始まりはテンポ良く
とりあえず書いてみたものです。
続くと思います。
ありきたりな話になるかも知れませんが、脳みその左下らへんに置いておいてくれたら嬉しいです。
右上とか右下とかはダメです。
「君は子供を助けるために道路に飛び込み、トラックに轢かれて死にました!だからもう一度違う世界で記憶を持ちながら第二の生を与えます!転生先はいい感じのとこにしときます!!!」
「あ...」
全部説明された。
どうやら彼女が言ってることは正しいようだ。
そもそも誰だこいつ。
「全部説明したしないと思うけど何か質問は?」
ありまくるわ。
「ありまくるわ!え?なんだよこれ!てかテンポ良すぎだろ!」
「だって同じような展開読者は何度も見ただろ?ここの部分グダグダやったって途中で読むのやめるって...」
「は?どういうことだ?」
「いやいや!なんでもない。他に質問あるか?」
今のは都合の悪い質問のようだ。
いやまあ、とりあえずさっきのより聞くべきことがいくつかある。
「まず、ここは何処ですか?」
「ここは死んだ後に送られる場所。ここで死者の今後を決めるんだ。まあ死後の小会議室みたいな感じだな。」
「なるほど...じゃあ貴方は誰ですか?」
「私?私はマシス。天使?神様?まあ私にも分からないな。でもすごいぞ。」
「...そうなんですか。」
「あ!信じてないな!信じろよ!神かもしれんのだぞ!」
「今の文言で信じる奴は大馬鹿ですよ。じゃあ次の質問。俺は本当に死んだんですか?」
「うん。死んだぞ。トラックに轢かれて肉餅だ。」
即答だった。
少し気まずい質問をしたかと申し訳なくなったが、そんなこと思ってたことが恥ずかしくなるくらいの即答だ。
「...そうですか。」
俺の言葉が詰まるとマシスは強く背中を叩き言った。
「そう陰鬱になるな少年!君のような生物であった以上死は平等に訪れる。君の世界で一番平等であった概念だ。そんな凹むことじゃないさ。」
上位存在独特の死生観を聞かされる。
そこになぜか納得できてなかった自分がいた。
「うむ。質問は無くなったか?」
「はい。」
「じゃあ今から君を別世界に転送させるね。心の準備はいい?」
「万端です。」
「よろしい!じゃあ素敵な人生送ってね!」
彼女がそう言うと足元から光が出てくる。
足先から頭に向かって段々と体が消えてく。
次の人生。
次の人生か。
なんで俺なのだろうか。
成り行きで納得はしてしまったが、俺はこうされるべき人間ではなかったはずだ。
「あの!あと一つ質問いいですか!」
全部送られる前に聞いておきたかった。
「ん?なんだい?」
今ここに来て最初から疑問に思っていたこと。
「なぜ!なぜ俺なんですか?俺がなんで!こんな!」
曖昧な質問だったであろう。
だが、マシスは質問の意図をしっかり汲み取ってくれたようだった。
だが、それは俺が求めていたような返しではない。
「それは君だからだよ。」
「......?」
曖昧な返しを与えられた。
答えのない返答。
『君のような生物であった以上死は平等に訪れる。君の世界で一番平等であった概念だ。』
この言葉が引っかかる。
俺の中身を掻き乱す。
そんなわけがない。
それを俺が一番知っている。
なぜなら俺は何人も殺したから。
だから死の平等性を俺は疑った。
どのくらいの文字数でやればいいんでしょうね。




