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Lawless Area   作者: 吉原耕太
プロローグ
6/10

#5

 蓮達が上の階に行くと一番階段に近い部屋で、日本人にしては身長が高い180センチ位で、寺山と同じくノーネクタイで黒シャツの黒髪短髪の目つきの悪い男と、女性にしては身長が170センチもあり金髪でスタイルが良く手足も長くてタンクトップの女がいた。その部屋は喫煙ルームなのか、部屋には換気扇が設置してあり2人は換気扇の近くで煙草を吸っていた。男は赤マル・ボックス(マルボロ・ボックス)を、女はJPSを吸っていた。陽菜が喫煙ルームを開けると煙草の臭いが充満していた。女はこちらに気が付くとおーいと手を振ってきた。

 

 「笠原さんと馬渕さんはマサからタバコもらった?」


と陽菜が聞くと、大柄な男が煙草を指で弾いて灰皿に灰を落としながら、


 「あぁ、俺らはもらった。もしかして、隣に居るのが陽菜にかかと落としをくらわせられた新人か?」


と笑いながら聞いてきた。蓮はかかと落としで気絶させられたことが恥ずかしくなり、陽菜は巻き添えをくらわせてしまったことに恥ずかしくなり、2人とも顔が赤くなった。蓮は


 「はい。西野蓮です。もしかして、俺ってもうクビですか?」


と聞くと、煙草を吸っていた女が大笑いして蓮の肩をベシベシと叩きながら


 「私らは今日みんなオフだし、クビにはならないよ。誰もそこまで時間をきにしてないしね。私は馬渕優(まぶちゆう)。こっちが笠原秀俊(かさはらひでとし)これからよろしく。」


と言って2人が手を差し出したので握手をした。

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