第百八十五話 小久保 親子と、ラーメン
福岡県にある 館岡という組織名の極道たちのところに、居ざるを得ない 俺は、なすべきことを終え、小久保親子と、リトルリーグの弱小 少年野球チームで、投球練習です。俺の投球は、既に プロ野球レベルで…。川崎宗則を、加入させる為のポスターも、作ります。今の俺の年齢、寿命、思い、唯一無二の子分の失態、唯一無二の親友の名前、俺にとっては 本当の自分の存在、俺の宝物の少女の存在、俺のキー 念能力の復活への願いも、描かれています。では!
時代は、昭和56年9月6日生まれの俺、東 清二が、小5の春を過ぎたところだ。元 幸福の王子で、この頃は 皇位継承権が有った 俺には、数千年前から お互いの存在を完全に消し去る 戦いをしてきた 宿敵が居て、そいつの名は、大和田という 不幸をばら撒く 不幸の王様だ。そんな クソ大和田が、あろうことか この頃は、全宇宙の支配者だった。そして、元 幸福の王子VS不幸の王様との お互いの存在を完全に、消すか?消されるか?の戦いの決着が、俺が きちんと念能力を手に入れるか?この最後の最後の人生を、寿命で終えれば、俺の勝利で 終わらせられるところまでは、きていた。そして、俺が 小学生のまま、あちこちに送り込まれてきた 選択肢シリーズの最後、福岡県にある 館岡という組織名の極道たちのところにて、俺は なすべきことを終え、リトルリーグの少年野球を始めるところだ。
「試しに投球してみるけど、俺が ピッチャーだと、ストライクから ストライクゾーンを通る 球でも、この少年野球のチームのキャッチャーだと、捕球できない。ただし、小久保キャプテンが キャッチャーをすれば、俺の球でも 捕球できる。じゃあ 全員、集まって。元 ルー・ゲーリック、元 沢村栄治の投球を、見学していなさい」と、俺は言い 近い距離から、キャッチボールを始める。
だんだんと、距離を伸ばしていき、マウンドに上がる。
「じゃあ、キャッチャー。どんどん 球速を上げていくから、捕球 不可能になったら、教えてくれ」と俺。
キャッチャーを座らせて、本格的に 俺は、投球を披露する。
「おおーっ!」と歓声が上がる中、すぐに キャッチャーが、「速すぎて、捕れません」と、根をあげた。
優しい監督も、「この投球は、本物だ。元 ルー・ゲーリック、元 沢村栄治、恐るべし」と、驚嘆した。
ならばと、「ストライクから、ストライクゾーンを通る ボールぐらい、捕れるだろ」と、小久保裕紀が、ミットを構える。
「小久保 キャプテン、一球で 防具を付ける気になる、速球を投げるよ。念の為、キャッチャーミットを、動かすなよ」と俺。
更に ギアを上げて、俺は 速球を投げる。
ちゃんと ミットに収まったが、小久保裕紀は「早すぎる。防具をつけてないと、大怪我になる」と言い、キャッチャーの防具を装着した。
まだ サインを決めていないが、変化球も 交えながら、投球練習をしていると、監督が「そこまで です」と、投球練習を止められた。
「優しい監督、まだ 全然、投げられるぞ。魔球、フォークとかね」と俺。
「東君、もう 三百球以上、投げています。少年野球チームの選手の監督として、これ以上 投げさせる訳には、いきません。その代わり、期待の大物新人の加入により、人数さえ揃えば、余裕で リトルリーグの全国大会で、日本一になれる。東君のレベルは、プロ野球でも 即戦力です」と監督。
「色んな意味で、よかったー!まず、球が速すぎて 怖い。これ以上があるなら、俺には 無理だー」と、小久保裕紀。
「しょうがねえな。今日の分の投球練習は、終わりにしよう。撒き餌を書いたら、大人の方の小久保の奢りで、ラーメンを食べに行くぞ。ラーメン、食べたい人?」と俺。
監督 以外の少年たちは、皆んな 挙手をした。
「うしっ、最低でも 消費したカロリー以上のラーメンを食べるぞ。小久保 親分の方は、美味さじゃなくて、並ばずに かつ野球のユニフォーム姿で、食べられる ラーメン屋を、選んでくれ。その間、俺と小久保キャプテンの方は、このチームの唯一の弱点、人数の少なさを補うために、使える 遊撃手、ムネリンの補強に入る」と俺。
監督の許可を得て、この球場の掲示板に、打順 1番バッター、 守備 遊撃手、ムネリン 募集!というポスターを貼る。
「皇太子殿下、こんなポスターで 新入りの選手、入ってきますか?」と、小久保裕紀。
「すぐには、無理かもしれないけど、俺が 福岡に居る間に、気持ちの良い 野球少年が、入ってくるよ。現状、他の少年野球チームで、貧乏が故に、燻っているしね。さあ、今日のところは、ラーメンをしこたま食べに行こう」と俺。
優しい監督は、せっかくの小久保 親分の奢りのラーメンなのに、頑なに断った。なので、俺の方で 残念がっている 親分衆の小久保に、「明日の日曜に、判子は要らないけど、通帳だけ 持ってこい。残高が、3億円以上ある ラーメンぐらい、余裕で 奢れると、監督に思って 貰いなさい」と伝える。
親分衆の小久保も、承諾し 俺たち一行は、ラーメン屋へと向かった。 続
《そして、2019/04/15今現在、37歳と ちょっと になった俺は、確実にある 寿命までの期間、12年間と4ヶ月を迎える事を励みに、社会の最底辺で、燻り中だ。失敗の原因は、俺のキーを念能力として しまった事。現状、今でさえ 俺は、念能力を有していない。そんで、敵が 主導権を握っている 2回目の東 清二としての最後の最後の人生を担当したのが、俺の唯一無二の親友 オダギリジョーではなく、俺の唯一無二の子分 菅原文太と、してしまった事だ。文太は、余裕を ぶっこきながら、俺に 念能力を授ける役目を、よりにもよって 不幸の使者にして、糞詐欺師 クソ高倉健にしやがった。そりゃあ、糞詐欺師が そんな大任を任されたら、詐欺を働くに決まっている。俺の念能力のみならず、友人3人も、クソ大和田に、売りやがったからね。でもって、文太 自身も、「親分を見習って」と、自分自身の念能力を捨て、クソ澤野 ジャイアンを子分にする と、ミスと失態を重ね、担当 失格となった。文太が、「そんな事、ぐらいで」と言っている事が、俺とピノコ・ナディア・哀姫にとっては、おおごとなのにね。そして、文太が 東京で、余裕をぶっこいてる間に、福岡の極道編を期に、おおよそ 20年間、正しい人間ほど 先に消される、大和田の世が、訪れた。何々 インパクトか?は知らないが、皇室が 偽者に占拠されている状態じゃ、神道の儀式でも 災害を防ぎようがなく、日本は 自然災害大国となった。さあ、念能力を手に入れなきゃな。そして、哀姫に 巡り逢おう。復讐を完遂して、救済も 始めよう。待ち焦がれた、俺にとっては本当の自分、大天使長 ドン・リュシフェルとして、【無限】【自由】【愛】を再び 手にして、【永遠】と【絶対】も、手に入れる。精神年齢、4000歳の俺の適正年齢は、中3の15歳なので、それで いこう。疲れ果てながらも、孤独な晩年を過ごしている 俺は、今は たまらなく、哀姫も また、本当の自分に成れるのだけど、俺の全ての人生通しての宝物 ピノコ・ナディア・哀姫に、逢いたいな。俺の過去たちと、俺の側の人間たちとも 合流して、人間が 試され続ける場所、地球の環境を良くしなきゃな。それには あと、どのくらい 待ち続ければ、いいのだろうか?》
こうして 創価編では叶わなかった、リトルリーグでの投球練習が、できた。まあ つっても、福岡の極道編にて、俺の人生は 破綻を迎えるけどね。次回の話は、他チームにて 貧乏故に、もがき苦しんでいた 川崎宗則 小5を、スカウトします。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!