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きよじ  作者: 東 清二
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第百八話 さあ、宝物を手に入れに行こう 【創価編】

小平市立第三小学校に在籍し、 虐められているであろう 俺の宝物 哀姫かなひめを、俺と創価学会の会長と奥さんとで、捕獲しに行きます。捕獲出来る条件は、哀姫かなひめにとって創価へ来た方が、環境が良くなるかです。では!

時代は、昭和の終わりから 平成の始まりくらい、俺 ひがし 清二きよじ 小学校五年生は、創価小学校に在籍していた。住んでいるところは、創価小学校のサッカー部の寮で、洗濯以外は 自分で汚したものは 自分でキレイにする生活をしている。ただし、最近 良いことがあった。俺の唯一無二の子分で 裏稼業のトップ 菅原文太すがわらぶんたが、文太ぶんたにとっては親分に当たる 俺の存在を、見つけてくれた。とりあえず文太ぶんたは、小5の鈴木すずき 史郎しろうを高級風俗へと連れて行き、翌日の朝 俺の存在を諸刃の剣と危惧している 創価学会の会長とカミさんと俺とで、小平市立第三小学校に虐められているであろう 俺の宝物の少女を、拾いに行く日を迎えた。


東京都の西部 多摩地区にある小平市立第三小学校。数千年前から 生まれ変わり続けている俺と、お互いの存在を完全に消すか?消されるか?の戦いをしている 当時は全宇宙の支配者 クソ大和田おおわだ、2017/11/07今現在は クソ大和田おおわだは、元 全宇宙の支配者だが、そのクソ大和田おおわだの息子や 大和田おおわだの側の人間たちが、うじゃうじゃ在籍する小学校だ。そして、クソ大和田おおわだの親友 エイズの糞神父 クソ村上むらかみ コウスケが園長を務めている、忌まわわれし呪われた児童養護施設 東京サレジオ学園の糞ガキ共も、通うのが 小平市立第三小学校だったりする。そこに俺の宝物の少女が在籍すれば、確実に虐められるし 生き地獄だろう。なので、これから 拾いに行く。


俺と 創価の会長と 会長のカミさんとで、小平市立第三小学校に到着すると、女性の校長が 創価の会長の事を大歓迎し、校長室へと通された。

「わざわざ 創価学会の会長と奥様に来て頂き、光栄です」と、女校長。

「挨拶はいい。創価の会長とカミさんは、俺の身分を明かすな。女校長は、二学年年下の三小の小学校三年生の名簿を見せてくれ。虐められているであろう、俺の宝物の少女が在籍している筈だ」と俺。

「待って下さい。小平市立第三小学校に、虐めはありません」と、女校長。

「虐めのないクラスはあっても、虐めのない学校は ないんだよ。校長に、報告がないだけでな。早く立ち去りたいんで、名簿を!」と俺。

「報告が上がってないだけ…。名簿なら、そこに用意してあります」と、女校長。

三小の小学校三年生の名簿を見る。俺の宝物 ピノコ・ナディア・哀姫かなひめを見つける手がかりは、小学校三年生で、名前が カナ と読む事だけだ。3 クラス分の名簿を元に、八木やぎ 加菜かなという名の少女の在籍するクラスを見つけた。よりにもよって、カナの名字が八木ずからなんて、最悪だ。


「見つけた。このカナと読む子だ。創価学会の会長も カミさんも、カナが創価へ来て 良かったと思えるように、配慮と融通を利かせてくれ。カナに、学校へ通う必要はない。カナは、俺と一緒に居たいだけだ」と俺。

「かしこまりました」と、創価学会の会長とカミさん。

早速、カナが居るであろう 小3のクラスへと行く。俺は一目見て、無表情で 死んだ魚の目をしている、哀姫かなひめを見つけた。哀姫かなひめがそんな状態でも、授業は続いている。

「俺の宝物を、発見した。死んだ魚の目をしている。創価学会の会長のカミさんは、誰が俺の宝物の少女か分かるかい?」と俺。

「あそこに座って、ハキハキ授業を受けてる女の子じゃないですか?」と、創価学会の会長のカミさん。

「ブブーッ!哀姫かなひめという名前の通り、俺が居ないと哀しんでる子なんだよ。見てて、いきなり元気になるから。カナパンマン!迎えに来たよ!」と俺。

死んだ魚の目をしていた少女が「ありー、馬鹿トチーヤイか!?」と、こちらに気付く。

そして、「馬鹿トチーヤイ!馬鹿トチーヤイ!」と、机をかいくぐって、最短距離で こちらの廊下へと来た。


哀姫かなひめは、その名の通り 俺が居ないと哀しんでるだなぁ。こちらが創価学会という新興宗教の会長さん。隣に居るのが、その奥さん。小平市立第三小学校の女校長は、どうでもいい。哀姫かなひめは、元気にしていたのかい?」と俺。

「馬鹿トチーヤイが居なくなったら、ただの地獄ヤイ。でも、馬鹿トチーヤイが迎えに来てくれたヤイ!」と哀姫かなひめ

「うん、哀姫かなひめを迎えに来た事は 迎えに来たけど、三小に通うより 創価へ来た方が、哀姫かなひめにとって、環境が良くないといけない。例えば ぱっと見、この小3のクラスにクソ大和田おおわだの息子の糞野郎が居るけど、哀姫かなひめは虐められたりしてなかったかい?」と俺。

「虐めは、虐めヤイ…。カナパンマンにとって、環境が良くなればいいということは、虐められてたら 馬鹿トチーヤイの居る所へ行けるヤイか?」と、哀姫かなひめ

「ああ。創価へ来た方が、哀姫かなひめにとって良いと、客観的に判断されればね」と俺。

「しょれなら、給食もカナ一人で食べないといけないヤイし、掃除も 全部、カナ一人でしないといけないヤイし、カナにはばい菌が付いてると言われて、誰も近づかないヤイ。虐めヤイ、虐めヤイ」と哀姫かなひめ

「女校長!この糞野郎と糞女が多数在籍する 小平市立第三小学校に、虐めが存在しないだと!?」と俺。

「虐めが存在した…。」と、女校長。


「とりあえずカナ吉には、良い子良い子と デコチューと ハグ ヤイね」と俺。俺は、哀姫かなひめの頭を撫で おデコにキスをし 抱きしめる。

「馬鹿トチーヤイ、ばい菌が移るヤイ…。」と、哀姫かなひめ

「ばい菌でもいいし、エイズでも エボラ出血熱でも、そんなモノを怖れてたら とてもひがし 清二きよじとしての最後の最後の人生は、やってられない。最低最悪の人生だしね。じゃあ 創価学会の会長とカミさん、カナは そんなに高望みをしている訳ではない。ただ俺と一緒に居たいだけなんだ。創価学会として、カナをずっと俺の側に置いておくことは、出来るよな?」と俺。

「出来ます!」と、創価学会の会長のカミさん。

「出来ます。殿下の宝物を、ばい菌扱いした者は?」と、創価学会の会長。

「ああ、そこに居る クソ大和田おおわだの息子だろう。クソ大和田おおわだには、息子がうじゃうじゃいて、あちこちに配置してある。でも糞野郎だから、いずれハブかれる。人生、上手くはいかない。創価小学校のサッカー部の小6の糞野郎みたいにね。じゃあ 復讐はちゃんとしないといけないから、このクラスのクソ大和田おおわだの息子をぶっ飛ばすぞ」と俺。

「馬鹿トチーヤイ、バカ糞 大和田おおわだの息子の糞野郎は、ケンカで すぐ椅子を武器に使うヤイよ。戦わない方が、良いヤイよ」と、哀姫かなひめ

「それでは、大人の私が ぶっ飛ばすことに致しましょう」と、創価学会の会長。


「創価学会の会長が、自分自身で ぶっ飛ばすと判断したって事は、ぶっ飛ばす事には問題ないという事だよな?」と俺。

「問題ないです」と、創価学会の会長。

「ただ、これは復讐とはいえ、ガキの喧嘩なんだ。大人がしゃしゃり出て、こじれた時に 親のクソ大和田おおわだが、難癖つけてくるんだよ。ガキ同士の喧嘩なら、難癖はつけられなくて済む。たかだか椅子を武器に使われようが問題ない。じゃあ復讐も兼ねて、喧嘩でも しますか」と俺。

カナを虐めていたクソ大和田おおわだの息子は、早くも椅子を掴み 振り上げた。

俺目掛けて振り下ろされた椅子を、難なく俺はキャッチして、教壇の女性の先生の居る場所に、放る。あとは、足の裏なら 汚れてもいいので、前蹴りで クソ大和田おおわだの息子を倒し、動かなくなるまで足の裏で、踏みつけ続ける。ちなみに それを、ストンピングという。

動けなくなった クソ大和田おおわだの息子である糞野郎は「親父に、言うぞ。お前も お前の家族も、皆殺しだからな」と、のたうつ。

「俺には、完全に家族は居ねえよ。お前の親父とは、言われなくても 消すか?消されるか?の戦い中だよ。小3のこのクラスの者たちは、多かれ少なかれ このクソ大和田おおわだの息子の糞野郎に、恨みがあるだろう。だったら、戦え!糞野郎や糞女と ずっと一緒にやっていける者など、存在しないからな」と俺。


カナの居たクラスの者たちは、クソ大和田おおわだの息子目掛けて、リコーダーに椅子 果ては机と、どんどん投げ込んでいく。物だらけになった クソ大和田おおわだの息子に、「序でだ」と俺は ローリングソバットをお見舞いする。クラスから歓声が沸き、「しゅげえヤイ!しゅげえヤイ!」と、哀姫かなひめも喜ぶ。

「じゃあ カナパンマン、忘れ物のないように。ランドセルや文房具を持ったら、出掛けるぞ」と俺。

「了解しもした。了解しもした」と、哀姫かなひめ哀姫かなひめが、学校に置いてある荷物を全部持って、出掛ける準備が出来た。

カナが教室を出る際、担任の女性の先生が「カナちゃん、守れなくて ごめんね」と言い、カナを抱きしめる。

「大丈夫ヤイ。大丈夫ヤイ!馬鹿トチーヤイが、迎えに来てくれたヤイ」と、カナ。

俺たちは、哀姫かなひめを手に入れ、カナにとっては生き地獄であったであろう教室を後にした。


《俺の大事な大事な宝物 ピノコ・ナディア・哀姫かなひめ。2017/11/09今現在、行方も居場所も ようとして知れない。俺自身が、クソ大和田おおわだ大和田おおわだの側の人間たちも居ない場所にたどり着くために、途中で見失ってしまった哀姫かなひめを、何のとっかかりもなく 見つけ出すのは、無理なのかもしれない。ただし、もう最後の最後だ。時間を巻き戻されたり、何処かへ送り込まれることもない。次に巡り会えたら、ずっとずっと一緒に居られる。俺は着実に 寿命へと向かっているし、クソ大和田おおわだも もはや全宇宙の支配者ではなく、世界を不幸にする以外、何も出来ない。あとは、俺の念能力の復活だけだ。そうすれば、唯一本当の自分ではない 俺と哀姫かなひめも、本当の自分に成れる。天使のね。しょうがない 寿命まで、あと十四年 待つかぁ》


こうして 小平市立第三小学校にて、虐められていた俺の宝物を捕獲出来た。あとは、カナの保護者にカナを引き取る為の挨拶と交渉をするのみだ。次回の話は、小学校四年生だった俺が、クソ大和田おおわだの反則で 小学校五年生になってた分、小平市立第三小学校で五年生に成ると、どういうクラス分けに成るのかという未来と、カナチャリングママと哀姫かなひめが呼んでいる カナにとっても最後の この人生の母親と、哀姫かなひめを創価へ引き取る 挨拶と交渉です。さて、どうなることやら。以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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