表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります  作者: 穂村満月
第一章.美女と熊と北の山

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/125

18.閑話、モブラ視点

一章完結記念と

1日のPVが1桁増えた記念

 わたくしは、モブラと申します。黒竜ナーガブレ様にお仕えするモグラ獣人の1人で御座います。



 わたくし共は、普段は、黒竜様の食事のお世話や住居のメンテナンス、見回りなどをして過ごしております。働くことで黒竜様の庇護を得て、魔物などから守っていただくのです。わたくしは、見回りの係をしております。まだ黒竜様のお側につくことは、認められていないのです。


 ある日、住居内の見回りをしていると、通気孔側に人間の子供が落ちているのを見つけました。恐るおそる近付いてみると、ケガをしたため保護をして欲しいと言われました。

 とても困りました。子どもと言っても、我々と比べて、背丈が3倍ほどもあるのです。どこの誰とも知れぬ巨人を自分の居住区にいれたがる者は、おりません。食事くらいは用意できますが、人間用の薬の持ち合わせも御座いません。

 協議の結果、宝物庫に滞在させ、食事だけ提供することに決めました。もしも、この子どもが盗人であれば、宝物庫に入れればすぐに露見するだろう、という判断でした。盗人であれば、黒竜様に成敗していただくのは、簡単です。こっそりやられるのが、1番迷惑なのです。魔がさして、手をつけてもらうのが、手間が掛からなくていい、ということに落ち着きました。


 それから何日かして、また侵入者を見つけました。今度は3人も来ました。ロープを伝って降りて来たのだから、今度こそ盗人だということで、話がまとまりました。

 ロープを回収し、槍や弓を射かけます。食事班も呼んできて、総出で敵を迎え撃ったのですが、まったく当たりませんでした。3人の中に、見覚えのある人物がいるような気が致しましたが、あんなに大きな人間の知り合いはいないので、気の所為でしょう。  

 どういう訳か、武器は全部奪われてしまいましたが、1人捕まえることに成功しました。あと2人です!


 武器がなくなってしまったので、やむなく人海戦術で体当たりを決行しましたが、吹き飛ばされてしまいました。侵入者を黒竜様のお部屋に入れてしまうとは、不甲斐ないことです。

 侵入者は、黒竜様と戯れ始めました。我々が敵わないのも、納得です。侵入者は、ジョエル様だそうです。以前は、半分くらいの大きさではなかったでしょうか。何年も経っていないと思うのですが、随分と大きくなるのですね。


 ジョエル様だというのであれば、もう排除の必要はないでしょう。我々では、太刀打ちできません。黒竜様にお任せするしか、手立てはないのです。それでは、お茶の準備をしましょうか? ジョエル様は、お茶を飲まない人だったような覚えもありますが。



 よくはわかりませんが、ジョエル様たちは、お茶を飲むこともなく、帰って行かれました。人間の子どもも連れ帰って下さったので、元の生活に戻れます。


 ジョエル様が、大分洞窟を壊してしまったので、補修をするのと引越しをするのと、どちらがいいか、連日会議をしております。宝物庫の品が、大分少なくなったので、引越しをした方が楽だという意見が、今のところ優勢です。

 確か、前の引越しも、ジョエル様が住居を壊したからだったと記憶しております。新たな住まいには、ジョエル様が遊びに来ませんように。そう願わずには、いられませんでした。

次回は、おまけ。

その次に2章を始める予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ