第百十九話 宅配寿司とナベツネと新聞記者
時代は、昭和の末期から 平成の始まりぐらい、創価小学校のサッカー部の寮に、渡邊恒雄と新聞記者がやって来て、宅配寿司を食べながら歓談です。今の俺の近況報告と、想いも描かれています。では!
時代は、昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、俺 東 清二 小学校五年生は、東京都の西部 多摩地区にある、創価小学校に在籍していた。身分は皇太子、住んでいるところは、創価小学校の高学年が暮らす サッカー部の寮だ。そのサッカー部の寮にて、本物の創価学会の会長の、夜にある 為になる話の時間に、読売新聞の記者たちとナベツネがやって来て、これから宅配の寿司を食べるところだ。
俺の右隣りに、永遠の6歳の少女 ピノコ・ナディア・哀姫が居て、その右隣りに カナの番犬 ペス公こと、渡邊恒雄が居る。そして、その周りをナベツネの部下の、読売新聞の記者たちが取り囲んでいる。
「寿司!寿司!」と、俺や 創価小学校の小5の少年達が、盛り上がっている。
「つーち!つーち!」と、さしすせそが、たちつてとに変換される 哀姫も、はしゃいでいる。
「カナパンマン、つーち!じゃなくて、寿司だよ」と俺。哀姫のわき腹を、くすぐる。
「こちょこちょ禁止、こちょこちょ禁止ヤイ!おつちというのは、難しい言葉ヤイね、まったく」と哀姫。
「こちょこちょ返しヤイ」と、哀姫も、俺のわき腹をくすぐる。でも、俺には効かない。
そんな様子を、哀姫の番犬に当たる 過去に哀姫が、ペスと名付けた ペス公こと 渡邊恒雄が、ご機嫌な様子で楽しそうにしている。
そうこうしていると、ナベツネと読売新聞の記者たちの奢りの、宅配寿司が到着した。
俺の好物は、寿司とラーメンなので、創価へ来て 初めて食べ物で、テンションが上がる 現金な俺。それぞれに宅配寿司が配膳され、俺ならずとも 創価小学校の小5のサッカー部員は、皆んな テンションが上がっているようだ。創価小学校のサッカー部の寮の少年たちは、皆んな 生活保護を適用され、その費用で 食費も賄われていて、創価には金がない。ナベツネの来訪という暁光がなければ、店屋物とはいえ とてもお寿司なんて食べれない。
「史郎の母親と ヨウスケの母上、小6の糞野郎の2人 クソ大和田の息子にエイズの松崎には、寿司を食べさせなくていい。経費で落とせるとはいえ、大事なお金 大事な寿司だからね」と俺。
「何で オレたち、小6の先輩なのに寿司が食べれないんだよ!エイズの松崎だけなら ともかく、オレまで…」と、小6のクソ大和田の息子。
「ああ、根本的な事を言えば、お前ら クソ大和田の側の人間たちは、糞みたいな野郎 糞みたいな女しか居ないんだよ。其れを省略して、お前ら小6の2人は 糞野郎というんだよ。お前らが居ると飯が不味くなるから、とっとと部屋へ帰れ。寿司なら、親にご馳走してもらえ」と俺。
「今の皇太子殿下の言葉、判断。良かった。お寿司は、小学校五年生たちで頂きましょう。使い物にならない小6の2人は、早く部屋に帰りなさい」と、この寮の世話人をしている 小5の鈴木 史郎の母親が命じる。
小6の糞野郎2人は、悪態をつきながら すごすごと、自分たちの部屋へ帰って行った。
「良しっ、これで美味しく寿司を食べれる、環境が整った。皆んな、お寿司は生ものだから、食中毒を避けるために、素手ではなく 箸で食べるように。それでは、いただきマンモス」と俺。
「いただきマンモちゅ」と哀姫。
「バウン」とナベツネ。
三者三様、寿司を食べる。
「皇太子殿下、いつ頃 東宮御所へ、戻られる おつもりですか?」と、読売新聞の記者。
「永久に、戻らない。宮内庁警察官も、家族を人質に取られれば、クソ大和田の言うことを聞くし、そのクソ大和田の婚約者 小和田 ブタ子に、東宮御所は、乗っ取られた。俺が、俺が住む為に、俺の才覚で 創ったのが、東宮御所なんだけどね。クソ偽者の天皇や皇太子なんかの為に、わざわざ皇居へ行き 日本で大災害が起こらないように、神道の儀式をするのにも、嫌気がさしたしね。東宮御所を離れるにあたり、クソ大和田の勝手な都合で、時間が巻き戻されているけど、俺が12歳になるまでは、ちゃんと神道の儀式をしていたから、あと1年間は 日本で大災害は、起きないよ。ホイ、お寿司代の分の情報でした」と俺。
「ハハッ笑!お寿司代にしては、情報量が多過ぎる。新聞記者のくせに、何から聞けばいいのか分からないのですが、1年後以降 大災害を防ぐ手立ては、あるのでしょうか?」と、読売新聞の記者。
「うん、俺が念能力者に成れればね。秋篠宮家を除く、偽者の天皇や皇太子を処分して、明治天皇を即位させる。基本的には、大災害を防ぐ為の神道の儀式は、俺の役割ではなく 、その時代ごとの天皇の役目だからね。俺が神道の儀式をするのは、災害で日本人が死ぬ事を望んでいないからだ」と俺。
「明治天皇か…。御隠れになったのに、再び 日本へ来る事など、出来るのですか?」と、読売新聞の記者。
「出来るよ、俺が念能力者に成ったらね。元号 明治までは、俺の過去達 中大兄皇子と聖徳太子から、明治時代まで 天皇は本物だった。皇室の唯一の役目が、戦争に勝つ事と 大災害を防ぐ事だけだ。たったそれだけも、偽者の天皇じゃ 出来ない」と俺。
「バウン」と、渡邊恒雄が部下の読売新聞の記者たちに、人差し指を口に立てて 黙るように促す。
「ペス公の言う通りヤイよ。お寿司の分の情報は、伝えたヤイよ」と哀姫。
「ナベツネさん、待って下さい!本当の本物の情報が、手に入りかけているのです。お金なら、明日 用意します。もう少しだけ」と、読売新聞の記者。
「別に、良いよ。情報ぐらい。じゃあ、一問一答形式で」と俺。
「一問一答!?うわー、大事な質問になる。東 清二 皇太子殿下は、何になる おつもりですか?」と、読売新聞の記者の1人。
「俺が日本人の場合、常に皇位継承権があるから、身分だったら 天皇ではなく 上皇とか、名誉職の法皇とかだね。俺には子種がないから、それが天皇にならない1番の理由だ。職業だったら…?」と俺。
「職業だったら!?」と、読売新聞の記者。
「プロ野球選手になりたい。出来れば、栄光の読売巨人軍のね」と俺。
「おおーっ!」と、読売新聞の記者たちから、どよめきが起こる。
「バウン、あうーん!あうーん!」と、ナベツネも 驚き、喜んでいる。
「馬鹿トチーヤイ、プロ野球選手になりたいヤイか?」と、哀姫。
「ああ。かつて、ルー・ゲーリックの後に 沢村栄治をしていたんだけど、プロとして野球をして給料を貰える。こんな良い職業、他にない。ただ 沢村栄治の時は、第二次世界大戦が始まり、プロ野球選手として これからって時に、戦争に駆り出された。幸い 読売巨人軍の選手だったから、沢村栄治の時は、寿命として ナベツネが、迎えに来てくれた。最後に、凄え遠くまで手榴弾を投げて、一緒の小船に乗っていた帝国軍人共々、ナベツネの案内で天国へと行けた。だから いつか、ルー・ゲーリックも沢村栄治も、チームメイトで 渡邊恒雄がオーナーで、プロ野球選手をしたい。夢の続きのね。哀姫は、応援団長として、ナベツネと一緒にベンチ入りでね」と俺。
「それは、しゅげえヤイ。馬鹿トチーヤイをベンチから 応援出来て、ペス公とも一緒に居られるなんて、最高ヤイ」と哀姫。
「話のスケールが、大き過ぎる。ルー・ゲーリックに、沢村栄治を過去にもつ、東 清二 皇太子殿下。ナベツネさん!沢村栄治を、天国へ迎えに行ったのですか?」と、読売新聞の記者。
「バウン」と、ナベツネ。
「ナベツネは 俺と居る時は、バウンとキャウンとしか言質が取られないよう言わないから、君たち各々で判断してくれ。ちなみに、そろそろ創価小学校のサッカー部の少年たちは、眠る時間だぞ。もう寿司も食べ終わったし、話は明日に持ち込んで 今日のところは、帰りなさい」と俺。
「ペス公、また明日ヤイ」と哀姫。
「キャウン」とナベツネ。
「また明日 来ます。その時は、真実の話の続きをお願いします」と、読売新聞の記者。
ナベツネと、その部下たちは 創価小学校のサッカー部の寮から、帰って行った。
《はーっ、なんだか生きていくことに、疲れたし飽きたな。念能力を禁止され、ことごとく才能を奪われ、俺の側の人間達にも会えず、本当の自分 ドン・リュシフェルにもたどり着いてやいない。その条件だと、2018/01/28今現在 2回目の東 清二として、最後の最後の人生を送る俺は、これは想定を超える 最低最悪の人生だと、断定した。俺としては珍しく、長幼の順を間違えた。創価編の前に、俺としては鬼門となった 福岡の極道編を、しておけば良かった。元 全宇宙の支配者 クソ大和田の都合により、送り込まれる選択肢の残った先、福岡の極道編で、俺の人生も 哀姫の人生も、破綻と破滅を迎えた。人生50年として、今の俺の年齢は 36歳とちょっと。耐え凌ぐのも、寿命までの長くても あと14年間。寿命を終え、長らく待ち焦がれた 俺にとっての本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成ったら、元 全宇宙の支配者 不死身のクソ大和田も 大和田の側の人間たちも 糞・黒人も、全員 完全に消して、俺は永代 全宇宙の支配者に成る。今は、俺の全ての人生通しての宝物、ピノコ・ナディア・哀姫に、簡単じゃないのは解るけど 再び巡り逢いたい。全ての事柄のキーパーソンである俺のキー、念能力よ 復活せよ!》
こうして 創価小学校に来て 初めての寿司を、それも日本で1番偉い人 渡邊恒雄と、一緒に美味しく食べることができた。過去に、三大長老の新長老にペス公こと 渡邊恒雄が成る時に、一般の人が親しみを持つように、当時の俺が ナベツネというニックネームをつけた。這い上がってくれて、俺の側の人間となってくれて何よりだ。次回の話は、創価での出来事と、ナベツネがお金を持って、来訪します。さて、どうなることやら。以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!