第百二十六話 菅原文太とカナの姉御
時代は、昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、裏稼業のトップで、俺の唯一無二の子分 菅原文太が、文太にとっては姉御に当たる哀姫より、クレヨン画をプレゼントされます。文太は、高額で 買い取ります。今の俺の近況報告と想い、過去に手に入れた概念と、最後に手に入れる概念も、描かれています。では!
時代は、昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、流転し続ける 俺 東 清二 小学校五年生は、創価小学校と その高学年のサッカー部員の暮らす寮に、在籍していた。創価での暮らしは、好転していて、元 全宇宙の支配者 クソ大和田の小6の息子と、エイズで 尚且つ 穢れすぎて、全身に体毛のない 松崎 同じく小6の糞みたいな野郎を省略して、糞野郎2人が存在して居るのを除けば、悪くない暮らしだ。その糞野郎の2人も、夏が終われば居なくなる事が決まっているしね。
好材料は、まず 俺の全ての人生通しての宝物 年齢が6歳に固定されてる少女、ピノコ・ナディア・哀姫と、一緒に居られる。そして、そんな哀姫の用心棒で、尚且つ 合気道の達人で創始者であり、勿論 俺の側の人間、天国の異次元にて出番を待っている 渋川剛気の嫁さんが、息子と共に創価の寮に、世話人として住んでいた。更に、三大長老の1人で 読売グループのトップで 日本で1番偉い人 序でに、俺の側の人間 渡邊恒雄が、わざわざ 創価の寮へ 顔を出してくれるようになった。そして、俺の唯一無二の子分で 裏稼業のトップ、無論 俺の側の人間の菅原文太も、顔を出す。俺にとっての本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成る前の、最後の最後の人生、その分 最低最悪の人生が、好転していた。
ナベツネや、史郎の母親 ヨウスケの母親に、創価学会の会長とカミさんに、哀姫 特製 クレヨン画をプレゼントした。なので、この創価小学校の高学年のサッカー部の寮へ、3億円の寄付金を出してくれた文太にも、本人が欲しがれば 哀姫 特製 クレヨン画を、プレゼントすることにした。
いつもの恒例の創価学会の会長による、為になる話の時間に、文太が顔を出した。
「文太、この寮への3億円の寄付金の御礼が、まだ だったから 哀姫のクレヨン画でも、貰ってみないか?」と俺。
「カナの姉御のクレヨン画ですか。あっしには、勿体無くないですか?」と文太。
「いらないなら 別にいいけど、クレヨンが進化して 色んな色で描けるようになったので、カナ吉のクレヨン画も、進化した。なかなかの傑作だぞ。じゃあ 史郎の母親、哀姫が描いた、ナベツネの似顔絵のクレヨン画を、見本として 見せてやってくれ。次は、文太の似顔絵を描く番だ」と俺。
「かしこまりました。ただ今、持って来ます。ただ 私にとっては、カナちゃんが描いたクレヨン画は、宝物なので 大事に扱ってください」と、この寮の世話人もしている 史郎の母親。
史郎の母親が持って来た、哀姫 特製 ナベツネの似顔絵のクレヨン画に、文太は魅入る。
「カナの姉御、あっしの似顔絵も 、描いて貰えますか?金なら、いくらでも 出せますし、あっしのお金は、親分やカナの姉御のお金です」と文太。
「全然、描ける!全然、描けるヤイ。お金は、この寮の大人女子の2人と相談してくれヤイ」と、哀姫。
「じゃあ、明日の夜には、哀姫に 描き上げてもらうよ。金は今度は、この寮じゃなくて、創価学会への寄付で。怪しい壺や怪しい水を売らなくなった分、収入は減ってるだろうからね」と俺。
「もう売らせたり、しません。私の知らないところで、行われていました。皇太子殿下、申し訳ありませんでした」と、創価学会の会長。
「へい。金なら明日、白紙の小切手で 持って来ます。カナの姉御、無理はしなくていいですからね。あっし ごときへの、カナの姉御の描く クレヨン画なので」と文太。
「全然、大丈夫。全然、だいじょうびヤイ!文ちゃんにはお世話になってるヤイから、ちゃんとしたクレヨン画を描くヤイ」と哀姫。
相変わらず、文太の奢りで 宅配寿司を食べ、クレヨン画のプレゼントは明日となった。
明日になり、夕食を早めに済ませ、文太に渡す プレゼントのクレヨン画を描く時間。
「哀姫、文太の似顔絵を描く前に、先に文言を書こう。紙の下に、作 ピノコ・ナディア・哀姫と書き、紙の上の部分に 馬鹿トチーヤイの唯一無二の子分で、裏稼業のトップ 文ちゃん と、ヤイ語で書いておこう。それから、文太の似顔絵だ。出来るね?」と俺。
「でき申す。でき申すヤイ。まさか カナ吉のクレヨン画で、ヤイ語を書くとは思わなかったヤイ」と哀姫。
俺に言われた通り、フッダーに作 ピノコ・ナディア・哀姫と書き、ヘッダーに馬鹿トチーヤイの唯一無二の子分で、裏稼業のトップ 文ちゃん と書き、哀姫は 文太の似顔絵を描き始めた。
誰にきちんと教わった訳でもないのに、奇跡の子で 天才中の天才 哀姫のクレヨン画は、素晴らしい。写真とも写実とも違う、これはこれで芸術だ。
「でき申した!馬鹿トチーヤイ。どうやろリンヤイね?」と哀姫。
「パーフェクト!文言があり、似顔絵も傑作だよ。さすが、俺の全ての人生通しての宝物 ピノコ・ナディア・哀姫」と俺。
「うにうにー、うにうにー。馬鹿トチーヤイに、褒められたヤイ」と、喜ぶ 哀姫。
〈さてと、この文言付きの傑作のクレヨン画を、文太に渡そう。いくらの値が付くかな?〉
大部屋へ移動し、文太も ちゃんと顔を出していた。
「ホイ、文太。約束通り、哀姫からのクレヨン画のプレゼント。ちゃんと、文言も読んでね」と俺。
「文ちゃん、カナパンマン から プレゼント ヤイ!気に入ってもらえると、いいのヤイけど」と、哀姫。カナ吉の手から、文太へ クレヨン画が渡される。
「カナの姉御、あっし如きに ありがとうございます」と言い、文太は 絵に魅入る。
そして、「親分、これは…。」と、文太は、哀姫の傑作 クレヨン画に圧倒される。
「クレヨン画も 凄いけど、文言も 読んでみ。文太がこの先、記憶を失う事があるかもしれない。その時に、このクレヨン画があれば、文太は 俺の唯一無二の子分で、裏稼業のトップで、作者の哀姫の存在も分かる。さてと、このクレヨン画に 文太は、いくら出す?」と俺。
「親分に、あっしの金が、入る訳ではないのですよね?親分にだったら、1兆円は くだらないですよ」と文太。
「じゃあ 後は、創価学会の会長と カミさんと、金勘定を相談してくれ。20億円も出せば、充分だと思うけどね。カナパンマン 、クレヨン画 売れたよ」と俺。
「どう いたまして。どう いたまして」と哀姫。
相変わらず、文太の奢りで 宅配寿司を食べてる中、文太が、哀姫のクレヨン画代 20億円は出すと言い、創価学会の会長も そのカミさんも、高額過ぎると話し合っている。
哀姫の 文太宛のクレヨン画が、その価値通り 高値で売れたのは確かなので、俺は「間取って、10億円で いいんじゃねえか。創価学会の会長に、5億円。奥さんに、5億円でね」と伝え、話はまとまった。何はともあれ、この日は 良い一日となった。
《さてと、2018/03/16今現在の俺は、36歳とちょっとになり、意味の分からない事に、寿命が尽きるのを心待ちにしている。創価に居た頃は、この最後の最後の人生が好転していたが、その後 送られた、福岡の極道編が鬼門となり、俺にとって 1番大事な人生、この最後の最後の人生がぶっ壊れ、文字通り 最低最悪の人生となってしまった。よりによって、福岡の片田舎で ジャイアンとジャイ子が結婚し、近親相姦 澤野夫婦になっていたり、元 全宇宙の支配者 クソ大和田の御用聞き占い師 クソ渡辺真理が暗躍したり、糞詐欺師 クソ高倉健が現れたりで、結果 俺も哀姫も、ジャイ子に売られ、俺の人生も 哀姫の人生も、破綻した。だから、今の俺は あと14年間もない 俺の寿命が尽きる事を、望んでいる。幸い、転落と流転が続き、クソ大和田も 大和田の側の人間たちも存在しない場所に、俺は居る。実は この事は、一千年振りの事だ。おまけに、俺のまわりには、糞野郎も 糞女も、存在しない。あとは、どう死んで この挫折と敗北の人生をどう終えるかだ。待っているのは、本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルという未来。Sランクの念能力も、一千年振りに使えるようになる。過去に手に入れた概念が、無限。『無限』という概念を手に入れたら、『自由』と『愛』も、簡単に手に入れられた。そして、俺が最後に手に入れる概念が、『永遠』と『絶対』だ。さあ、ウジバエが集り 復活する、不死身のクソ大和田を、完全に消そう。クソ大和田の側の人間たちも、クソ澤野 ジャイアンジャイ子近親相姦 夫妻も、クソ渡辺真理も、ぶっ消そう。裏稼業の仕事、糞野郎や糞女を消すことも、糞・黒人も、消さなければ。そして俺は、本当の自分として 全宇宙の支配者と、活動休止中の幸福の王子も、できるようになる。哀姫、待ちくたびれてるだろうけど、もうすぐだ!》
こうして 裏稼業のトップ 菅原文太に取っては 姉御に当たる、哀姫のクレヨン画が、高値で売れた。例え 無くなった物、失った物も、ちゃんと復元できるしね。次回の話は、創価小学校の高学年のサッカー部の関東大会 決勝の話になる予定です。さて、どうなることやら。以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!