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朱色  作者: 脱兎田 米筆
7/20

嗚呼

7


 俺は五分ほど階段に座り息を整えた。

 自分の心臓が跳ねる音、木々の隙間を通り抜ける夏風の音。それらが紡ぐ音を聴きながら。

 

 俺はあれから五分ほど歩いた。

 すると、木々の隙間を通り抜ける風に乗り声が聞こえてきた。

 「――――い、こっちだよーおーい」と。

 俺は顔を上げ、自分の登っている階段を見上げる、そこには彼女が、瑠美が大きく手を振っていた。

 俺は階段を登る速度を速める。顔には自然に笑みが張り付く。疲れなど吹き飛んだ。

 ああ、久しぶりに会えた。

 泣きそうだ。

読んでいただきありがとうございます。

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