スパイクを奢るです。果たして?以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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