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おひめさま、ふわふわドレスにおきがえする

幼女サキュバスにされた勇者さまがお着替えしたり幼女になでなでされたりするおはなし


コメントくれるとマジ泣きそうなくらい嬉しくなって妄想がはかどるのでください(

「それじゃあ、私は先に支度を済ませておくわ。」

「はい、姫様のお仕度は私どもにおまかせ下さい...♪」



「うぅ.....ん.....あ........?」

子供のめざめは大人とは全く違う。うとうととまどろみの中から抜けだせない幼いサキュバスは、呆けた口元から涎をつーとこぼした。

「.......?」

ここはどこだ?なんでここにいる?このふわふわするにおいなに?なんでこんなにあったかい?

ふと、自分の頭が何かに優しく撫でられてることに気づくと、犬のように尻尾をぱたぱたと振って頭をそれにこすり付ける。

「あら....おはようございます、おねぼうさん♪」

頭の中に響くような、優しく甘い声。その声を聴くと訳もなく心がぽかぽかとしてくる。

「ごめんなさい、すぐにキレイキレイしてあげますからね♪」

「......?」

キレイ?なにを?

寝ぼけた顔で首をかしげる彼女をよそに、声の主はベビードールをめくり彼女の履いているそれを外していく。

ごわごわとして湿っていたそれから開放され丁寧に布で拭かれるととても心地が良く、うっとりと目を閉じた。

「くすくす.....おねしょの後をフキフキされるのが気持ちいいんでちゅか?ゆうしゃさま?

 次はかぶれないようにぽんぽんしましょうねぇ♪」

「........ぅ.......?」

涎を垂らした幼い寝顔が一瞬だけ険しく見えた。だが白い粉をまぶしたふわふわとしたパフでぽんぽんと拭いた後を叩くと、それにあわせて頬をだらしなく緩ませる。

「えへ......♪」

すると小さな体躯をくるんとひっくり返され、次はその小さな丸いお尻とふとももにふわふわの白い粉をぽんぽんと塗り込まれる。

その間ももう一つの手は優しくオレンジの髪を撫でつけ、心地よい快感に幼いサキュバスは涎に枕を垂らし、腰をくねらせた。

「ひゃふっ....うぅん.....♪」

「ふふっ、かわいい.....でもそろそろおっきしませんとね....♪」

そう言うと粉で白くなったお尻の上の尻尾の生え際にそっと指を添え、それをそのままつーっと背中までなであげた。

「あ....ふぁぁぁぁっ......♪♪あ...なに、を....」

「くすくす、おはようございます。おねしょお姫さま♪」「おはようございます、ゆう...お姫さま♪」

二匹のメイドの装いをしたサキュバスが恭しく揃えて頭を下げる。

それを見ながら状況を理解し、さっきまでの自分の無様を思い出しかぁっと丸い頬を紅く染った。

「本日のお召し物はドレスでございます。」「私どもがお手伝いいたしますわ、さぁこちらへ....♪」

ベビードールに包まれた彼女の小さな体躯をメイド達が抱えあげ、暴れる彼女を気にもせずに大きな衣装棚の前まで運んだ。




「はい、お姫様、そこにたっちしてじっとしてくださいね~」

「.......」

大きな鏡の前に降ろされ、そこに立つように言われるが大きなキレイな瞳でメイド達を睨みつけ座り込む。

「あら~?うふふ、また魅了されて着せ替えお人形さんになりたいのですか?」

「......っ」

メイドの目が妖しく輝くと急いで目をそらし、幼い顔を苦々しくゆがめ言われたとおりに鏡の前に立つ。

「そうそう、えらいですね~なでなでして差し上げます♪

 きゃぁっ、そんなあばれないで。ほぉら、なでなで~いいこいいこ~♪」

「あっ....ふぁ.....♪」

「うふふ、それじゃあおめかしましょうね~♪」

そう言うとメイドたちは彼女の紫のベビードールを脱がし、桃色のフリルのついたショーツに細い足を通させ、ベビーパウダーで白くなった小さなお尻に引き上げた。

「んっ....ぁっ......」

丸っこい頬が紅く染まり、脚の間に何もない奇妙なくすぐったいような感覚に身がくねりそうになるのをこらえた。シルクのショーツは彼女の毛すら生えていない幼い秘所を優しく包み、肌触りのいい感触は撫でられてるような不思議な気持ちよさを感じさせた。


「はい、ばんざーいしてください♪」

「.......」

腕を上げると、ふんだんにフリルの装飾が施された桃色のブラが僅かな膨らみもない彼女の乳房を包み込んだ。翼の生え際の上でくくられるストラップが落ち着かない。

しかし、鋭敏な乳首が柔らかいそれでふわっと包まれると、少しほっとしたような気がした。

そしてぷにぷにと柔らかい青色の肌の上をレースのふちがそっと撫でる、女らしい感覚にぽっと頬が染まった。


メイドは次に小さくリボンがついたレースのガーターベルトを彼女に身に着けさせた。

そして彼女をイスに腰掛けさせ、薄いラメ入りの光沢のあるストッキングを履かせる。

シルクの滑らかな薄く透き通ったそれを彼女のほっそりとした脚にゆっくり引き上げ、先につけたレースのストラップにつり下げた。

「..っ....んぅ...」

そっとストッキングに包まれた太ももどうしを確かめるように擦り合わせると、うっとりとするような官能的な感覚が生まれた。

そして最後にメイドはひじまでの長さのシルクの桃色のロンググローブをつけさせた。指先を動かすだけで起こるすべすべとした感触が、それを付けていることを自覚させ羞恥心をくすぐる。

触り心地の良い柔らかでふわふわとしたもので全身が包まれ、それでいて束縛されているかのような錯覚を覚えた。


「ひめさま~次はここにおすわりしてくださ~い♪」

「.........」


メイドは可愛らしい桃色のランジェリーを着させた次に絢爛な化粧台の前に腰掛けさせると、お姫さまの丸っこい顔に化粧を施しはじめた。

メイド達はぽんぽんとパフで粉をまぶし、そして小さな口唇に口紅を塗りこみ、うっとりとするほど長いまつ毛にマスカラを塗っていく。目を閉じて自らの顔の表面を踊るブラシや筆のこそばゆい感覚にじっと耐え続ける。

最後にメイドのひとりが可憐な丸い頬をブラシでくすぐり、繊細で少女的なチークをほどこした。


「はい、お姫さまの大好きなフリフリふわふわのドレスですよ~」


メイドのひとりが黒いドレスを吊り下げるように持ち、屈んだまま近づいてくる。

そのにやけた顔を丸い可愛らしい琥珀の瞳で睨むと、眼の前に突き出されたドレスの中にやむを得ずまたいで入る。

するとメイド2匹はゆっくりと姫の幼い身体に引き上げる、小さなおしりの膨らみに通すドレスの隙間が狭まりきつくなる。そのぷにぷにとした柔肉を押し込むようにして少し力を込めて引き上げられると、そこを通過したドレスは一気に彼女の腰から胸までを覆った。

未だ慣れることはないぴっちりとした柔らかいドレスの肌触りを感じる彼女をよそに、メイドはまくれた脇の部分を直し、花びらのように広がったフリルスカートの裾を丁寧に整えた。


「.......く、そっ....」


 黒いドレスは胴の部分はきつく締め付けてくるが、大きな腰当てでふわりと膨らんでいた。大きく露出した背中からは大きなピンクのサキュバスの羽が羽ばたいている。

大きめのピンクのリボンがスリムな腰のまわりにふわっと纏われ、羽の生え際の下にかわいい結び目が作られた。袖は肘先で細くなり、しかしそこでふわふわの黒いレースで広がっている。


「くすくす....女の子のおようふくはキモチイイですかぁ......?♪」「ふふ....かーわいい....♪」


2匹のサキュバスのあざ笑う声にシルクのグローブに包まれた手をぎゅぅっと握りしめるが、帰ってくるのはすべすべとした気持ちいい感触だけだった。

メイド達はクスクスと笑いながら、彼女のオレンジの美しい髪をすき始める。そしてその長い髪を慣れた手付きでリボンで三つ編みに編んでいき、さらに複雑に編み込むとあれだけ長かった彼女の髪が頭の後ろでキレイに纏められた。

それから彼女のサキュバスらしい長く尖った耳に紅いハートのイヤリングが付けられ、指輪を細い手に、ネックレスを細く青白い首の周りに、ピンクのリボンを尻尾に飾り付けた。

そして最後に一際大きく、身につけた者の幼さと可愛らしさを強調させるピンクのハートのブローチをドレスの胸元に取り付けた。


「はい、完成です♪とぉっても可愛らしいですよ、ゆうしゃさ....あっ、失礼しました♪

 お ひ め さ ま ♪うふふふ.....♪」


鏡に映る黒いドレスを纏った華やかな幼いサキュバスの姿は、それはもう紛うことなく「プリンセス」の姿そのものだった。

清潔な布地の心地いい肌触りと、敏感な身体をキュッと引き締められるような感触に不思議にな高揚感が湧き上がりため息が溢れそうになる。

これが、自分だと。胸を締め付けられるような屈辱感に口紅を施された唇を固く結んだ。

忌々しく鏡を睨みつけるサキュバスの肩にそっと手が添えられ耳元でメイドサキュバス二匹が囁く。


「これで今日の戴冠式もばっちりです♪お姫さま」「みんなにそのかわいらしいお洋服を見てもらうんですよ♪うふふ♪」

「戴冠、式....?」


「ええ、クイーン様が娘....あなたに後継者の、プリセンスの証であるティアラを授ける儀式」「あなたは今日、名実共に私たちの、サキュバスのお姫さまになるの♪」

証?ティアラ?名実共に?疑問と困惑が彼女の頭に渦巻く。

「どういう、意味だ」


「あなたはもう立派なちっちゃなサキュバス」「でも魂は未だ強く忌々しい勇者のカタチ」

「でもあのティアラを身に着ければもう違う。あなたは魂までもその身体と同じ、サキュバスの姫になるの♪」

「そうなれば今は色濃く残ってる勇者だった時の記憶や性格も、徐々に薄れていく...♪」

「.....っっ!!!」

人間だった頃の記憶がなくなる...!?突きつけられた未来に小さい胸がバクバクと音を鳴らし始める。

「そうなればもうあなたは二度と勇者なんかに戻れない♪」

「あなたはもう『子供を演じさせられている大人』じゃない。これからは『大人をがんばって演じる子供』になるの♪」

「そしていずれは私達サキュバスの立派な姫として新しく育つのよ....うふふ♪」

「そんなもの!誰が素直に従って着けるものかっ!!」

透き通ったソプラノの舌足らずな声で精一杯の怒りと憎しみを込めて叫んだ。


「そうですよねぇ.....♪だからぁ、お姫さまにはちょっといい子になってもらいます♪」

するとメイドはベッドにちょこんと載せられている一匹の熊のぬいぐるみを摘みあげた。

そう、それはかつて勇者の仲間だった魔法使い、デリアの成れの果てだった。

そしてメイドはポイッとデリアをもう一匹のメイドへと放り投げた。そしてそのもう一匹のメイドの手にはいつの間にかロウソクが――――。

「.....ッッッっ!!」

考える間もなく地面を蹴り、空中で熊のぬいぐるみを、『デリアをぎゅっと抱きしめた』。

「く、そっ」

視界が、意識が歪んでいく。怒りや憎しみといった自分を奮い立たせていたものがどんどんぼやけていく。視界内の時計や文字がどんどん理解できなくなっていく。

デリアにかけられた『年齢退行の呪い』が、彼女の精神を5才児レベルの幼いモノに書き換えてしまった。


「はい、素直でかわいい寂しがり屋のお姫さまのできあがり♪」

(っ...この呪いを解け!)

「うぅっ....わ、わたしをおとなにもどしてっ....!!」


叫ぶように言ったつもりの言葉は、震える小さい舌足らずな声の懇願に変わり果ててしまった。

「くすくす、あはははは....♪それでは、会場へと向かいましょうか♪」

「やっやだっ、こないでっ、おててにさわらないでっ!!きゃっ....やぁっ」


メイド2匹はそのまま可愛らしいお姫さまの両手を掴み、廊下へと歩き出した。





「あー!!ひーーーーめーーーーちゃーーーーーん!!!!!すりすりくんくんぎゅっぎゅー!!」

「ひゃうっっ!?あっ....ルズ、くちゃん......」

両手をメイドに握られ、廊下を暗い面持ちで歩いていた幼いサキュバスに抱きつく一匹の影。

「おはよー!!今日の姫ちゃんはすっごいいい匂いだー!!あっ姫ちゃんもかんたいしき?に出るんだよね?一緒にいこ!!!」

「えっ....ルズクちゃん、も、でるの?」

可愛らしく小首をかしげる姫の耳元にメイドの一匹がささやきかける。

「ルズク様はクイーンを支えるロイヤルサキュバスであるリージン様の一人娘。プリンセスである貴方の戴冠式には貴方と共に参加するのですよ」

「えっ、ルズク、ちゃんが」

初めて聞いた『お友達』の正体に驚く間もなく、元気一杯のサキュバスは彼女のもみじのような手を握った。

「ありがとーふたりとも!!姫さまはこのロイヤルサキュバしゅのルズクがたんかいしきまで連れてくよ!!」


「ふふふ、それではお願いいたしますね♪ルズク様」

「うん!!それじゃあいこっ」

フリルスカートの下のペチコートのせいで制限された歩幅に、こけそうになるのをこらえながら、ぎゅっと手を引かれ走り始めた。


ぎゅぅっと握るルズクの手はとても暖かく力強く感じられ、不安と恐怖に染まっていた心を溶かしていく。ルズクはメイドたちやクイーンとは違う、姫の正体を知らず、利用や侮辱などの考えは一切なく、純粋な好意のみを姫に抱いている。

その事実がどうしようもなく今の不安な幼い彼女には暖かく、嬉しく、心強く感じられた。

「.....にゃ?」

「....ぁっ.....」

気づけばいつの間にか彼女の手を手放し、その細く青白い腕にしがみついてしまっていた。

完全に無意識の行動だった。もうよく思い出すことすらできないがメイド二人が話していた何か恐ろしいことが彼女の足を鈍くする。それが何かすら忘れてしまっているのに怖いという感情だけが幼い理性を支配する。

「ぁ.....ひ、ぐ......」

気づけばポロポロと大粒の涙がこぼれていた。こわい、いやだ、だれかたすけて。

勇者であるはずの自分が情けなく子供、それも魔物相手の前で泣いている事実が彼女をさらに追い詰める。それに助けを求めるように更に強くルズクに抱きつくと、それがさらに彼女に情けなさや惨めさを自覚させた。

するとルズクの猫のような大きな瞳が彼女を覗き込み、そのままそっと顔を近づける。

「....んーっ」

「....ぅぇ...?..んむっ.....」

幼い二匹のサキュバスの唇が、重なる。薔薇色の粘膜と粘膜が貪り、舌先がぬるりと絡まった。ルズクの腕が姫の背中に回され、さらに強く、ぎゅっと体を抱き寄せる。

わずかに残った彼女の理性が抵抗したのは、短い間だった。

いつの間にか自分でも気づかないうちに、彼女のシルクグローブに包まれた手はルズクの背中を同じように抱きすくめていた。

触れ合った箇所から伝わる彼女の体温、鼓動、匂いが、その全てが姫の心を優しく溶かしていく。

「だいじょうぶ.....ずっといっしょだよ♪」

「.....うん....」

もし、ここから逃げられず、人間に戻れず、この姿のまま時が過ぎれば、ルズクとずっと一緒にいられるのだろうか。

そんなことを惚けた理性で考えながら、再び彼女の優しく力強い手に引かれ歩き始めた。




「私達の新しい仲間に、お姫様に、その証であるティアラを授けましょう♪」

数え切れないほど多くのサキュバス達が見守る中、クイーンはその妖艶な雰囲気を持つ冠を掲げた。その足元には幼いサキュバス二匹が仲良く手を繋ぎ立っている。

「はい、あなたの手でお姫さまにつけてあげて?」

屈んだクイーンからルズクの手に、その妖しくも美しく、それでいて可憐なティアラが手渡される。

「うんっ!女王さまっ!!...ひめちゃん、こっちきて?」

「....あ...ぁ...」

何かが頭の中で警鐘を鳴らしている、あれを身に付けてはいけない、逃げろと。

だがその場から走って逃げ出そうとする意思は、身体を拘束するようなぴっちりとした肌着の感覚や、足にふわふわと纏わりつくドレスに消されてしまう。

震える両手をブローチの前で重ねながら、ペチコートによって制限された小さな歩幅で一歩ずつ後ずさっていくしかできない。

「そんなに怖がらなくもいいの、それはあなたを立派なサキュバスにしてくれるものなのよ?」

「いや...だ....わた、し、はっ.....にんげん......」

「ひめちゃん。大丈夫だよ」

「..ぁ...」

優しく言葉に一瞬身体が固まると、次の瞬間には彼女の頭にそっとティアラが飾り付けられた。

「....あっ」

ずくっ....と胸の奥深くに何かが沈んでいくような感覚に襲われる。

琥珀の瞳の瞳孔が長く鋭くなり、眼の前にいるサキュバス達の姿がより鮮明に見える気がする。

あんなにも嫌悪感と違和感に包まれていた幼いサキュバスの身体が、それらから解き放たれていく感じがする。

「ふふっ、ふふふ....♪」

唇の隙間からうっとりとした吐息を洩らし、その妖美な快感にたゆたうように身を浸らせる。

ティアラの形状を確かめるように、妖しい手つきでそっと輪郭に指を這わせた。

「うふふ、さぁ姫。皆にお手を.....」

「はい。おかあさま....♪」

自分からルズクの柔らかい手を取り、目の前に広がるサキュバスたちの拍手へとお淑やかに手を振り返した。

その顔には不安や恐怖などと言ったものは微塵もなく、心地いい安らぎと多幸感がたたえられていた。

彼女はこの瞬間、名実ともに『サキュバスのお姫さま』となったのだった。


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