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死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります  作者: 穂村満月
第六章.Let's get married

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79.閑話、タケル視点

 タケルは、るるの可愛い黒猫ちゃん。るるの可愛い弟。るるの無二ののりもの。だから、もうシャノワールじゃない。



 るるは、時々いなくなる。

 最初は、シャルルになった時。次は、海に行った時。今度は、ほらあなで。

 ずっと一緒って言ったのに、すぐに置いて行かれる。憎らしいけど、怒れない。絶対ぜったい絶対ぜったいきらわれたくないから、るるには、勝てない。今度は、えるを連れて行ったから、次はタケルを連れて行ってもらおう。


 きりとせんせは残ってたけど、必要ないから置いていく。るるとえるについて行く。前の時より、動くのが速い。追いかけるのが、タイヘン。

 るるは、小さいのが好きだから今日は猫だったけど、大きくなって追いかけた。走ってはしって走った。えるもるるも止まらないから、ずっとずっと走った。


 村に戻ると、るるがいた。るるが戻ってきた。起きる前に間に合わなかったけど、るるがいるのがいい。人の子どもになって、飛び付いた。

「タケル! ジョエルを探して」

 やっと追いついたのに、タケルの話じゃなかった。がんばって走ったのに、なんでだ。髪をクロに戻そうか。タケルは、けんぞくなのに。えるは、タケルをいじめる悪いヤツなのに。

「える? すぐそこ。るるがいなくなったときと、おなじ」

「キーリーと先生は?」

 またタケルじゃなかった。あんなの始末してくれば良かった。えるがいないなら、チャンスだった。今からやってこようかな? るる、おこるかな? でも、いなくなったら、おわるよね。

「しらない。おいてきた」

「キーリーのところに連れて行って。もうどうしたらいいか、わからないの」

 タケルは、ここにいるのに。いつでも1番にるるを見つけるのに。るるのためなら、けんぞくの色もすてるのに。なんで、タケルじゃないの?

 るるを乗せて、音速を超えた。タケルが1番役にたつ。タケルを1番に見て!



 元来た道をいっぱい! いーっぱい引き返したとこに、きりがいた。

 遅い。遅すぎる。こんなの、ちっとも役に立たない。必要ない。絶対、タケルの方がいい。

「おい。シャルル、起きろ! シャル!」

 やっぱりきりは、めざわり。るるを連れて来たのに、感謝しない。るるにも、やさしくない。ダメなヤツ。いらないヤツ。

 きりに、こっそり毒を仕込んだ。死にはしない。だいじょぶ。死んでも、タケルのせいじゃない。

「ジョエルを助けて! お願い!!」

「よし、城に行くか」

 海街までの移動も、タケルが1番。家の場所も知ってる。中に入って、るるを寝かせた。すやすや寝てる、るる可愛い。タケルは、るるの寝かしつけがとくい!

 きりとせんせが来たら、またるるを起こした。いやなヤツ。でも、いやなヤツでよかった。るると出かける係にタケルが選ばれた! ふふふん。きりなんて、3日くらい起きなければいい!



 次の日は、るるを抱っこして運ぶ。えるが、いなくなって良かった。るるが大好きなクロになって、運ぶ。るるが、ごはん食べないから、すぐ着いた。

 門の前で、人がいっぱい集まった。みんなが、タケルをハカセって言う。タケルは、るるのタケルだ。ハカセじゃない。邪魔だから、頭をいじってどけた。タケルだから。ぜったい、タケルだから!

 城と城の周りをおさんぽして帰る。るるとずっと手をつないでおさんぽ。今日は、いい日。お天気も、いい日。


 せんせのあないで、しろい家に来た。今度は猫で、るるの頭に乗せられた。るるがうつむくから、乗ってるのもタイヘン。気付いて欲しくて、わざと足でやさしくしがみついても、やめない。ぺしぺししても、やめない。タケルをわすれてる? タケルなのに?

 るるが、一番奥の部屋に入ろうとしたら、空気が変わる? 全身クロの男が見えた。


 これが、クロ? 顔をまちがえてた! 背も違う。あっちもこっちも違う。あああああ。もうまちがえない。絶対まちがえない。しっぱいしない。

 るるは、ちがうと言わなかった。しっぱい気付いてない?

 じっと見ていたら、村に行くと言われた。急いで下に降りてトラになる。クロも乗ってきた。負けない!


 るるだけぐるぐる巻きにして、ぜんりょくで駆けた。落ちたら、じこ。ぴょんぴょんジグザグ走る。落ちない。もっともっと! ざんねん。がおー。

 村の近くの森に、えるがいる? ちゃんと見つけた。村に行かずに、森に寄った。しげみにぴょん、木にぴょん。ぴょんぴょん。ぴょんぴょんぴょんぴょん。後ろがうるさいけど、むしむし。えるに気付かせてから、村に行く。

 村まえで、えるが追いついたから、るるをぽん。小さくなって、えるの肩に飛び乗った。やっとクロが落っこちた。せいせい。えるが抱っこしたるるのおなかでお昼寝。


 毎日毎日、るるの頭でお昼寝。夜は、お腹の上でお夜寝。タケルは、くっついてるのがお仕事。

 るるは、クロとあそんでばっかり。つまんない。

 ずーっとお昼寝。



 るるがクロが嫌になった。しろい家に戻ってきた。

 るるがしろい服になったら、あたまから降ろされた。あたまに乗っちゃダメって、るるが困ってる。かたに乗ってもダメ、抱っこもダメ。タケルは、るるの黒猫ちゃんなのに、しろくなってって。るるのけんぞくなのに。しろくなってって! しろく! しろ!

 るるの服と同じいろ。るると同じ。

 えるとクロも同じ! みんなと同じぃ。


 クロがしゃべってたら、えるがぬいた。クロは敵? クロは、やってもいい。るるも、たすけて欲しい。クロはいらない?



 もとに戻ってきた。黒猫ちゃんにもどる。るるとおそろい。もうしろはならない。クロはやっていい。クロのせいで、しろになった。

 しろい家からでたら、いた。やっぱりいた。えるにあわせて、タケルもいく。

 えると同じ、みりょうができない相手。ドクでさす!

 ツメにドクをいれて、ねらう。えるの手から、ひとつ遅れて飛びだす。裏に回る。当たらないから、えるごとドクにいれる。だけど、風がふいた。ころす。


 えるは、

「抹殺して然るべきだろう?」

と言う。

 るるは、

「なんでよ。仲良くしてよ」

と言う。

 なかよくまっさつ?


 るるのお風呂についていく。タケルの色、キレイになった。クロ。クロ。クロ〜。

 るるの夜寝についていく。クロはダメ。いっしょタケルだけ! ヒトになって、くっついた。るるは、タケルだけのるる。

一番時間をかけた問題回。

今回だけは、誤字脱字は見て見ぬフリでお願いします。

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