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きよじ  作者: 東 清二
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第百二十一話 創価の寮にて、渡邊恒雄と歓談

創価小学校のサッカー部の寮に、再び 三大長老の1人 渡邊恒雄わたなべつねおと、読売新聞の記者たちがやって来ます。歓談はするのですが、ナベツネは俺と居る時は、人間の言語は話しません。その他 三大長老の残り2人についてと、今の俺の近況報告と想いも 描かれています。では!

時代は昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、俺 ひがし 清二きよじ 小学校五年生は、東京都の西部 多摩地方にある 創価小学校に在籍していた。住んでいる所は、創価小学校の高学年のサッカー部の寮で、この人生では珍しく 状況は、好転の兆しが見えていた。まずは、俺の唯一無二の子分で 裏稼業のトップ 菅原文太すがわらぶんたが俺を見つけ、創価について調べ中だ。そして、日本において1番偉い人 渡邊恒雄わたなべつねおもまた、飼い主である哀姫かなひめの存在と、俺の存在を見つけてくれた。この事が、創価にとっても 俺にとっても、光栄なことだったりする。そんでもって本日は、2度目の渡邊恒雄わたなべつねおと読売新聞の記者達が、創価の寮を訪れた夜だ。


大人数が入れる大部屋に、俺が居て、 俺の右隣りに ピノコ・ナディア・哀姫かなひめが居て、その右隣りに 哀姫かなひめの番犬 ペス公こと、読売グループのトップ ナベツネが居る。その周りを、ナベツネの部下たち 読売新聞の記者達が、散在している。既に読売新聞の記者たちは、店屋物とはいえ宅配寿司で、もっと美味い寿司があるかもしれないと、てんやわんやだ。


「じゃあ ナベツネ、創価への3000万円の寄付金、今日の寿司 ありがとうな」と俺。

「キャウン、キャウーン」と、喜ぶ ナベツネ。知らない人も 多いかもしれないが、俺と一緒に居る時は、渡邊恒雄わたなべつねおは、日本語はおろか 人間の言語も、話さない。言質が取られない為と、俺自身が ナベツネにとって最高の答えを、導き出すためだ。

「ペス公、カナパンマンからも、あんがとごぜえましたヤイ」と、哀姫かなひめ

「アウーン、アウーン!」と、飼い主の哀姫かなひめに褒められ、心底 嬉しそうな 三大長老の1人 渡邊恒雄わたなべつねお

と、宅配寿司が配膳されてきた。今回は2度目の夜とあって、寿司の質も量も よくなっている。

「夕食は夕食で食べたんだけど、やっぱり 寿司は美味いなぁ」と俺。

「おいちいヤイね。ペス公はグルメで 大食いだから、いっぱい食べときなちゃい」と哀姫かなひめ

「バウン」と、ナベツネ。着々と寿司を食べていく。


「皇太子殿下、少しお時間 よろしいでしょうか?」と、読売新聞の記者の1人。

「ああ。寿司を食べながらで、いいならな」と俺。

「この創価の寮へ来る前に、宮内庁に探りを入れて、テレビに出ている 日本の皇室そのものが、ニセモノだと判明しました。ひがし 清二きよじ 皇太子殿下だけが、日本の皇室では本物だとも。それなのに私たちの税金で、ニセモノの皇室に多額な金が使われ、ひがし 清二きよじ 皇太子殿下は、ここで宅配寿司なんかを食べている。いつ頃、天皇に即位されますか?」と、読売新聞の記者。

「うん、皇太子なら ともかく、現状 俺が天皇になる事はない。今の皇室典範だと、俺が天皇に即位すると、後継ぎが存在しなくなる。俺には子種がなく、子供は出来ないからね。皇室は、大正時代から偽者続きで、唯一 秋篠宮家だけは、紀子きこちゃんの得点で、行事に参加したり 宮家としての役割は、果たしている。明治天皇めいじてんのうの死が、認められていないし、当時の俺も 念能力者だったのに、感知していない。明治天皇は、俺が任命したから 勝手に、どうせ糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんとクソ大和田おおわだたちの仕業だろうけど、大正時代が始まった。そりゃあ、天皇の役目は、戦争に勝つ事と大災害を防ぐことだけなのに、関東大震災も起きる。慌てて天皇を変えようが、昭和も 偽者の天皇なので、自らが望んだ戦争で、敗北する。第二次世界大戦は、日本が勝利できるタイミングなんて、いくらでも あったんだけどな。偽者の昭和天皇に、クソ大和田おおわだ、そんで死んだ事にした乃木のぎという名の糞野郎が、手柄争いを繰り広げ、勝てるタイミングを逃し続けた。結果、神の国 日本は、初めて戦争に負け 敗戦国に、成り下がった。昭和天皇からは、全ての権限を没収し、クソ大和田おおわだは ソ連へ亡命し、乃木のぎは名を変え、相変わらず クソ大和田おおわだの腹心で、糞野郎なんだろう。だから 天皇が偽者の分、日本は戦争を放棄した。これで、日本が参戦しなければ 第三次世界大戦は、起こりえない。ただし、俺が皇太子として 神道の儀式をしていたのは、12歳までなので 前に話した通り、あと2年もすれば このままいくと、日本は災害大国となる。俺が災害を食い止めてた分、どっとね」と俺。


「日本が、災害大国…。関東大震災並みの大災害ですか?」と、読売新聞の記者。

「大災害は大災害だけど、関東はともかく 東京は大丈夫だよ。俺が東京都に住み続ければ、起こる確率の方が高いと言われている 関東大震災に関しては、起きない。地方で結果を出し、東京都で暮らしている人々に、地震なんかで死んでほしくない。何のために、東京で勝負しているのか、分からないからね。その分、各地方では 大災害は起きる。もっと厄介なのが、原子力発電所だ。俺が過去に判事を務めていた時に、何度 警告を出そうが、原発は作られ 増えていった。ずさんな管理下でね。このままいくと、原発の一基や二基 ぶっ壊れる。人間にとっての禁断の果実は、りんご ではなく、核や原発だ。今のうちから、読売新聞としても 原子力発電所の爆発の危険性を、書いとくのも 一つの手だよ。なんだったら、封書にして金庫にしまっておくとかね」と俺。

「災害に、原子力発電所の爆発かー!日本は、どうなって しまうのですか?」と、読売新聞の記者。

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍びだよ。玉音放送に、俺が入れた文言だ。その文言がなきゃ、何の玉音放送か分からないし、敗北を 戦争を推し進めてきた 偽者の昭和天皇が、認めないと意味がないからね。あの糞偽者のホモ野郎でもある 昭和天皇の所為で、どんだけ無駄に それもよりによって日本人の血が、流れたことか。平成という元号は、俺が 俺の才覚で稼いだ金で、俺が住む為に創った東宮御所に居た時に、付けたのだけど 日本が平和である事と、平静でいられる事以外は、意味がないな。いくら神道の儀式をしたところで、天皇と皇太子が偽者じゃ、まるで意味がない。むしろ、逆効果かもしれないしね」と俺。

「平成…。バブルは、どうなりますか?」と、読売新聞の記者。

「弾けるだろね、確実に。この最後の最後の人生の2回目のひがし 清二きよじとしてのだいぶ前、何代も人生を挟んで、華々しかった 技術立国で経済大国をスローガンに、社長を歴任した1回目のひがし 清二きよじとしての人生があった。皆んなが頑張って 金持ちになって、じゃあ 何のために まだ働くのか?というと、皇太子としての2回目のひがし 清二きよじとしての、この最低最悪の人生を、少しでも 良くする為も、あった。それなのに、小和田おわだ ブタ子に クソ大和田おおわだの介入もあって、結局 東宮御所も、乗っ取られたしね」と俺。

「その条件だと、確かにバブルは弾けますね。仕組みが、よく分かりました」と、読売新聞の記者。


「バウン!」と、ナベツネ。大量にあった ナベツネの分の寿司を、食べ終えたみたいだ。

「ペス公は、ちゃんと残さず 食べ切ったヤイね。さすが、カナの番犬 ペス公ヤイ」と、哀姫かなひめ

「アウン」と、ナベツネ。

「じゃあ ペス公が、お寿司食べ終えたヤイから、馬鹿トチーヤイの為になる話は、お終いヤイよ。ペス公の部下たちは、帰りなちゃい。まったく」と、哀姫かなひめ

哀姫かなひめ様には、ナベツネさんはペス公、ひがし 清二きよじ 皇太子殿下は、馬鹿トチーヤイと呼ばれている…。」と、読売新聞の記者たち。

「ああ。おいおい また話すけど、この哀姫かなひめという名の少女は、奇跡の子なんだ。俺の全ての人生通しての宝物として、存在していること自体ね。今日のところは帰って、読売新聞の記者たちは また来なさい。ナベツネは、飼い主の哀姫かなひめが創価に居るから、時間があったら ちょくちょく来てくれ。寄付金は、もういい。店屋物の寿司代だけ、持ってきてね」と俺。

「アウーン」と、ナベツネ。この日は、結局 ナベツネは、一言も人間の言語を話さず、部下たちと機嫌良く 帰っていった。


《日本で1番偉い人、渡邊恒雄わたなべつねお。一所懸命に、当時は南部藩 土方歳三ひじかたとしぞうをしていた俺が訪れ、青森と改名した時に 筆頭家老を務めていたのが、ずらずら爺い。神話の時代から、ずっと東北を守ってきた長老だ。もう1人の長老が、ゴット・ファザーこと ドン・ビト・コルレオーネだ。日本以外の全部が縄張りのマフィアのトップ。今は 天国の異次元で、聖母マリアと共に ひたすら出番を待ち続けている。この3人が、三大長老。2018/02/12今現在、地球に存在するのは、ナベツネだけだ。重荷を背負って、読売グループのトップとして 気を吐いている。それに、ナベツネは確かに 俺の側の人間でもある。俺が這い上がるのを、哀姫かなひめを含め 俺の側の人間たちは、待ち続けているが、この2回目のひがし 清二きよじとしての最後の最後の人生では、想定外のことが起き 未だ這い上がれずにいる。全ての事柄のキーパーソンである俺が、この最低最悪の人生を終わらせるキーを、念能力を手に入れたらにしてしまった。それが結果、大失敗となり 挫折と敗北の引き金にもなり、俺の人生だけでなく 俺が時代に機能しない為、日本だけじゃなく 世界中が、惨惨たる状態となってしまった。オーライ、俺の寿命までは、あと14年を切っている。其れを想定しながら、念能力の復活を待ち焦がれよう》


こうして 2度目の渡邊恒雄わたなべつねおと、その部下の読売新聞の記者たちとの歓談を終えた。この頃は まだ新興宗教の、創価学会にとっても 日本で1番偉い人、ナベツネに存在を認めてもらえる事は、大きく有り難いことだったりする。次回の話は、皇太子としての俺の存在が、諸刃の剣だと危惧していた創価学会の会長の、誤解が解けます。創価学会を調べ終わった 裏稼業のトップ 菅原文太すがわらぶんたの、一言によりね。さて、どうなることやら。以上。



読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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