表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/23

第10話 冒険者ギルドの職員、ポークソテーを食す

「よーしっ! これで、食材ゲットねっ!」


「うんうん! 今日は、ディーディーが一緒だったからねー。普段よりも、簡単に済んで良かったよー。ありがとう、ディーディー」


「いいえ。私もたまに遠出しませんと、腕が鈍りますので。こちらこそ、助かりますよ。ウルルさん」


 目の前には、討伐された三頭のジュージュートン。

 それを慣れた手つきで、アルルとウルル、そして、ディーディーがそれぞれ、丁寧にさばいていく。

 その三人を見守りながら、精霊術を使ったまま、周辺警戒を怠らないのがシモーヌだ。

 今、四人がいるのは、サイファートの町からほど近い、北にある平原地帯だ。

 町の側にあるエリアの中でも、比較的、穏やかなモンスターが多い場所なのだが、その分、モンスターとの遭遇率が高い。

 もっとも、今はと言えば、ちょっと前に起こったスタンピード、いわゆるモンスター同士の小競り合いを、この区画のヌシが散らした後なので、ほとんどのモンスターが逃げ出してしまっていて、普段よりは静かになってはいるが。


 ただ、町周辺は、諸事情により、中央大陸の中でも指折りの難関エリアとなっているため、そんな状況であっても、そこを歩く冒険者は、一切気を抜くことが許されない。

 あまりにのほほんとした、精霊のふたり、アルルやウルルの態度に、思わず牧歌的な雰囲気に浸りそうにもなるが、そんなふたりですら、感覚のどこかは、外側へと向けることを怠らない。

 サイファートの町で、冒険者として暮らすというのは、そういうことだ。

 鼻歌まじりで、周辺に気を配ることができる。

 ともすれば、死と隣り合わせの状態でリラックスできる。

 つまり、肩の力を抜いて、状況に対応できるというのが、最低条件となる。


 実際、中央大陸では、広い範囲で生息している豚型モンスターのジュージュートンだが、この辺りに出没するものは、他の地域のそれとは、まったく能力が違うのだ。

 同じ名前でありながら、もはや別種の生き物? という感じで、突進の速度も全然違うし、その際に身体を魔法でコーティングしてきたりとか、三体で連携を取ってきたりなど、おそらく、並みの冒険者であれば、一頭倒すのも一苦労というか。

 命があれば、御の字というか。

 実際、周辺状況に余裕がなければ、ギルド『あめつちの手』の面々と言えども、ゆっくりと解体をしたりせず、アイテム袋に入れて、ただちにその場から離れるのが基本である。


「シモーヌさん、状況はどうですか?」


「ええ。今のところは、攻撃警戒半径にはモンスターはいないわね。一応、平原のちょっと離れたところかしら? 西の方で、小さめなスタンピードが起こっているわね」


「ふうん……はい、血抜き終わりっ! ウルルとディーディーはどう?」


「はい、こちらも終わりました」


「大丈夫だよー。それじゃあ、熱湯の用意をするねー。アルルは受け皿と吊るしの用意お願いー」


 そう言いながら、ウルルが魔素を変換して、熱湯を生み出す。

 水魔法の『ウォーターバブル』を大きめに発動。

 それに火魔法を重ねることで、空中に三つの大きな熱湯のかたまりを浮かせているのだ。一応、ウンディーネであるウルルが火魔法を使うのは、なかなか骨が折れる作業なのだが、そのくらいは問題ない程度には、ウルルの能力の練度は高い。

 一度、お湯にしてしまえば、後は水魔法の範疇なので、コントロールもしやすい、というわけなのだ。

 その間に、アルルがジュージュートンの足に、ロープを繋いだ鉤を打ち込んで、そのまま、近くにあった丈夫そうな樹を使って、逆さに吊るしていく。

 あっという間に、三頭のジュージュートンが逆さ吊りになって。

 

「いいわよ、ウルル、そのままやっちゃって」


「はいはーい。ちょっとだけ熱湯に浴びせて……はーい、毛の部分だけ、『ウォーターカッター』で、っとー。はい、おっけーだよー。後はどんどん進めちゃおうねー」


「いつもながら、すごいですね」


 ふたりの手際を感心しつつ、ディーディーは頷く。

 毎週の太陽の日は、冒険者ギルドはお休みである。

 そのため、ギルドの事務担当のディーディーも、たまのお休みを使って、他の冒険者と一緒に、町の外で活動させてもらっているのだ。

 今日は、『あめつちの手』の三人が、食材を採りに行くというので、それにご一緒させてもらったのだが、やはり、この町の冒険者はすごいと痛感させられる。

 一応、ディーディーも事務職ながら、元は王都の冒険者だ。

 それなりに、有名ではあったし、実力もあったつもりではあった。

 だが、この町に赴任して以来、自分もまだまだだったと思わせることばかりなのだ。


 この、倒したモンスターをさばく、ということをひとつ取ってもそうだ。

 王都だと、冒険者ギルドにも、肉をさばいたりする専門の業者が入っており、そのために、冒険者もアイテム袋で、そのまま、何もしないで運んでくるというのが多い。

 だが、それだと、やはり、肉質はいまひとつになってしまうのだ。

 倒した直後に、どう処理するかによって、大きく味の差が左右されるというのは、ディーディー自身、サイファートの町に来てから初めて知ったし。

 アイテム袋が、こと食材に関しては、万能ではない、ということも、だ。

 王都では、モンスターの肉に関しては、未だにそこまでは配慮がされていないのだ。

 この、わずかな食材の状態の差で、買取が大きく変わってくるというのは、この料理の町ならではの話と言える。


「どう? ディーディー、終わりそうー?」


「そうね。こっちは終わったから、手伝おうか?」


「あ、はい。すみません、お願いします」


 ふと気が付けば、ふたりの方は処理を終えていた。

 別に、ディーディーも考え事をしながらも、手の方はテキパキと動かしていたつもりなのだが、それでも、ふたりの早さには全然敵わない。

 純粋に、これは経験の差だろう。

 そして、ふたりの言葉に素直に甘えるのも、解体にあまり時間をかけられないから、という事情がある。

 ここは町の外であり、悠長なことをしていられる場所ではないのだから。

 変なプライドは捨てて、お願いするのが一番なのだ。

 そんなこんなで、ふたりに手伝ってもらって、あっという間に、解体作業が終了する。


「はい、それじゃあ、そろそろ町へと戻りましょうか。今日のところは、これで十分でしょうしね。ルート取りは私がやるから、三人ともついてきて」


「ちょっとシモーヌ、まっすぐ帰るんじゃないの?」


「ええ、ちょっとだけ、東の方に迂回するわ。その方が安全だから」


 精霊術を使っている時のシモーヌは、その索敵範囲がかなり広くなるのだそうだ。

 視界に入っていない部分も含めて、かなり広範囲で、モンスターの位置や状況が把握できているため、そういう意味では、彼女の言葉は信頼できる。

 シモーヌが危ないと言ったら、そちらには厄介なモンスターがいる、ということだから。

 もっとも、そのモンスターを倒せないというわけではなく、今、さばいた食材をいち早く、持って帰るため、というのも理由のひとつなのだろうけど。

 アイテム袋に入れている時間が長ければ長いほど、味が落ちるのだ。


「じゃあ、早く帰ろうよー。今日は、塔のお店の営業日だしねー」


 ウルルの言葉に他の三人も頷いて。

 そのまま、町へと戻るのだった。





「おーい、ディーディー、準備できたか?」


「ディーディー姉。遅いですよー。早くお店に入りましょうよ」


「はい、お待たせしました。マスターに、ワーグ。と言いますか、一応、時間通りのつもりだったんですが?」


「はっはっは。ワーグのやつ、今日の『お試しメニュー』に興味があるんだと。噂ネットワークでも言われてたが、今日はコロネが担当みたいだしな」


「ええ! 新しい味のプリンですって! プリムさんがそう触れ回っていましたから」


「ああ……なるほど」


 今日は、冒険者ギルドの夕食会だ。

 たまに、この町のギルドマスターでもあるドラッケンが、おごりで職員を招待してくれるのだ。

 というか、普段、仕事を逃げたりする分のお詫び、という意味もあるわけで、正直、ディーディーとしては、定期的におごってくれるよりも、日々のお仕事をしっかりとやってほしいというのが本音ではある。

 もっとも、ドラッケンもサボり癖があるだけで、悪い人ではないので、仕方ないとも思ってはいるが。

 スキンヘッドで豪快な感じで、いかにも身体が動かすのが大好きという感じのマスターだ。そもそも、書類仕事が向いていないのだろう。

 一方、横でにこにこしているのが、同僚で後輩でもある、ワーグだ。

 一応、ディーディーの知り合いの子供でもあり、姪っ子というか、年の離れた妹というか、そんな感じの付き合いになっている。

 実際、ワーグが受付とかのお仕事をしてくれるようになってから、自分の負担がかなり減ったわけで、助かっているし。

 その分、マスターの逃亡がひどくなったので、トントンとも言える。


 さておき。

 これで、三人が揃ったので、お店へと足を踏み入れる。


「いらっしゃいませ。ドラッケン様、ディーディー様、ワーグ様ですね。こちらのお席へどうぞ」


「よう、コロネ。三人とも、頼んでおいたメニューを頼む。あー、それと、ちょっと小耳にはさんだんだが、『お試しメニュー』、新しいプリンなんだって?」


「あ、はい。本当は、当日まで内緒なんですけどね。作っているところを、あの人に見られてしまいました、と言いますか。まあ、それは仕方がありませんが、とにかく、今日は定食メニューそれぞれに、デザートとして、そのプリンが付きますよ」


 まったく困ったものです、と給仕服姿のコロネが苦笑する。

 何でも、試作を作っている最中に、プリムがやってきてしまったのだとか。

 後は、隠すのを諦めたのだとか。

 ちなみに、パティスリーの方は、塔の営業日である、水の日と太陽の日はお休みだ。

 代わりに、コロネたちも塔で給仕をしているので、その日メニューに載っているお菓子については、塔のお店で食べられるようになっている。

 オサムのお店の営業の時は、他の料理人がサポートする。

 その辺の流れは、昔から変わっていないのだ。

 やっぱり、このお店の営業を楽しみにしているお客は、それだけ多いということでもあるし。

 何より、定期的にイベントもあるので、そういう意味で、ちょっとしたお祭りという感じでもある。


「では、少々お待ちくださいね」


 そう言って、コロネが厨房へと戻るのを見送って。


「そう言えば、ディーディー、今日も外に行ったのか?」


「はい。アルルさんたちに同行させてもらいました。ジュージュートンを三頭仕留めましたので、一頭は私の取り分でいいそうです。ですので、来週の太陽の日は、私がごちそうしますよ」


 さっき、仕留めた分のお肉は、『あめつちの手』の三人と一緒に、オサムのところに卸してきた。

 太陽の日は食材持ち込みで、料理をしてもらう日のため、こうしておくと、次の週か、更に次の週に、その食材で作った料理が食べられる、という寸法だ。


「ほんとですか!? ありがとうございます、ディーディー姉」


「おっ、そいつはうれしいな。そうかそうか、だが、豚かあ……」


「マスター、何か問題でも?」


「いや、すぐにわかることなんだが……おっ、もうできたのか、早いな」


 微妙な表情を浮かべているドラッケンに、おや? と思っていたら、そこへ、頼んだ料理を持ってきたオサムが立っていた。

 黒いコックコートを着た、この店の店長だ。


「お待ちどうさま。ポークソテー定食、三人前な。今日は、パンがいいってことだから、そっちを持ってきたぜ」


「ああ、すまないな、オサム」


「それじゃあ、ごゆっくりどうぞ。後で、デザートが出るからな。食べ終わっても帰らないようにな」


 そう言い残して、お店の店長は笑いながら去って行った。

 そして、ディーディーも、その目の前に置かれた料理を見て、ドラッケンの態度に納得する。

 三人の前に置かれたのは、ジュージュートンを使ったポークソテー定食だ。

 炒めた玉ねぎをベースに、ピクルスを入れたソースがしっかりと焼いたお肉とよく合う、この店の人気メニューのひとつだ。

 サラダは、千切りしたにんじんで作った、シンプルなラペ。

 スープは貝のクリームスープだ。

 それに、この塔の一階にあるパン工房で作られる、白い小麦粉で作ったパン。

 定食メニューの中でも、定番となっている組み合わせだ。


「つまり、マスターもジュージュートンを持ってきたというわけですか」


「ああ。しまったな、食材がかぶっちまったぜ。俺は、ジュージュートンを使った料理が好きだから、それでも構わないんだが」


「あ、わたしも大丈夫ですよ、ディーディー姉。豚肉のお料理って美味しいですもん」


 毎週食べても飽きません、とワーグが笑う。

 それに、ディーディーも頷いて。


「ええ、そうですね。私も好きですから。来週は、他のメニューをお願いすれば、特に問題はないですね」


「ふぅ、そいつは良かった。それじゃあ、食べようぜ」


「はい。今日のお恵みに感謝を」「いただきまーす」


 食事の前のお祈りもそこそこに、さっそく、にんじんのラペ……サラダからだ。

 ドレッシングと呼ばれる、ちょっと酸味のある調味料にあえて、千切り状態のまま、しんやりとしたにんじんだ。

 噛みしめると、シャキシャキとした食感ながら、ドレッシングを含んだにんじんが少し柔らかくなっていて、それでいて香ばしくて美味しい。

 普通に生のまま食べるより、ほんのりした甘みが強くなるというか。

 スパイスの黒こしょうも効いていて、ちょうどいい刺激もある。


 そうしてから、貝のクリームスープを食べる。

 小ぶりの貝で、オサムの故郷の名は、あさりと呼ばれるものらしい。

 殻のままで調理した、このスープも、クリーム風味で、一緒に煮込んだ野菜から出た旨みと、貝のスープが一緒になって、何とも言えない深いコクが生まれている。

 わずかに残る潮の風味が、すっきりさせてくれている。

 ポークソテーを食べる前に、口の中を整えてくれるというか。

 お肉の楽しみを広げてくれるような、そんなスープだ。


 さて。

 いよいよ、本題のポークソテーへと取りかかろう。

 あめ色に炒められた玉ねぎのソース。

 ジュージュートンのお肉から香ってくるのは、肉を焼く時に使われたであろう、バターのわずかに焦げた感じの香ばしい匂いだ。

 お肉はきれいな焼き色がついていて、それでいて焼きすぎていないため、中心部が一筋のピンク色が残るような、そんな感じだ。

 前に、オサムから聞いたのだが、豚肉を美味しく食べる、ギリギリの焼き加減というものがあるのだそうだ。

 安全のため、生食はできないが、だからと言って火を通し過ぎると、肉汁が抜けて、味が落ちてしまう。

 そのギリギリ。

 それを見極めるのが、大切なのだとか。

 ポイントは、軽く押しても、肉が跳ね返るくらいがいいらしい。

 町の外で料理する時は、覚えておくといいと教わったのだ。

 そういう意味では、このポークソテーは、きれいな焼き加減を保っているのだろう。

 フォークを刺した時の感触、ナイフを入れた時の弾力が、それを物語っている。

 口に運ぶ前から、切り分けている時から、その香りと、触感がもうすでに美味しそうだし。


 そうして、やっと、ポークソテーを口へと運んで。

 思わず、その味わいに笑顔になる。

 口にした瞬間に、玉ねぎのソースの旨みが。

 そして、肉を噛んだ時の歯切れのよい食感。

 あふれ出る肉汁と、その肉汁すらも使われたソースが、口の中で一緒になった時、幸せの味となって、ゆっくりと溶けていくのだ。


「ああ……美味しい」


 この肉汁のソースは、白パンともよく合うのだ。

 ポークソテーを一口食べて、パンを食べて。

 時折、パンにソースを付けて、それだけでも十分に、豚肉の旨みが堪能できるというか。

 添えられたピクルスも、いいアクセントになっている。

 また、豚肉をより美味しく感じさせてくれるのだ。


 ふと、ドラッケンやワーグに目を遣ると、幸せそうに、ポークソテーやパンを頬張っている。

 ああ、まただ。

 どうしても、このお店で夕食会をすると、食べることに集中してしまう。

 会話とかは、この味の前には吹っ飛んでしまうのだ。

 まあ、それが悪いことでもないのだけれど。


 結局、それぞれが、美味しいとか、感嘆の声をあげる以外は黙々と食べ続けて。

 ひとしきり食べ終わった後で、ようやくお互いを見つめて。


「いや、今日も美味かったな。俺、パンをいくつ食ったか覚えてないな」


「お皿に残ったソースがパンと合いますもんね。残したらもったいないです」


「そういえば、今日は、デザートがあるって言ってましたよね?」


 三人で、取り留めのないことを話していると、また、コロネがプリンを持って、席の方までやってきた。


「お待たせしました。本日の『お試しメニュー』のみたらしプリンです」


「みたらしプリン、ですか?」


「はい。鬼人種さん向けの、甘じょっぱいプリンですね。ようやく、そっち向けのお醤油ができましたので、試しに作ってみました。まあ……抹茶プリンの時もそうでしたけど、こういう和風のプリンは好みがありますので、忌憚のないご意見を頂けますとうれしいですね」


「へえ、醤油を使ったプリンってか?」


「そんなものまで作れるんですねえ」


「これからも、色々試してみますので、ご協力よろしくお願いしますね」


 そう言って、コロネが立ち去った後で、ディーディーも、そのみたらしプリンを一口食べてみた。


「あ……これは意外と……」


 美味しい。

 確かに、鬼人種たちが好みそうな味だ。

 少ししょっぱい味がするんだけど、プリンの甘さとぷるぷるした食感も生きていて、これは確かに、面白いけど、美味しい味だ。


「ああ。プリンと言われると、少し違う気もするが、これはこれで美味いな。甘すぎるのが苦手なやつとかにはいいんじゃないか?」


「やっぱり、プリンはすごいですねえ。何でも、プリンにできそうですよ」


 三人が三人とも、どこか感心したように頷いて。

 残りのプリンもゆっくりと味わいつつ。

 そんなこんなで、冒険者ギルド員たちの夕食会は過ぎていくのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ