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Lawless Area   作者: 吉原耕太
プロローグ
9/10

#8

 「さて、入社も確定したことだし皆を集めて写真撮影しますか。」


 「社長、三脚とかカメラとか準備してるんですか?」


 「あっ、忘れてた。ちょっと探してくるから皆を玄関に集めてきてもらえる?」


 「分かりました。」


 連の入社が決まるとウェスと陽菜はそんな話をしだした。よく見ると人が増えたり減ったりしている写真が並んでいた。その中には他のメンバーらしき人達が写っており、他にも知らない人が写っていた。そうこうしているうちに、陽菜は他のメンバーを呼びに行くらしく部屋を出ようとしていたので連も付いて行くことにした。



 蓮達は喫煙ルームやリビングのような部屋に行き、他のメンバーを探してメンバーに写真撮影の準備をするように言っていったが、寺山だけ見つからなかった。陽菜は寺山が居そうな場所に思考を巡らせると、駐車スペースに居るのではないかという結論になった。そして、駐車スペースに行くと蓮達の乗ったトヨタ・ランドクルーザーをスポンジで洗車している寺山の姿があった。

 

 「こんなに暑いのによくそんなことするような気分になるね。」


と、陽菜が言うと寺山は日課じゃけぇのうと返した。陽菜が写真撮影の準備をするように言うと寺山は分かったとでもいうように片手を挙げた。

 数分後、ウェスや他のメンバーも集まり、デジカメを三脚にセットし始めた。ウェスは他のメンバーに並ぶように言い、セルフタイマーを設定した。メンバーは適当に並んでいき、ウェスが最後に並ぶとすぐにカメラのフラッシュが焚かれた。

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