第百三十三話 橋本龍太郎 来訪
時代は昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、創価小学校の高学年のサッカー部の寮にて、俺は 最低限度のトイレ掃除のマナーを教えます。そして、俺の噂を聞きつけて エリート政治家 橋本龍太郎が、創価の寮へと来訪します。それぞれの自負もあり、橋龍は 渡邊恒雄と揉め…。今の俺の近況と想い、この最後の最後の人生が、何故 破綻したのか?という理由も 描かれています。では!
時代は、昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、俺 東 清二 小学校五年生は、やっと最後の最後の人生を送り、流転の末 創価小学校に在籍していた。住んでいるのが、創価小学校の高学年のサッカー部員の暮らす 寮で、洗濯以外の家事は、自分たちでする それ以外は、悪くない暮らしぶりだ。もともと創価へ送られたのは、この当時 糞詐欺師 クソ高倉健の詐欺により 全宇宙の支配者になった、俺とお互いの存在を完全に消すか?消されるか?の戦いをしてきたクソ大和田の時間稼ぎの為もあり、創価送りは環境に適応した。懸念されるのは、送り込まれる選択肢の最後の一つ、福岡の極道編が、まだ 残されている事だ。結果、それが鬼門となるのだけど。
朝、俺は 日課のトイレ掃除をしようとするが、和式便所の創価の寮のトイレは、誰かのウンチが必ず 付着している。なので、最低限のマナーとして 付着したウンチぐらいは、自分で処理するように注意することにした。
「新入りの小4と、マナーを守らない小5の皆んな、トイレに集合!」と俺。
創価小学校のサッカー部員の小4と小5を連れて、トイレへと行く。
「まず 君たちは、糞みたいな野郎を省略して、糞野郎かい?かつて居た小6の2人は、糞野郎だったけどね」と俺。
「違います」と、小4と小5の皆んな。
「じゃあ、便器を見てくれ。朝に糞を済ましておくことは、良い習慣なんだけど、誰のウンチか知らないが、便器にウンチが付着したままなんだ。このまま、トイレを出るんじゃねえ。明らかにウンチが付着している場合は、トイレットペーパーで、跡形もなく拭く。そんで、流す。あとは、手を念入りに洗うだけだ。創価小学校の高学年のサッカー部員の寮のルールが、洗濯以外は 自分で汚したモノは、自分でキレイにする事だ。このぐらい、自分で やれ。俺が、お前らの分のトイレ掃除をしている自体、ありえないんだよ。出来るよな?」と俺。
「出来ます!」と小4の皆んな。
「そうか…。皇太子殿下に、言われてみれば そうだった」と、小5の皆んな。
「うえー、汚ねえー。誰のウンチだ!?」と言いながら、トイレットペーパーだけで何回か拭き、目に見える ウンチは、なくなった。
「あとは、手を念入りに洗え。これで やっと、俺のトイレ掃除がスタートだ。史郎の母親のトイレ掃除のチェックは、厳しいからな。皆んな、以後 気をつけるように。目に見えてる ウンチを、拭けばいいだけだから」と俺。
「はい」と、皆んな。何の恐れか?全員、手を いつもより、念入りに洗っている。
俺のトイレ掃除の時ほど、手は汚れて いないだろうに。
寮の世話人をしている 史郎の母親に、「皇太子殿下は、トイレ掃除の担当、辞めにする?」と聞かれる。
「うん、最低限度、目に見えてる ウンチは、自分たちで 処分する事を教えたので、このまま トイレ掃除担当で、大丈夫だ。徳を積むと言って、ゴミ拾いだったり トイレ掃除もそうだし、犯罪以外で 人が嫌がる仕事をすると、運気が上がる。念能力者じゃないと、目には見えないけど、確かに ツキとか運を、味方につける事が出来る。だから、問題ない。数十人分のトイレ掃除だけど、このまま続けるよ」と俺。
「さすがというか…。皇太子殿下は、モノが違うのですね」と、感嘆する 史郎の母親。
運気が上がるといえば、創価小学校に登校し、意義のある サッカーの練習をし、揉めずに風呂に入り、夕食を食べ終えたら、橋本龍太郎と名乗る、自由民主党のエリート政治家が、姿を見せた。
その 橋本龍太郎という名の政治家は、「ここに、本物の皇太子が住んでいるという情報を、確かめに来ました」と言う。
「誰だか、分かる?」と、史郎の母親が値踏みをする。
すると、橋本龍太郎は、少年らを見渡し「まず、3人に絞り込めました」と言う。
「どの3人?」と史郎の母親。
橋本龍太郎が、絞った 3人は、小5の鈴木 史郎、小5の松村 ヨウスケ、それに 俺を指差した。
「小5のゴールキーパー、落選したなぁ。まったく、史郎の母親は…。橋龍と言って、今夜の来訪者は、歴史と伝統のある 自由民主党の中でもエリートで、少なくても 一流の政治家なんだけどな。じゃあ、ヒントを差し上げるよ。橋龍が指差した3人は、合気道の達人で 創始者の渋川剛気の義理の息子で、関羽やら ウボーギンやら フランキーと、将来 存在出来る 過去を持つ 少年。もう1人は、俺の唯一無二の子分で 裏稼業のトップ 菅原文太の義理の息子。最後に 俺が、太陽の堕とし子だ。今更、皇太子ぐらいの地位や身分じゃ 役不足だけど、誰が 正統なる 皇位継承権を持つ者と、この星の最高責任者か 分かったかい?」と俺。
「ハハッ笑。分かりました、分かりました。私のことを橋龍と、省略して呼ぶ人は、そうそう 居ません。3人とも 凄い少年たちですが、少なくても 皇太子殿下以上の身分のお方は、太陽の堕とし子の貴方様です」と、橋本龍太郎は、俺に向けて言う。
「正解。もう少し経ったら、俺の名前も フルネーム教えるよ。あと、この最後の最後の人生では、俺が死ぬ度に、俺の皇室での地位も 出世魚のように、上がっていくからな。それだけ、少なくても 一流の政治家として、橋龍は、知っておいてくれ」と俺。
「貴方様の地位が、上がっていくのは歓迎致しますが、死ぬ度にということは、殺されるのですか?」と、橋本龍太郎。
「うん、自殺も 含めてね。やっとたどり着いた 俺にとっては、天使になる前の最後の最後の人生で、宿敵 クソ大和田も、この最後の最後の人生で、俺を消そうと企んで 、あちこちにクソ大和田の息子や 大和田の側の人間たちを、配置してあるしね。俺の周りから、糞野郎や 糞女を引き剥がすのは、相当 難儀だ。敵は、総力を挙げて 全力で 全てを懸けて、俺を潰しにきてるしね。正直、この最後の最後の人生は、とっとと終わって欲しい。クソ大和田によって、あちこち送り込まれてきた選択肢 創価編は、もう大丈夫だ。2人居た小6の糞野郎は、転校して行ったからね。厄介なのが、送り込まれる先の選択肢が、まだ 一つ残っている事だ」と俺。
言葉を失った 橋本龍太郎だったが、ここで 日本で 1番偉い人が姿を見せた。
「ペス公、ペス公!」と、いつもの事だが、俺の宝物 ピノコ・ナディア・哀姫は、カナの番犬 ペス公こと 渡邊恒雄に会うと、テンションが上がる。
ナベツネも、四つん這いになり ワンちゃんスタイルで、「バウン!」と、それに応える。
「ナベツネ、宅配寿司代 持って来たかい?」と俺。
「バウン」と、胸を張る ナベツネ。
「そんじゃ、寿司の時間!新入りの小4は、どれくらい食べれるか?ちゃんと把握してね」と俺。
「寿司が食べられる!」と、小4の少年らは、大喜びしている。
俺の右隣りに、いつものように 哀姫が居て、その隣に ナベツネが居る。そして、俺の対面に橋本龍太郎が座る。こうなると、よくよく ある事だが、財界の大物 ナベツネと、政界の大物 橋龍とで、お互い 背負ってきたもの 背負っているものがあるので、挨拶がてら 意地の張り合いが始まる。ナベツネは、俺と一緒にいる時は「バウン」と「キャウン」としか言わなくていいし、それを知らない 橋龍は、苛立ちを隠せない。そもそも 歴史として、新聞記者 対 政治家の根深い対立が、あったりするからね。さて、俺が どう治めるか? 続
《橋本龍太郎か。そりゃ、自民党 総裁になり 総理大臣にも なったけど、ナベツネより だいぶ歳下なのに、使命は果たしたのかもしれないけど、なに寿命を終えているのだろう。2018/04/27今現在も、寿命を終えたいのは、俺の方だ。その点、三大長老の1人で 日本で1番偉い人 渡邊恒雄は、あいも変わらず 大した者だ。結果を出し続けながら、地球に現存する 唯一の長老として、君臨し続けている。元 全宇宙の支配者 クソ大和田によって、送り込まれてきた最後の選択肢 福岡の極道編で、澤野 ジャイアン ジャイ子 近親相姦夫妻に、俺も 哀姫も、序でに 東京も日本の未来も 世界の未来さえ、クソ大和田へ 売られた。もう1人、何で こんな奴を小久保という名の極道は、子分にしてしまったのか?という、才能も実力も足りない 糞野郎が、たておか という名の極道たちの組織の一員だった。この執行猶予百年の刑を下した極道未満は、外されて 鹿児島に居た。この3人の大失敗と大失態で、何故か?福岡の片田舎で、俺の人生も 哀姫の人生も、破綻した。自分の身さえ守れなくなった俺は、俺を迎えに来た 宮内庁の者に「皇位を返上する」と伝えた。ただし、 正統なる皇位継承者ということで、念獣を創ると 血だけは抜かれた。真実の眼も失い、念能力者でもない俺には、念獣と言われても 正直、よく分かっていない。俺が神道の儀式をしていたのは、12歳までで、クソ大和田が時間を巻き戻し続けた結果、12歳を超えたら 案の定、日本に災害が降りかかった。日本中どころか、世界中 めちゃくちゃだ。でも、俺に出来る事は 再び、哀姫と巡り逢える事を待つ事と、凄すぎて 禁止された俺の念能力の復活を、待つしかない。長くて、あと13年と5ヶ月間…。俺の寿命までね》
こうして 俺が、数十人分のトイレ掃除をする際、目に見える ウンチは、本人が拭くようになり、トイレ掃除が ちっとは楽になった。政治家としては エリートの橋本龍太郎が、来訪した事により 政治家 対 読売新聞 最高責任者の火種が起きたが、それぞれの自負もあり よくよく ある事だ。俺が治めればいい。次回の話は、エリート政治家 橋本龍太郎VS読売グループ 最高責任者 渡邊恒雄の揉め事を、俺が何とか します。さて、どう治められるか?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!