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うさぎちゃんの願い

作者: 桜うさぎ

あるところに1匹のうさぎちゃんがいました


そのうさぎちゃんはとても優しく、誰かのために何かをするのが好きな子でした


そして、内気で寂しがり屋でもありました


うさぎちゃんは、友達と遊んだり、お話したりするのが大好きでした


だから、うさぎちゃんはいつもお話の話題をたくさん考えました


そんなうさぎちゃんのことを大事な友達と言ってくれる子がたくさん出来ました


うさぎちゃんは本当に嬉しくて、学校に行くのが毎日楽しみでした


そして、苦しいとも思いました


うさぎちゃんはよく、猫ちゃんとキツネさんと3人で仲良くお話をしたりしてました


でも、猫ちゃんとキツネさんはよく二人でお話するようになりました


うさぎちゃんはキツネさん達のようにオシャレとかにはあまり興味がなかったので、混ざることが難しかったからです


でもうさぎちゃんは、2人が楽しそうにお話してるのを見ると、嬉しいと思いました


そして、3人でいるのにいつもひとりぼっちのように感じるようにもなりました


ある時、うさぎちゃんは授業で2人組みを作らなければならないことがあり、猫ちゃんとキツネさんを見ました


でも2人はうさぎちゃんのことを見ず、チームを組みました


うさぎちゃんはそれを見てひどく傷つきました


猫ちゃんやキツネさんはうさぎちゃんに早くもう一人探しなよと言って、またお話を始めてしまいました


それでもうさぎちゃんは笑ってそれを受け入れました


本当は泣きたいぐらいに悲しいのに、笑いました


そうしないと、本当にうさぎちゃんは泣いてしまいそうだったからです


でも、うさぎちゃんは2人を嫌いになりませんでした


2人は毎回遊びにも誘ってくれ、うさぎちゃんの誕生日会もしてくれます


本当は2人はとても優しい人だと知ってるからです


だから、2人組や2人席の場所でもいつもうさぎちゃんは1人で違うところに行きました


そうすれば2人が楽しく出来るんだと思ったからです


辛くても我慢しました


そして、だんだん猫ちゃんとキツネさんはうさぎちゃんは隣にいるけど、2人で話すようになりました


うさぎちゃんはそれでも平気だと思ったからです


そして、今まで3人でしていたことを、2人でするようになりました


うさぎちゃんは自分からなんども私も入れてと言いました


そう言うと2人は入れてくれますが、最後は必ず2人でしました


うさぎちゃんは辛くて、泣きたくて、でも2人がそんなことをする理由を聞くことが怖くて何も聞けませんでした


それでも、2人が悩んだ時はいつも相談に乗りました


どんなに辛いことでも一緒に考え、手伝いました


どんなに冷たく2人にされても、2人が大好きだからうさぎちゃんはどんなことでも我慢しようと頑張りました


大好きな友達のために、辛い雨(悩み)から救うためにうさぎちゃんは2人に傘をさしてあげました


そんなうさぎちゃんに2人は感謝しました


でもうさぎちゃんはずっと雨の中にいます


誰もうさぎちゃんが雨に濡れてることを知りません


だから、どうか、このことを読んでいるあなたがうさぎちゃんに傘をさしてあげてください


うさぎちゃんのような、とっても優しい子はたくさんいます


そして、優しすぎて、自分を追い詰めてしまう子がたくさんいます


だから気づいてあげてください


その子は本当はあなた達とたくさん話したいと思ってます


本当は1人にされるのが嫌だと思ってます


そして、大好きなあなた達に心配をかけたくないと思ってます


大好きだから言えないままでいます


あなたはそんなうさぎちゃんに傘をさせてあげれますか?

初めて小説を書いたので、変な文や描写が多くなってしまっています

そんな小説でも読んでくださった皆さんには本当に感謝しています

私はうさぎちゃんのような子をたくさん見てきました

だから、そんな子達が幸せになって欲しい、そういう思いで、この短編小説を書かせていただきました

読んでいただき、本当にありがとうございます

そして、どうか、この小説が少しでも貴方様の心に残っていただけたのなら、とても嬉しいです

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