第百八十六話 川崎宗則、募集
3ヶ月が期限で、福岡県にある 館岡という組織名の極道たちのところへ、送り込まれた 俺、東 清二 小5は、なすべき事を終え、小久保裕紀 小5が、キャプテンを務める 少年野球チームに加入し、他のチームで 貧乏が故に 燻っていた、川崎宗則を、加入させようとします。ムネリンは、家事をしなくてはならず…。今の俺の年齢、寿命までの期間、思い、将来 死んだ後 入るバンド名、相方になる男、日本に大災害が 巻き起こった理由も、描かれています。では!
時代は、昭和56年9月6日生まれの俺、東 清二が、小5の春を過ぎたぐらいだ。元 幸福の王子で、この頃は まだ 皇位継承権があった俺には、お互いの存在を完全に消すか?消されるか?の戦いを、数千年前から 続けてきた 宿敵がいて、そいつは不幸をばら撒く 不幸の王様で、クソ大和田という名だ。そして、その戦いの決着が、俺の 無駄に2回目の東 清二という名になってしまった、最後の最後の人生にて、キチンと念能力を手に入れるか?寿命を終えれば、俺の勝利で、この頃は 全宇宙の支配者だった、何だかんだ不死身のクソ大和田を、完全に消せるところまで、漕ぎ着いていた。糞みたいな野郎を糞野郎というのだけど、クソ大和田は、糞野郎中の糞野郎なので、時間稼ぎを兼ねて、俺が 小学生のまま、何処かに送り込んで、俺が環境に適応すると、時間を巻き戻すという 重大な反則を犯し続け、その最後の送り込まれる選択肢シリーズが、福岡県にある 館岡という組織名の極道たちのところだった。そして 俺は、なすべきことを終え、リトルリーグの弱小少年野球チームだけど、小5の小久保裕紀が、キャプテンを務めるチームに、ピッチャーとして加入したところだ。
日曜日、澤野 ジャイ子の住む、館岡の呪われた 忌まわれた屋敷から、俺は ユニフォーム姿で、出発する。いつになったら、この呪われた忌まわれた屋敷 住まいから、卒業できるのか?館岡の貸金業をしている、1番年嵩の極道に、自分の事務所を構えたいと伝えているが、相手は ミスター中途半端なので、なしのつぶてだったりする。そして ソレが、後々 災厄を齎らす事となる。
また 澤野 ジャイ子が、ごちゃごちゃ言っている中、迎えに来た 小久保 親子と共に、球場へと向かう。球場に到着すると、時間が 早過ぎたのか?小柄の1人の少年が、厳しそうな 監督に、扱かれていた。
「小久保裕紀の方、今 使えない監督に、いたぶられている 小5の少年が、期待の新人 ムネリンだよ。よく見て、よく観察しておきなさい」と俺。
「皇太子殿下、新入りは 大歓迎ですが、そんなに良い選手には、見えませんよ」と、小久保裕紀。
「解らないかなぁ。ムネリンの潜在能力の高さが。実力を充分に、発揮できていないだけなんだけどな。小久保 親分の方は、ラーメンを奢れるだけの残高がある 通帳を、持って来たか?」と俺。
「持って来ました。10億の大台を、子分たちの餞別で、突破しました。ラーメンなら、いくらでも ご馳走できます」と、親分衆の小久保。
と、時間がきたようで、泣き腫らした顔の少年が、俺たちの居る バックヤードに、やって来た。
「今だけ 泣いてる少年、そこの掲示板を見てくれ」と、俺は 話しかける。
球場の掲示板には、打順 1番バッター、守備 遊撃手、ムネリン 募集というポスターが、貼ってある。
泣いていた少年は、涙を拭って ポスターに見入る。
「泣き止んだ少年、君のあだ名は、ムネリンだ。この条件で、問題あるかい?」と俺。
「打順 1番で、守備は 遊撃手!僕の希望 どうりです。ムネリンって、僕の名前を知っていたのですか?」
「ああ。ムネリンが活躍が できなかったのは、貧乏が故だ。それと、川崎という名字の糞野郎が、1人存在している。混同を避ける為、君のあだ名は、ムネリンだ。勿論、ポスターに、川崎宗則 君 募集と、書き加えても、いいけどね。プロ野球選手を、本気で 目指して、小久保裕紀が キャプテンで、俺が 昨日 入団した 少年野球チームに、ムネリンも 入るよな?」と俺。
「はい!よろしくお願いします!」と、捨てる神あれば拾う神ありで、元気を取り戻した 川崎宗則。
「やったー!また 新人が、入ってくれた」と、喜ぶ 小久保裕紀。
「今日のところは、帰るかい?ムネリン。練習のあと、キャプテンの父親の奢りで、ラーメン、炒飯、餃子、ざんまい だけどな」と俺。
「今日のところは、このまま 帰ります。家事を手伝わないと、いけないので。来週の土日から、ボール拾いからでもいいので、練習に参加させてください」と、川崎宗則。
「うん、それで 良いよ。ちゃんと、親御さんの許可も、取っておきたいしね。その代わり 来週の土日は、ラーメン、炒飯と餃子 祭りだからな。ムネリンは、既に 小柄だから、たらふく食べるように。新しいユニフォームは、こちらで 用意しておくよ。背番号の希望は、あるかい?」と俺。
「52番!」と、川崎宗則。
「了解。勿論、部費なんて、払わなくていいからね。金は、ある方が 出す。じゃあ 来週土曜日に、この球場へ来てくれ」と俺。
「部費が、なくなる!はい!来週の土日から、よろしくお願いします!」と、川崎宗則は、大喜びして 帰って行った。 続
《さあ、そして 2019/04/21今現在の俺は、孤独と引き換えに、敵の手の内からは出れたけど、俺のキーにしてしまった 念能力を、未だ 有しておらず、社会の最底辺で 燻り中だ。でも、この2回目の東 清二としての最後の最後の人生、その分 最低最悪の人生の底は打った。もっと しんどい時が あったから、寿命まで 生きるが、B案。念能力の復活が、A案だ。もう 37歳と ちょっと になり、寿命までも あと12年間と4ヶ月を切っている。そういえば、俺が 死んだ後、相方になる 桜井和寿が、僕らは 思っている以上に、小さくて弱くて脆い と、歌っていたなぁ。実際、その通りだけど、念能力者に成って、死んで 俺にとっては、待ち焦がれた 本当の自分、大天使長 ドン・リュシフェルに成れたら、でも 風に揺れる稲穂のように 暖かくて強い、そう信じて という歌詞を、Mr.Childrenに、Theを付けて 加入し、実践しようっと。しかし まあ、ここまで 人生 上手くいかないとはなぁ。終わりに、出来たら 楽なのになぁ。俺の宝物 ピノコ・ナディア・哀姫と、こんなに長い間、離れ離れに なった事がないから、堪えるな。自決したら、ちょっとは好転するものなのかな?文太の所為で、【円】も 使えず、真実の目 もなければ、東家 当主の目 もない。その上、念能力を禁止され、才能と人脈すら、奪われる始末だ。なので、今の俺じゃ、何にも 解りゃしない。解っている事は、皇室が 偽者に占拠され、クソ大和田の望み通り、日本は 自然災害大国になってしまった事ぐらいだ。さてと、寿命が 早く尽きる事を願いながら、なるべく早く 俺に俺の念能力が、返ってくるように祈ろう。キリスト教の神は、存在しなくても、ゴット・ファザー ドン・ビト・コルレオーネが、俺の過去たち 同様、ジリジリしながら 出番を待っているからね。意地の張り合いは、衝突しか起こらないから、おりたけど、この生き地獄と消耗戦、あと どれくらい耐え凌げば、いいのだろうか?》
こうして 才能がないのではなく、貧乏が故に 燻っていた、川崎宗則 少年を、捕獲した。ムネリンは、性格も良く 声も出せる選手なので、道具さえ 揃えば、有り難い 選手となる。さて、次回の話は、クソ澤野 ジャイアン ジャイ子、近親相姦 糞詐欺師 夫妻の話は、思い出したくもないので、省いて、ムネリンが 加入した、弱小少年野球チームでの、プロ入りに向けての練習の話です。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!