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きよじ  作者: 東 清二
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第百十三話 風俗と関東大会出場

若干 小5にして、それも高級風俗店に通う 鈴木すずき 史郎しろうの話と、サッカーの関東大会を迎える準備を進めます。今の俺の近況報告と、想いもあります。何で、こんな世界になってしまったのか?の理由も、描かれています。では!

時代は、昭和の終わりから 平成の始まりぐらい、俺 ひがし 清二きよじ 小学校五年生は、創価小学校に在籍していた。元 全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだの都合で、俺が創価へと送られることが決まり、宮内庁の者より 創価学会の会長に、俺 ひがし 清二きよじとしての存在が、確かに少なくても皇太子以上では有ると申し送りされており、創価小学校や 俺の住む創価小学校のサッカー部の寮では、俺は「皇太子殿下」と呼ばれている。とはいえ、待遇は他の小学生と変わらず、お小遣いは月 1万円で、数十人分のトイレ掃除と、皿洗いも こなしている。良い点は、俺の唯一無二の子分で 裏稼業のトップ 菅原文太すがわらぶんたが、創価に居る 俺の存在を見つけ、創価について調べを進めている事と、俺の全ての人生通しての宝物 ピノコ・ナディア・哀姫かなひめが、創価に定着した事だ。哀姫かなひめは、創価小学校にて 自己紹介を終え、創価小学校のサッカー部の関東大会に向けた、練習が始まるところだ。


俺の在籍するクラスの担任で、創価小学校の小5小6のサッカー部の監督でもある男の指導で、練習をする。俺は 機会を見つけては、哀姫かなひめの元へ行くが、哀姫かなひめは「しょえー、馬鹿トチーヤイは しゅごいヤイね」と言い続け、この日の練習は終わった。俺的には、戦術だったり個人技だったり、もっと意味のある 意義のある練習をしたいが、それが小6の糞野郎の二人に、プラスとなるのは嫌なので、夏が終わるまでは、このままでいこうと思っている。夏が終われば、小6の糞野郎2人は 創価小学校のサッカー部の寮を、出て行くことが決まっているからね。


小6の糞野郎2人と、揉めながら風呂に入り 哀姫かなひめと楽しく晩飯を食べたら、眠る時間だ。哀姫かなひめは、寮の世話人をしている 史郎しろうの母親に、おやすみの挨拶をして 俺と史郎しろう哀姫かなひめの眠る部屋へと行く。哀姫かなひめは「今日こそ、眠る前には いい子いい子と でこチューと ハグハグ ヤイからね」とはしゃいで、俺に甘えている。


「馬鹿トチーヤイを占領!馬鹿トチーヤイを占領」と、哀姫かなひめが 俺のお腹の上で調子に乗る中、二段ベッドの上に居る 史郎しろうが、「哀姫かなひめ、そろそろ眠れ」と言う。

「カナ吉は まだ、眠る時間じゃ あり申せんヤイ」と哀姫かなひめ

「カナ吉、史郎しろうは 今日あたり、風俗に行くから 今の内に、おやすみなさいの挨拶を済ませておきなさい」と俺。

「馬鹿トチーヤイ、ふうぞくって 何やろりんヤイか?」と哀姫かなひめ

「シャワーのある部屋で、風俗嬢とエロいことをしてくる場所が、風俗と言うんだよ。史郎しろうの通う 風俗店は、文太ぶんたの奢りだから 高級風俗店だよ、きっと」と俺。

「馬鹿チロウ、風俗店に通っとるヤイか。ごうちゃんの息子が、エロっちいことする場所に行っとるヤイか、まったく」と哀姫かなひめ

「これからは、ダメか…。」と、項垂れる 史郎しろう

「別に、本番さえしなければ 何の問題もない。史郎しろう文太ぶんたに会った時に、きちんとお礼を言っておきさえすればね」と俺。

哀姫かなひめ的には?」と史郎しろう

「別に、カナチャリング的には、馬鹿チロウが風俗に行こうが、問題ないヤイ。馬鹿トチーヤイが風俗に行くのは、大問題ヤイけどね。馬鹿トチーヤイ、ぶんちゃんの奢りということは、ぶんちゃんも 創価を、知っとるヤイか?」と哀姫かなひめ

「うん、文太ぶんたは 宗教としてだったり 学校としてだったりと、創価について調べあげてるところだよ。そのうち この寮にも、顔を出すだろうしね」と俺。

「何だ、オレだったら 別に風俗店に、通ってもいいのか。じゃあ、早速 行ってくる」と史郎しろう

「ありー、こんな時間から 行くヤイか?」と哀姫かなひめ

「ああ。創価の寮の柵を越えて、テクテクとな。じゃあ、2人とも おやすみ!」と史郎しろう史郎しろうは、颯爽と 高級風俗店へと出かけて行った。


「まだ 眠り申せん。まだ 眠り申せん」と言っている哀姫かなひめを、いい子いい子と でこチューと ハグハグで、寝かし付け 翌日を迎えた。ちゃんと二段ベッドの上には、史郎しろうも帰って来ていて、そりゃそうだろうけど「眠い…。」とだけ 言っている。

日課のトイレ掃除を済ませ、よく手を洗い朝食を食べる。哀姫かなひめは、過去に哀姫かなひめが頑張り 手に入れた、哀姫かなひめの居場所 俺の右隣りで、機嫌良く朝食を食べている。哀姫かなひめが満腹になると「あとは、馬鹿トチーヤイの分ヤイ」と、残った飯が俺にまわってくる。あと、この寮の世話人をしている 史郎しろうの母親が「今日から、ご飯は おかわり自由にします」という宣言があり、創価小学校のサッカー部の寮は、また 環境が良くなった。

哀姫かなひめは「馬鹿トチーヤイの分のお皿洗いも、するヤイ!」と張り切り、史郎しろうの母親に褒められ、「うにうにー」と言っている。


本日、金曜日の朝、創価小学校へ登校して、授業を受ける。史郎しろうが眠たいのか、欠伸をし、 担任で監督の男に「鈴木すずき、風俗通いもいいけど 明日は関東大会だぞ。ただでさえ、小5が主体のチームで戦うんだ。対戦相手は、小6が主体だろうし。体調だけでも 万全の状態に、しといてくれ」と咎められる。

「しょうがねえなあ、史郎しろうは。史郎しろう、今 眠っていいと言われたら、眠れるかい?」と俺。

「ああ。確実に眠れるな」と史郎しろう

「そんじゃあ、カナパンマン連れて 保健室に行こう。ベッドぐらい、あるだろう」と俺。

「カナパンマンは、馬鹿トチーヤイと一緒がいいヤイ」と哀姫かなひめ

「じゃ 先生、少し眠ってくる」と史郎しろう

俺と哀姫かなひめ史郎しろうで、保健室へと行く。有り難いことに、ベッドが3つあった。さらに、そこそこ美人な保健室の先生が居た。


「美人な保健室の先生、ベッドを一丁 もらいに来ました」と俺。

「今、授業中なのに。ベッドを何に使うの?」と保健室の先生。

「この若干 小学生にして、風俗通いをする少年を、眠らせる為にです。他に、ベッドの使い方って ありますか?」と俺。

「フフッ笑。それも、そうね。全部のベッドを、持って行っちゃダメよ。別に1つだけなら、問題ないわよ」と保健室の先生。

「馬鹿チロウ、ここは危険地帯ヤイ!早期撤退ヤイ」と哀姫かなひめ

清二きよじ、何が危険なんだ?」と史郎しろう

「美人な保健室の先生が居て、密室にも出来る。なので 哀姫かなひめにとって、恋の危険地帯ってだけだ」と俺。

「ハハハッ笑。なんだ、それは。そうか、哀姫かなひめでは、保健室の女の先生には、敵わないか」と史郎しろう

「じゃあ、カナパンマン ベッドに座って、ベッドから 転げ落ちないように、気をつけて」と俺。

「了解しもした。ここは危険地帯だから、早く 撤収ヤイ」と哀姫かなひめ哀姫かなひめは、ベッドの上に座る。

「じゃあ 史郎しろう、あとは神輿の要領で、このまま うちのクラスまで、運ぶぞ。序でに、クラスメートも 笑わせよう」と俺。

「ハハハッ笑。分かった」と史郎しろう


哀姫かなひめをベッドごと運び、哀姫かなひめは保健室を出ると「ふーいーっ、危なかったヤイ。まさか、保健室に強敵が居るとは、思わなかったヤイ」と言っている。

俺と史郎しろうで、「わっしょい、わっしょい」言いながら、ベッドと その上に座る 哀姫かなひめを、教室の廊下まで運ぶ。

教壇側の扉を開け「明日は、関東大会。だから 今日は、前夜祭を兼ねて お祭りだよ」と、俺は 担任で監督の男に伝える。哀姫かなひめがはしゃぎ、史郎しろうが「わっしょい、わっしょい」と言っていると、担任で監督の男が笑う。

引き続き 教室の後ろの扉から入り、俺と史郎しろう哀姫かなひめで、ベッドを教室に持ち込み カナはベッドの上に居て、3人で「わっしょい、わっしょい」言っていると、教室中で笑いが起こった。

クラスメートが全員 笑ったのを確認し、「よしっ、任務完了。カナ吉は、ベッドから降りて 俺の右隣りへ。史郎しろうは、ちゃんと睡眠を取って」と俺。

「了解しもした。楽しかったヤイ」と哀姫かなひめ。俺の右側に、行く。

「ハハハッ笑。授業中に、教室で それもベッドの上で、眠れる。最高だ」と史郎しろう。早くも、布団をかぶって 眠ろうとしている。

史郎しろうは、余程 眠かったのか?昼休み以外は爆睡し、明日に関東大会を控え、創価小学校のサッカー部の練習は、軽めのメニューだけで終えた。


関東大会、当日 哀姫かなひめが、観光バスでの移動に はしゃぐ中、関東大会初戦のある目的地に到着した。「とにかく、ボールを奪ったら ボールを皇太子殿下に、集める」という監督の指示の後、俺の「やるぞ!勝つぞ!」という声のあと、関東大会初戦が始まった。


《2017/12/11今現在の俺は、哀姫かなひめが何処に居るのかも解らず、最後の最後の人生、その分 最低最悪の人生を送っている。俺は代々、早死にをしてきたから、今の俺の年齢 36歳とちょっとは、長生きした方だ。そりゃあ 皇太子になる予定だった俺が、東宮御所にて神道の儀式をしていたのは、12歳までだ。元 全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだに、クソ大和田おおわだの婚約者だという理由で生き延びた 小和田おわだ ブタ子、偽者の天皇 皇后 皇太子、それにクソ大和田おおわだの側の人間たち、クソ大和田おおわだの側の人間に成った者たちと、其奴らが 好き放題やれば、こんな時代になる。俺が成る筈だった天皇の位も、俺が成りたかったプロ野球選手という職業も、どうでもいいが、念能力者に成れなかったことで、俺の人生はぶっ壊れた。あとは、寿命まで あと14年間生きるか?俺のSランクの念能力の復活を、待つばかりだ。もう クソ大和田おおわだは、全宇宙の支配者の座を追われたし、俺の周りには、クソ大和田おおわだ大和田おおわだの側の人間たちも居ない。1,000年ぶりの平穏な暮らしだ。これだったら、哀姫かなひめが逢いに来てくれても、大丈夫だとすら思える。まあ 何はともあれ、念能力をくれ!》


こうして 哀姫かなひめの居てくれる日常を過ごし、関東大会初戦を迎えた。創価編までは、環境に適応出来てたけど、返す返すも 創価編の後、最後のクソ大和田おおわだの手によって送られる先の選択肢、福岡の極道編で、しくじったんだよなぁ。福岡の片田舎なんて、行くんじゃなかった…。次回の話は、関東大会期間中の中、俺が在籍していた小学校で、 世界チャンピオンクラスの糞野郎と糞女がうじゃうじゃ居る 小平市立第三小学校のサッカー部と、練習試合です。さて、どうなることやら。以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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