第十一話 面接
面接ってなんであんなに緊張するんでしょう。
冒険者パーティと面接した。彼らが行くのは海沿いの村。途中まででで良いのなら一緒にどうだという事らしい。話をしていて名前が黄色くなったり白くなったりしている。
ステータスを聞くと答えられる範囲でと教えてくれた。まぁ見えてるけど。
名前:ベルナード(パーティリーダー)
称号:剣を使うもの
HP:97
MP:24
職業:戦士(剣)(レベル2)
スキル(特技)
戦闘:速駆け1
補助:筋力強化1
技能:木こり、農業、飛脚
成功したいなら技能欄から職種を選べって気がする。
名前:マッキール
称号:盾の守り人
HP:126
MP:45
職業:戦士(盾と斧)(レベル2)
スキル(特技)
戦闘:守りの盾2、木こりの斧
補助:強固1、筋力強化
技能:僧侶1、木こり
職種間違ってる気がする。職種を選ぶときに参考にする、自分が得意な事なんじゃないかと思う。
名前:ドンブルフ
称号:魔法の使い手
HP:32
MP:101
職業:魔法使い(レベル2)
スキル(特技)
戦闘:炎魔法2、水魔法2
補助:詠唱短縮
技能:計算2、早口1
シーフを兼ねたポーターの双子
双子のポーターには御者の交代も任せられそうだ。
名前:ビッケ、 名前:ヒック
称号:旅する者
HP:172
MP:97
職業:ポーター
スキル(特技)
戦闘:格闘2
補助:探索3、調合、筋力強化
技能:馬術、商人1、旅人1
回復はポーション頼みだったそうだ。
こちらに回復役がいると聞いて喜んでいた。
パーティリーダーめっちゃ弱いやん。
冒険者レベルは全員Dだった。
ぼくのランクFのギルドカードを見て、マウントを取ったみたいな顔をしてたけど、作ったばっかりだから。
御者のおじさんは「御者ですので。」って言ってギルドカード出さなかった。それが正解だと思う。
Cランクに上がるのには大きな壁が。って言ってたけどそういう問題では無い気がする。
一台の馬車に全員は乗れないので、余っていた部品でもう一台の馬車を作った。オープンカーだ。フルオープンの馬車だ。
乗り心地も酷い。まぁ普通の馬車レベルにはなった。
馬も何とか調達できた。
ぼくたちの馬車を見て文句を言ってたけど、だったら自分たちで何とかしろ!といったら、台車の上にテントみたいなのを作っていた。なんか幌馬車みたいになった。主にポーターの双子がやっていた。
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「見たこともない馬車だったなー。貴族の坊ちゃんと、世話係って感じかな。」
「商人の次男坊かもな。なんか指示はテキパキしてたし。」
「馬車に詳しい辺りドワーフの子供なのかもしれんぞ、ひげは無かったが。」
「まぁ行先は同じ方向だし、依頼料は安めだけど飯は用意してくれるてんだから良いじゃねーか。」
ポーターの双子は黙々と荷物を馬車に積み込んでいた。
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