第百七十八話 俺と極道たちと、機動隊
カチコミを成功させ、裏稼業の重大な犯罪者を逮捕する為、福岡県警察の機動隊が 突入して来ます。通称、マムシの権左と呼ばれている刑事は、急に呼びつけやがってと、機動隊 隊長は、ぶち切れています。そんな 機動隊 隊長が、【凝】を使い 俺が何者か 理解して、心配してくれます。でも、館岡という組織名の極道たちには、厄介者が 3人も、いて…。今の俺の年齢、近況、思い、嘆き、俺にとっての本当の自分の存在、これからの計画も、描かれています。では!
時代は、昭和56年9月6日生まれの俺 東 清二が、小5の春を過ぎ始めたところだ。俺には、お互いの存在を完全に消すか?消されるか?の戦いをしてきた 宿敵がおり、そいつの名前は 無く、名字だけ有り、大和田という名だ。糞みたいな野郎を、糞野郎というのだけど、大和田は、不幸をばら撒き続けてきた 不幸の王様で、元 幸福の王子の 俺は 、クソ大和田と認識している。そして、この頃は クソ大和田は、全宇宙の支配者だったので、時間を巻き戻すという 重大な反則を使っては、俺が 小学生時分のまま、あちこちに送り込み 続けてきた。その最後の1つになった 送り込まれる選択肢が、福岡県にある 館岡という組織名の極道たちのところで、俺を 念能力を使い 盗聴 監視している、大和田の側の人間のNo.2 糞軍師 クソ木村 公一 反則を使って 小5の立てた作戦、俺ごと 極道たちを潰そうとした作戦を、俺は 逆手に取り、2対50人のカチコミを成功させ、敵事務所に居た 裏稼業の糞野郎 49名を、マムシの権左と呼ばれている 刑事に引き渡し、逮捕 連行する為、福岡県警察の機動隊が、外に到着したところだ。
福岡県警察の刑事、通称 マムシの権左が 機動隊を迎えに行き、ぶち切れている 機動隊 隊長を先頭に、機動隊が 裏稼業の糞野郎 49人を逮捕しに、事務所へと突入して来た。
機動隊の隊長は、「権左!てめえ 如きが、機動隊を緊急出動させるなんて、どういう状況だ?」と、ぶち切れながら 言う。
通称 マムシの権左は、「福岡県警察が、長年 追っていた 犯人を、見つけた」と、説明しているが、機動隊 隊長の怒りは、収まらない。
「うん、まず 福岡県警察の機動隊 隊長は、【凝】を使えるかい?」と、俺が 助け船を出す。
「【凝】ぐらい、使えます。これでも、数十人の機動隊の隊員を束ねる 機動隊 隊長です」と、俺には 優しく答えた。
「じゃあ、【凝】を、まずは 俺相手に、使ってみてくれ。今 君が置かれている状況が、千載一遇のチャンスだと、理解 できるだろうからね」と俺。
俺に 言われた通り、機動隊 隊長は、俺を【凝】で 見て、「皇太子殿下」と 即座に 畏まった。
「うん、君が 叩けば埃が出る、通称 マムシの権左 相手に、ぶち切れるのは構わないけど、同じ 空間に、俺が居る。ぶち切れるのは後にして、この事務所に居る 裏稼業の重大な犯罪者の糞野郎を、とっとと確保して逮捕してくれ。俺としても、前 敵事務所にて、糞野郎 49名と 同じ空間には、居たくない。穢れるしね。なる早で、逮捕して 連れてってくれ」と俺。
「かしこまりました!権左 てめえ!この星の最高責任者の皇太子殿下が、いらっしゃるなら 、その事を ちゃんと伝えろ!皇太子殿下、結束バンドで 繋がられている 裏稼業の犯罪者 49人は、逮捕します。ただし、裏稼業の犯罪者の糞野郎なら、館岡の極道たちにも、存在する 可能性が、あります。その点も 踏まえて、一刻も早く 東京へ、お戻りください」と、機動隊 隊長。
前 敵事務所に居た、裏稼業の重大な犯罪者の糞野郎 49人が、機動隊 隊員により、着々と しょっぴかれていく中、機動隊 隊長は、俺の事を 心底 心配してくれていた。
「皇太子殿下、念能力は いつ頃、使えるようになる 見込みですか?」と、機動隊 隊長。
「うん、何も なければ、12歳に成れば、やっと 念能力が 復活し、使えるようになる。ただし、俺の この最後の最後の人生は、敵である 不幸の王様 クソ大和田が、主導権を握っている。そして、この福岡の極道編は、敵である 糞軍師 クソ木村 公一に、監視も されている。だから、福岡県警察の機動隊の隊長の言うように、俺としては なるべく早く、東京へ帰りたい。東京での地獄絵図と化している 児童養護施設の状態も 条件も、俺が 福岡に 長居し過ぎると、悪くなる 一方だからね」と俺。
「皇太子殿下が、児童養護施設 住まい…。この国も 宮内庁も、何をしているんだ 怒!この星の最高責任者だぞ」と、機動隊 隊長。
「うん、東京 都下に有る 児童養護施設 東京サレジオ学園も、厄介だけど 福岡の極道たちにも、3人 厄介者が居る。糞野郎と糞女に、ならなければ良いけどね」と俺。
「澤野 夫妻と、不良少年に シンナーを売りつけたりしている 半端者の事ですよね?」と、機動隊 隊長。
「ああ。念能力を要らないと言ったり、館岡の仲間の分の念能力者に成れる権利も、放棄した形跡がある。本当だったら、福岡の極道編は、極道たちを念能力者にしたら、早々に立ち去る 予定だったんだけどね。それが、俺をしても 出来なくなっている…。そもそも、何で ジャイアンとジャイ子が、結婚してしまっているのか?意味が 解らん。まあ 今回のカチコミの成功で、俺が 福岡に居る理由も意味も、なくなったけどね」と俺。
「極悪夫妻、澤野 夫婦が、元 ジャイアンと元 ジャイ子…。そんな者たち、災厄以外の何者でも ないじゃないですか!皇太子殿下、澤野 ジャイアンが 交渉に関わると、ハゲタカのように ペンペン草も生えないぐらい、利益を もぎ取っていくのです。澤野 夫妻を、信用しては なりませんよ」と、機動隊 隊長。
「ああ。心得ておくよ。俺が、福岡 送りとなる際、澤野 ジャイアンの方は、念能力者に成ると言っておいて、1度 それで決定したのに、反故に しやがったからね。俺が 住まされてる、館岡の呪われた 忌まわれた屋敷からも、なるべく早く 引っ越したいしね」と俺。
「ウチへ来るじゃ、駄目なのですよね?」と、機動隊 隊長。
「ああ。不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田たちが、俺の この最後の最後の人生に合わして、べったり 張り付いているからね。それだと 君にも、不幸が訪れてしまう」と俺。
前 敵事務所に居た、裏稼業の糞野郎 49人は、機動隊員によって 逮捕され、事務所からは 居なくなった。
「皇太子殿下、これで そこのサツ官が居なくなれば、オレの手柄 という事で、いいのですよね?」と、澤野 ジャイアン。
「澤野、お前は 今日、何をした?カチコミに必要な アイテムを忘れ、ただ 悪態をつきに、顔を出した だけじゃねえか。それを、手柄とは 呼べねえよ」と俺。
「皇太子殿下。機動隊 隊長として、帰らなければいけないので、帰ります。澤野 怒!お前は、福岡の穀潰しで、権左なら ともかく、俺から 見れば、叩けば 埃が出まくる身だからな。お前の嫁の糞ジャイ子にも、しっかり 監察するからな と、伝えておけ!権左、少なくても 皇太子殿下が、やっと 福岡県から 居なくなれるまでは、しっかり 館岡の極道たち、それと極悪 澤野 夫妻に、極道のウチにも入らない 極道 未満を、いつでも 逮捕出来るように、準備と監察をしておけ。極道たちから見て、マムシの異名に恥じないようにもな。それでは、皇太子殿下、俺は 帰ります。警察官から 見ての手柄を頂き、ありがとうございました」と言い残し、福岡県警察の機動隊 隊長は、部署へと帰っていった。
「皇太子殿下、これで 邪魔者は、居なくなりました。何について、話していらっしゃったのですか?」と、澤野 ジャイアン。
「お前と、お前の妹と、極道 未満の懸念についてだよ。杞憂に 終わればいいけどな。そんじゃ、澤野に 権左とやら、逮捕した 裏稼業の糞野郎たちの、今後の話し合いと 処分を、検討するぞ」と俺。 続
《たら れば だけど、俺の2回目の東 清二としての、最後の最後の人生に、福岡の極道編が なければ、大和田の世も なく、日本も 自然災害大国にならずに済み、皇位継承権があった 俺が 社会の最底辺で、生き地獄をのたうち回る なんて事には、ならなかったんだよなぁ。そして、2019/02/23今現在、37歳と ちょっと になった俺は、俺のキーにしてしまった 念能力を有しておらず、確実なのは あと12年間と6ヶ月を切った 寿命が尽きる事なので、最悪 それまで待つ、覚悟をしている。どちらにしろ 不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田と、大和田の側の人間たちを完全に消すために、俺にとっての不利益を受け入れざるを得なかった。でも、俺も 日本国も、堕ちるところまで 堕ち、最低最悪って奴を味合わされている。さて、でも 俺が知らない 俺が関わっていない、未来が 既に やって来ている。哀姫が先か?念能力が、復活するのが先か?は、解らないけど、そう 遠くない未来、両方とも 揃う。そうすれば、時間を止め 地球に存在する 大和田の側の人間たちに、復讐をする。俺は死に、本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成る。そして、これで 何だかんだ不死身のクソ大和田も、死神の鎌【改】で 消せるようになる。不幸をばら撒く 不幸の王様が居なくなれば、人々を幸せにする事が 好きな、俺の本来の称号 幸福の王子も、活動再開だ。俺の過去たちと、俺の側の人間たちも、水を得た魚のように活躍するだろう。さあ 念能力さん、いつまで 待たせるんだ。俺は、ぶち切れているからな》
こうして 敵事務所に居た、裏稼業の重大な犯罪者 49人は、福岡県警察の機動隊により、全員 逮捕された。これで 俺が、福岡県に居る 理由も 意義も なくなったが、機動隊 隊長が、心配していた事が、それ以上に 現実となり、俺の人生は 福岡の極道編を機に、破綻する事になる。次回の話は、マムシの権左に知恵を授ける事と、前 敵事務所を、館岡の極道たちの子分衆が運営する 段取りの話です。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!