第百十話 哀姫、創価へ ようこそ 【創価編】
俺の全ての人生通しての宝物 ピノコ・ナディア・哀姫が、創価学会の会長や 奥さんに歓迎されて、創価小学校のサッカー部の寮へと迎え入れられます。今の俺の近況報告と恨み節や、重たい想いの話も、あります。では!
時代は、昭和の終わりから 平成の始まりくらい、俺 東 清二 小学校五年生は、創価小学校に在籍していた。そして この頃は、宮内庁からのお達しで 俺の身分が、本物の皇太子であると、これまた本物の方の創価学会の会長に、申し送りされていた。なので、創価小学校での俺は「皇太子殿下」と呼ばれていたが、その事以外は 創価小学校のサッカー部の寮に住んでいて、他の少年たちと変わらない暮らしをしている。数十人分のトイレ掃除に、皿洗いとかね。ただし、良い事が2つあった。1つ目は、裏稼業のトップで 俺の唯一無二の子分 菅原文太が、創価小学校での俺を見つけてくれた事。もう一つは、俺の全ての人生通しての宝物 ピノコ・ナディア・哀姫を、世界チャンピョンクラスの糞野郎がうようよ居る、小平市立第三小学校より、創価へ連れて来ることが出来た事だ。
創価小学校のサッカー部の寮に到着すると、車中 「馬鹿トチーヤイと、毎日 一緒に居られる」と、昔から 俺の事を馬鹿トチーヤイと呼ぶ 哀姫が、はしゃいでいたが車を降りると、周りを見て 警戒している。
「大丈夫、哀姫。創価全体のトップが、今 一緒に居る 創価学会の会長だ。そのカミさんも、子供が夫婦に居ない分、哀姫の事は大歓迎だ」と俺。
「ちょうかの会長と奥さん、カナ吉 大歓迎ヤイか?」と、哀姫。
「皇太子殿下の宝物 哀姫様、創価全体のトップとして、大歓迎ですよ」と創価の会長。
「カナちゃんのお母様に、責任を持って預かると約束していますし、皇太子殿下の宝物だけあって、こんな可愛らしい少女、他には居ません。大切に大事にします」と、創価の会長のカミさん。
「ふにふに、それなら だいじょうび そうヤイね。馬鹿トチーヤイは、ここに住んでるヤイよね?」と哀姫。
「うん、俺も住んでいるし、剛ちゃんの嫁が世話人として住んでるし、剛ちゃんの義理の息子も 住んでる。まぁ糞野郎が2人も居るし、ずっと創価に俺やカナ吉が住む訳でもないけど、小平市立第三小学校に通って 八木の家に住むよりかは、創価の方が確実に良い。哀姫が喜ぶであろう隠し玉も、創価を調べ終われば 姿を見せるだろうしね」と俺。
「剛ちゃんの奥さんが、居るヤイか!息子までヤイか!ちょうかは、なかなか凄い所ヤイね」と哀姫。
「噂をすれば…。」と俺。寮の玄関に、小5の鈴木 史郎の母親で、合気道の達人で創始者の渋川剛気のカミさんが、姿を見せた。
「カナ吉、剛ちゃんのお嫁さんの女性だよ。この創価小学校のサッカー部の寮の世話人も しているね」と俺。
「カナチャリング ヤイ!よろしくお願いし申すヤイ」と、哀姫。
「ようこそ、カナちゃん!この寮の世話人の、鈴木と申します。皇太子殿下からは、史郎の母親と呼ばれています。出来たら カナちゃんには、剛ちゃんの奥さん と呼んでほしいです」と、史郎の母親。
「剛ちゃんの奥さんヤイか!カナ吉は、さしすせそ が たちつてと になるヤイから、剛ちゃんのお嫁たんで、いいヤイか?」と、哀姫。
「はい!さしすせそ が たちつてと に変換されるなら、呼び名は 剛ちゃんの嫁で、いいです」と史郎の母親。
「剛ちゃんの嫁ヤイね。了解しもした。了解しもした」と哀姫。
寮の世話人もしている 史郎の母親の案内で、創価小学校のサッカー部の寮を見て回る。創価学会の会長と奥さんの寝所や、女子風呂は 俺も初めて見た。
「じゃあ 哀姫は、お風呂は剛ちゃんの嫁が、入浴する時に一緒に入って。眠る場所は、創価学会の会長と奥さんの寝所か?史郎の母親の眠る場所でもいいけど…。」と俺。
俺は、哀姫たちを、俺と史郎の部屋に入って案内する。
「この二段ベッドの下で、俺は睡眠をとるから、カナパンマンは 俺の右隣りと、眠る時は 俺のお腹の上が領土だったよね?」と俺。
「ありー、馬鹿トチーヤイのお腹の上で、眠れるヤイか。最高ヤイ!最高ヤイ!」と、喜ぶ 哀姫。
「じゃあ、哀姫の眠る場所は、史郎と俺の部屋で。あと史郎の母親、カナ吉は お手伝いも 出来る子なので、出来る範囲で 手伝いをしてもらって」と俺。
「はい。さすが、剛ちゃんが どうしても、用心棒をしたくなる少女」と、史郎の母親。
「あとは、哀姫も この寮に入居するし、前々から言っている通り 寮の世話人の女性を、1人増やそう。それも、ちゃんとした女性をね。小平市立第三小学校に、松村 ヨウスケという名の母子家庭の親子がいるので、次 サッカーの練習試合で対戦した時に、親子ともどもスカウトしよう。俺が創価小学校に在籍していることで、三小からは練習試合の催促が、ほぼほぼ 毎日のようにあるらしいしね」と俺。
「かしこまりました」と、創価学会の会長。
「それまでは、私が カナちゃんのお世話係をします!」と、創価学会の会長のカミさん。
「ああ。別にいいけど、仕事があるだろうに。カナ吉は、タンクトップとスパッツは、着用しているかい?」と俺。
「して申す。して申す。カナチャリング タンクトップと、カナチャリング スパッツ ヤイ」と、哀姫。
「じゃあ 大部屋で、カナを剥こう。いる物、いらない物とね」と俺。
大部屋へと移動し、哀姫は タンクトップとスパッツを身に付けただけの状態になる。
「これが、哀姫が 男子や男性に見せられる姿の限界だ。女子や女性だけだったら、もっと脱げるけど 風呂以外は、この格好が最大限 見せられる状態だ。しかし 哀姫は、貧乏をしていたんだな。持って来た着替えが、どれもぼろぼろだ」と俺。
「カナパンマン 身長が高くならないから、ずっと同じ洋服のままヤイ。ありー、貧乏だったヤイか」と哀姫。
「哀姫様!創価も、貧乏です!でも、もっと良い洋服ぐらいは、用意出来ます」と、創価の会長のカミさん。
「ありー、ありがとうござんすヤイ。カナは、馬鹿トチーヤイと一緒に居られるなら、貧乏だって 大丈夫ヤイ」と哀姫。
「あと、創価学会の会長と奥さん それに剛ちゃんの嫁に、哀姫について大事な情報を伝えるから、心して聞いてくれ。まず カナは、年齢が6歳で固定されてる。元 天使で、カナにとっては本当の自分も、可愛らしい天使だ。もともと そういう星の元に生まれ、たかだか 俺とずっと一緒に居たいことが望みなら、年齢が6歳のままでも まるで問題はない。勿論、周りからは奇異の目で見られるし、しんどい思いも 多々してきただろうけど、それでも健気に頑張って生きてきて、今 ここにこうして居る。せめてもの情けで、過去に哀姫をトイレの大小は、しなくてもいいようにした。大チョスと小チョスをね。あと 俺と俺の過去たち以外の男子や男性に、直接 触れられると悪寒がする。創価学会の会長は、気をつけるように。そんなとこかな」と俺。
「私や創価の子が、哀姫様に 直接触れないよう、最大限 気をつけます!」と創価学会の会長。
創価学会の会長のカミさんは、ぎゅうっとカナを抱きしめる。
「ちなみに、史郎の母親。哀姫を守るために、俺が過去につけた用心棒が、渋川剛気。カナは、ボデーガードと呼んでるけど、意味としてはボディガードが、ジャイアント馬場さんだよ。その2人が、どうしても守りたいのが、哀姫だよ」と俺。
「分かりました!カナちゃんの世話人、心してかかります」と史郎の母親。
哀姫の新しい住処の案内は、これで一応は終わった。あとは、小6に糞野郎が、2人も居ることが懸念される。それと、創価学会を怪しい宗教じゃないかと 調べ中の、隠し玉 裏稼業のトップ 菅原文太の存在が、楽しみでもある。
《2017/11/22今現在、俺は やっと本当に本当の、最後の最後の人生の末期を迎えている。元 全宇宙の支配者 クソ大和田の手によって、あちこち送られる選択肢の創価編までは、俺は環境に適応出来た。最後の送られる先の選択肢、福岡の極道編で しくじった。ジャイアンとジャイ子が結婚していて、糞野郎と糞女に 変貌していった。その澤野 ジャイアン ジャイ子夫妻に、俺の存在も 哀姫の存在も、東京の未来も日本の未来も、クソ大和田にと売られた。その後、そりゃあ バブルも崩壊するし、俺が皇太子として神道の儀式をしていたのは12歳までなので、それ以降 日本は災害大国へとなっていった。なんだか、日本中だけじゃなく 世界中が、不幸になり めちゃくちゃになり 糞みたいな世の中になっているけど、福岡の片田舎で しくじった俺は、迎えに来た宮内庁の者に、皇位を返上すると伝え、敵の手の内で 生き地獄をのたうち回っていた俺は、ただただ クソ大和田も 大和田の側の人間たちも居ない場所を目指すしかなかった。そして、2017/11/22今現在、そこにたどり着いている。自殺しても、条件が悪くなるだけで 尽きることのなかった俺の寿命までは、あと14年間。寿命を終えるか、念能力者に成れれば、本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成れる。哀姫とも ニケ姫とも ミケ姫とも、恋人枠の浜崎あゆみ プリンセス・オードリー・ヘップバーン プリンセス・オブ・プリンセス ダイアナとも、関所の役目もしているリュシフェルズ カンパニーの奥、天上界で ずっと一緒に暮らせる。それまで、長くても あと14年間。か、とっとと 俺に念能力を返せ!》
こうして 俺の宝物、ピノコ・ナディア・哀姫は、創価へとやって来た。創価には、俺の側の人間が存在していたので、哀姫も 上手く環境に適応することとなった。次回の話は、サッカーの小学校の部の関東大会出場の話と、俺を応援してくれる 哀姫についての話です。さて、どうなることやら。以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!