表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/29

第16話 驚き…

あけましておめでとうございます。体調を崩していたため投稿が遅れてすみません。ゆっくりのペースですが、気長にご覧くださいね…(^0^)/

翌朝、いつもよりスッキリした気分で目覚めた私。

いつも通り、夫と子供たちの朝の支度をして送り出した。

「今日もいい天気!」

昨日、涙で濡れた布団も干して掃除を終えると、一休み…

すると、いつもの時間に携帯が鳴った。

「もしもし…」

電話に出ると、

「おはよう…昨日はバイト休んでゴメン…忙しかった?」

普段通りの山田くんの声。

「そうだよ!急に休むんだもん。すごく忙しかったんだから…!」

と冗談ぽく大袈裟に言うと、

「…ゴメン。そんなに忙しかった…?」

ちょっと反省している様子…。

少し冗談きつすぎたかしら…?と思いながら、

「今度は、ずる休みダメだよ!今日は出勤だよね…?」

と聞くと…

「うん…」

と一言。

「…じゃ、今夜バイトでね!」

少し元気なさそうな様子が気になったけど、そのまま電話を切った。

電話を切ったあと、意外にも普段通りに接している自分に驚いていた…。やっぱり、私って神経図太いのかしら…?

なんだか昨日あれだけ泣いていたのが、ウソのように思えておかしかった…。

その夜、いつもと変わらずギリギリの時間に出勤してきた山田くん。特に変わった様子もなく、仕事をしているように見えた…

仕事を終えて、駐車場までの帰り道、山田くんから切り出した…

「…明日、暇?」

「えっ?!」

「デートしようか…」

突然の誘いにビックリして、言葉が出なかった…

黙っている私に、山田くんは、もう一度たずねた。

「…明日、都合悪い?」

人間、憧れていたことが現実に起こると、思考回路が止まるのかしら…?返事をしなきゃと思うのに言葉が出ない!どうしよう…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ